欲しい秋素材と聞けば今が旬!

タイトル『白川郷・麗しの秋』より


どうなる日韓関係その後>
長い長い梅雨の時期がようやく終わりを告げて今日は8月2日、昨年同様『猛暑』が日本各地で今まさに猛威を振る状況です。確か今日あたりがそのピークらしくお盆が近づくにつれて徐々に最高気温の数値が下がっていく予想が出ています。しかしながらそれでも常に日中は30度を大幅に超える訳なので迂闊には過ごして居られません。熱中症対策はこまめに行いましょう。

そう言えば本日、今般やたら揉めに揉める日韓関係の最中遂に日本が韓国を貿易優遇制度『ホワイト国』から除外したという正式な閣議決定がなされました。兵器転用可能なフッ化水素系原料の横流し疑惑がその最たる理由になりますが、韓国政府は断固そこの疑惑を晴らすつもりはなくむしろ概ね確信犯なので都合が悪い訳です。ただ一方的に上から目線で『撤回』の2文字を振りかざせば日本政府が言う事を聞くとでも思っているのでしょうか。

この調子で両国関係が推移し続ければ日米韓3国が取り決めた軍事包括的防衛網『GSOMIA』での日韓連携が蔑ろにされてその隙をついて北は勿論中国やロシアに不利益な侵攻を許す事にもなり兼ねません。まさか同時進行する極度の経済低迷も手伝って韓国内に於いて突如大規模な軍事クーデターが勃発する恐れさえも感じてます。一応私の備忘録としてこの事をここに記しておきます。


紅葉風景一人勝ち?の極意>
さて、話を変えてストックフォトに話題を振りましょう。今は真夏始まったばかりとは言え広告業界では既に『秋』素材のチェックに余念がないおおよそその時期の旬を迎えたと捉えていいでしょう。現在のネット広告の盛んな状況を鑑みて確かに紙媒体目的の需要は減っているもののそれでもある一定数の業界やその宣伝手法はそれなりに健在であり、私など今もラージサイズの売り上げは小サイズに混じって半々程度あります。

問題はお客様の極端な減少(マーケットのシュリンク)の影響から月の販売数並びに少額ものの増大、少ないユーザーの奪い合いが顕著となり常に不安定な現状が繰り返され続けている事です。秋といえば『紅葉風景』と一般には考えがちですが、そんなものはそれだけでもうとっくに数億点は下らないほどに在庫され買う側にすれば質がどうのこうのの観念などもはやどうでもよくなっていると思われます。

要は目立ったもの勝ちであり、秋ジャンルにも様々あって人物との掛け合わせに秋の料理メニュー、小物風物詩、秋祭りやその時期ならではの多種イベント関連、背景に適した別途秋イメージたるイラストの数々、純粋な風景写真はそのほんの数%にも満たない極少カテゴリーに違いありません。そうと分かってさて、その分野で如何にしっかり食い繋ぎ生き残るかと言いますと、そこは何と言ってもどの業界業態がどのような場面かたちで利用したいと考えるかの詳細を確実に掴んだ上で必要な現場に向かい絶えず高確率のタイミングで撮影に挑めるかに掛かってくると思います。

そして第二にその幸運な被写体をどれだけのセンスを持って表現し得るかも重要でしょう。漠然と紅葉した葉っぱをピントぴったり撮れていれば良いという問題ではありません。常に使う側の気持ちに立って画面構成する事が大切です。コピー挿入の云々しかり情感の漂わせ加減、新鮮さを醸す見栄え新しさ、また技術面で当然と言えるのが色域への知識と相まった編集の最終工程を経ての完成度は外せません。

厄介な色調『赤』>
カメラマンの中には印刷など一切考慮せず彩度を目一杯上げて画質(画像データ)を破綻させている人を多く見かけます。RGB形式の現場で利用される分にはまだマシですがこれが紙媒体であればCMYKでインクとして色分解される条件上ある色域だけが飽和して使えないという苦情は少なくないと思われます。今だと原版入稿はカメラマン側自らが行う事も多く、編集ソフトの初期設定ミスで印刷後の色がくすんでいたり暗く潰れていたり納品期限が迫る中えらい騒ぎになります。

私たちストックカメラマンは実質販売代理店に丸投げなのでその点を事前に十分考慮出来なければ真のプロとは言えないでしょう。今回のテーマ『秋』ですが、赤や黄色は特に注意する色調です。特に赤の飽和点は狭くモニターのタイプによっては気が付かないまま再現域をやたらはみ出てしまう事が多いです。撮影記録の形式が仮にRAW(ロー)データだとすると色域はふんだんに確保されているので同様の色域を持つAdobeRGBを再現するそんな編集モニターを利用していればその飽和点に気づきません。印刷時は大概がやや色域の狭いsRGBを限度基準としておりうっかり飛び出した赤の領域がくすんで潰れた挙句被写体のディテールすら失われる事は多々起こり得ます。

ここで偉そうに解説している自分も以前はその辺が無頓着で結構な数周りに迷惑をかけた経験がありました。最低限学べる事は是非習得しておく事をお勧めします。上掲画像は以前秋たけなわの長野奥飛騨方面を訪れた際に立ち寄ったユネスコ世界遺産でも有名な『白川郷』でのショットです。稀な藁葺き(わらぶき)屋根の修繕作業に出会えて本当幸運でした。

現在ですが、昨年撮影の最新秋素材を現在急ピッチで編集しております。近々皆さんにお披露目できるかと思いますのでご期待ください。このところ数年ほど実写動画をサボっていましたがこちらも少し志向を変えてチャレンジしたものがあります。静止画合わせてその新たな活路を見出せるか、兎に角も令和元年『勝負の秋』と宣言しておきましょう。


→DEGIGA.JPサイトでタイトル『白川郷・麗しの秋』と『山河秋彩』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトでフィーチャーセレクトページ『秋セレクト』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトで動画タイトル『秋踊る』と『Autumn Stream』をチェックする。

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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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