激変の予兆!ストックフォト契約作家の悩ましさ

タイトル『面影・生きてこそ』より


明日から『老人』>
今日11日、一般的にはお盆休み2日目という事で昨日あたり帰省して実家でわがまま放題ゆっくりのんびりされている方、また最大9日間という大連休を利用した家族総出での豪勢かつ有意義な旅行三昧というご家庭もそこそこあるでしょうか。ただ現在日本の南にある大型の台風10号が目下西日本をめがけて邁進中という事で相当な注意が必要です。

予報では早いところで14日辺りから、もしかすると16日にかけて関東や東北地域広くその暴風雨に見舞われる公算が高いとの事。鉄道、空路、高速道路など各種インフラへの影響が懸念されます。無理をしない行動を是非とも心がけて頂きたいと思います。

ところで今日11日ですが実はもう一つ大いに意味のある日になります。手前味噌で恐縮ですがまさに今日この日、実は私の50代最後の日なのです。明日から遂に『老人』と一線きっちり区分けされる歳60代がスタートします。令和元年ならぬ老人元年と言いますか、人生を3ステップで分けるとすれば最初が成人へと向かう形成ステップ、そして責任が伴う社会牽引時代のおよそ30年を経て残すは最終ステップ『老化衰退期』に突入する事になります。

取り敢えずはそれでも私の場合はまだ元年なのでそれほど自らの衰えを強く感じる場面は少ないですが、それでも若い頃のような過激な運動の是非や身体の所々にガタがきている事は承知していて、多方面大小なり持病を抱える人はそれなりにいらっしゃると思います。たとえば今盛んに言われる『糖尿病』『癌』です。

糖質過多がもたらすそれは下手をすると命にも関わる疾患と永らく言われていますが結構人は日頃から無頓着であり過去からの喫煙に暴飲暴食癖はそのままにある日突然具合が悪くなって告知される、そんなものです。このところのメタボ体質の急速な増加傾向からはいつか訪れるであろう不幸な未来を暗示しています。来たる『ステップ3』のより多くの時間を豊かに過ごせるよう皆さん今こそ節制しましょう。と、やや自身の嘆き節にも聞こえますが。


ストックフォト絶え間ない変革と翻弄>
ところでここ長らく続くストックフォトシステムにも時代の変化によって様々ステップその販売方式は幾度となく様変わりしてきました。まず大判ポジフィルムによる貸し出しに始まってそれが35ミリ版サイズになりデジタル技術の向上で一時をCD−ROM販売、後の大容量サーバーを中核とするダウンロードタイプへと移り一部の巨大化した総合エンジェンシーの突出によって小規模店が撤退を余儀なくされると今度は突如常軌を逸した低価格帯業者(マイクロストック)が大量出現。

2011年3月に発生した東日本大震災後の混沌とする国内の衰弱期を好機と捉え販路を拡大、経費節約とばかりに今や大手企業ですらその大舞台で平然とマイクロクトック素材の利用が目立つようになりました。そこでえらく困ったのが自身も含む世のストックフォト契約作家プロ集団の面々です。売り値が5分の1(単品売り)、10分の1(まとめてのサブスク)であれば条件によってはギャラの比率はそれ以下であり、この調子が続けばまともに食っていける筈がありません。受け持つジャンルによっては当然離脱組も出てきますし大小なりとも全くもって代理店第一主義たる不条理甚だしい境遇へと作家陣が大挙して追い込まれているのは明らかです。


アマナイメージズプラスの本気度>
数回前辺りのブログ記事にも少し書いたと思いますが、国内唯一の3大フォトエージェンシーですら世の常別途そんな低価格帯素材(マイクロストック)部門を併設しています。通常ならサイトを分離してそのターゲット層を分ける戦略をとる訳ですが、今や国内最大手のあのアマナイメージズさんがこの度大胆な手法に乗り出しました。安売りマイクロ系素材と従前の高級路線系を一つのサイトに合体させたのです。既にご承知の『アマナイメージズプラス』がそれです。

私の作品も既に新たなそんなサイト上にアップされ販売が正式に開始される中、現時点では今のメインサイトに当たる『アマナイメージズ』でもこれまで同様並販されている状況ですが、近い将来新設のプラスサイト側に移行され販売チャンネルの全面的な統合刷新が行われるのではないかと想像します。

また、今の各社時価相場も勘案してか残念ながら幾分か売り値が引き下げられました。売り上げがこれまでと同じまま何も変わらなければ単純にマイナスであり預ける側は更に厳しい状況に置かれる訳ですが、ただ反面これを機にトータルとして上下層満遍なくより多くの眼に触れる機会が与えられたとすればむしろかつてない絶好の機会を得たとも言えます。そもそもマイクロストックなどの低価格帯は数が捌(は)けてナンボのシステムであり売れている人で月販が数百点単位といわれる稼ぎ頭もザラに存在する世界でもあります。

社会のルール常識が安値多売にシフトしているのであれば遅蒔きながらもアマナイメージズさんが新たに挑む今回のビッグチェンジの成功は今後各々契約作家の窮地を救う救世主たる大きなウエイトを占める筈です。少なくとも私はそう信じたいです。いずれは他社さんも似たケースで追随してくる可能性があり、さて、大胆とも思えるアマナイメージズプラスを主体とする大変革が内外ストックフォト業界全体の今後の流れにどのような影響を与えていくのか期待を以って見守りたいと思います。


実を言うと上述以外で守秘義務上お話しできない部分がありまして、ただ、さほど先ではないと思いますが公開可能になりましたらその時点で当ブログで大々的に発表したいと思います。下請けとされる契約作家はいつの時代も往々にして弱い立場であり誠に悩ましい限りです。若さゆえの発想力が物を言うただそれだけを以って社会を渡っていけない現実をこの60歳を境に改めてつくづく感じます。『老化衰退期』の尽きるまで「負けない」ただそれだけを信条に今後も尚も頑張って世が求める『欲しい素材』を1点でも多く生み出していきたいと思います。老人元年万歳!


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