つい先日、ユニクロ社長の柳井氏が全世界地域での統一賃金制導入を声高に宣言したばかりですが、果たして可能なのか疑問は残ります。
が、しかし多くの企業(業界)でそんな事態に突入したならば、今の私の置かれた状況から鑑みて間違いなく低賃金で働かされる側に廻されるでしょう。前述の柳井氏はこうも付け加えます。「近い将来、年収が100万円組と1億円組に二極化した究極の賃金格差時代がやって来る」と。
年収100万円程度では保険料や消費税の類いのおおよそ義務化された大半の支払いが困難になるのは勿論、衣食住に最低限必要な生活必需品に至る多くの購買さえもが困難になります。これだけ経済活動が成熟し供給物資がもはや飽和している現代社会に慣れ親しんでいる優雅な国民が、欲を捨てて年収僅か100万円で暮らしていけるのでしょうか。
少しでも有利に事を運ぶならまず自分に適したスキルをより多く身に付けて、それを必要としている分野に他者よりもいち早くアピールし有効活用していく他ありません。ただし敵(ライバル)はその時点で五万と居る訳で、最後にはその人なりの希少価値が問われてきます。
如何に人と違う強みを発揮出来るかは分かりませんが、その時々の行動で得られるタイミングや出会い、運に任せるしかないと私は考えます。
最近のストックフォトビジネスは苦境に喘いでいます。売り切り画像や動画の氾濫がもたらした代償は余りにも重く、一度手に入れた画像コンテンツの大半は非合法で広範に拡散し、出廻った先ではそれを更にかき集めて陰で無料配布する輩もはびこります。守られるべき制作者の著作権などはもはやズタズタ、新作を増やしても反応が鈍いといった現象がここしばらく続いていて、同時に価値観も急落していく始末。
かつて1点が数万円で取引されていた筈の質の高い画像でさえここ最近は数千円、いや使用形態によっては数百円台にまでその価値は下落し続け、もはやマイクロストック同等の価格帯にまで近づいた気がしてなりません。「価値観の破壊」は、長引くデフレ不況の中で通信ネットワークの利便性、PCや撮影機器の進化、関連簡易アプリの大量出現によって急速に進行していったと思われます。
数十億円の金銭価値を持つゴッホやルノワール等々の高級絵画が突如数万円で売られてしまったぐらいの衝撃的な事態を連想します。
今後更に価値の希少性が危ぶめば、これだけを以て「作り手の有利なスキル」とは到底言えないでしょう。将来訪れるであろう過酷な100万円生活(死活問題)に陥らない為にも、より効果的な有効手段を早急に講じなければなりません。
前回書きました「副業」なんて呑気にやっている場合ではありません。私自身、本業の強化に全力を挙げる所存です。
コメント
ストッくん
ところで、うちのマックからdegiga.jpにここ経由で行こうとしたら
ウイルスバスターから「このWebサイトは、安全ではない可能性があります」と出てしまいました。こんな健全な文章かく人のサイトなのに…
なんでだろw
2013/05/03 URL 編集
デジ画職人
ウイルスバスター云々とは、一体何ででしょう?
過去のコメントにはそういった警告のお話はありませんでしたし、
ジャンプ時、最初の一発目なんかに「警告」が出る場合があります。
過去に私も経験があります。
ご使用ブラウザ内のセキュリティ設定の関係かも知れませんね。
私のサイトは全く安全です。
専門職支援会社のバナーが一つ張ってあるのですが、それが反応した原因という事も考えられます。
特に変わった現象はこれまでに発生していません。勿論苦情も皆無です。
取りあえず一度お越しになってみてください。
また、何かご質問等がありましたら何でも結構です。遠慮なくお尋ねください。
お待ちしております。
> 初めまして。最初からザッと読ませてもらいました。
> ところで、うちのマックからdegiga.jpにここ経由で行こうとしたら
> ウイルスバスターから「このWebサイトは、安全ではない可能性があります」と出てしまいました。こんな健全な文章かく人のサイトなのに…
> なんでだろw
2013/05/03 URL 編集