お陰さまで100投稿を達成!

SNSメジャーな方々にとっては100回の投稿なんて大した事無いかもしれませんが、遂に3桁に突入した我が身としましては取りあえず何とも言えぬ達成感とやらがこみ上げております。とにかく他愛ない私のブログに何度となく足をお運び頂いた皆様には心より感謝申し上げる次第です。100回の節目を今後の更なる活力の支えにして頑張ってまいりますので何とぞよろしくお願い申し上げます。

ところで、前回まで二話ほど書き綴っております「売れるを分析してみる」ですが、今回は多少視点を変えて考えてみたいと思います。どうしてもストックフォトに作品を預ける側から多くを勘ぐってしまう事が多い訳ですが、それでは作品を預かる側はどうなのか、日頃どのようなモチベーションでセレクトがなされているのかなどを勝手に推察してみる事で、果たして作家にとっての有益な答えの一端に迫れるのかを試してみます。

預ける画像にはご存知の通り色々ジャンルがある訳です。風景、人物各種、料理、CG全般、その他多種多様な表現方法も駆使しつつ作家は栄光のゴールに向かって日夜奮闘している訳ですが、めまぐるしく変化し続ける市場環境のこのご時世ですから一様に解決策がある訳ではありません。

いい手が浮かんで実践出来たとしても代理店に持ち込んでセレクトされた数が余りにも少なく理不尽な扱いをされた苦い経験の持ち主も数限りなくおられるかと思います。

何と言ってもセレクトする側が結局有利な訳で、預ける側はそれに従うしかないのです。その都度一々抗議でもすれば忽ち相手にされずある日突然、退会を迫るお達しが届くかもしれません。なのでここは出来るだけ穏便にことを運びつつ相手の出方を事前に探るというのが懸命でしょう。

多分ですが、セレクトを担当する方は一人ではないと思われます。まず各作家担当を受け持つ方が直接セレクトに関わってきますし、ある程度のところで同部署の上司もしくは同僚と相談などを経た上で最終判断するというのが一連の流れになるのでしょう。

作家担当者の多くは私の場合女性が殆どで、キャリアの浅いいわゆる新米さんもいます。なのでどのような狙いで判断しセレクトされているのか、作家側がらすれば不安極まりない訳です。確かに有名美大の出や写真学校、広告デザインを深く学んで来られた優等生且つ選ばれしエキスパートたちだとは思いますが、何しろ当人たちの顔が見えないのがたまにきずです。

しかしながら、各代理店の方向性はそこから透けて見える事があり、唯一見逃してはならない部分であり今後の戦略にも有利に働く筈です。今や自動化されたサイトの上ではコミュニケーションが希薄な作家と担当者の間柄で寂しい限りではありますが、ここはひとつ気持ちを切り替えるしかありません。

なので上述の「代理店の方向性」をしっかり踏まえて作品づくりに取り組まねばこれからもずっと極小セレクト数のままでしょう。

都市風景や人物・桜・紅葉など既に工夫を凝らした作品群が大量に確保されている状況下では、もはやどんな手を尽くしたとしても多くのコマを預かってくれる確率は極めて少ないと思われます。例え預け入れ出来たとしても無数の渦中に埋もれてしまうのがオチです。

今、担当者(代理店側)が欲している画像は何なのか?自身で出来うる可能な作業で敵うものは何かを探ります。前々回のお話に出ました「RM(ライツマネージド)」に切り替えて預け入れることも有効です。他社には無い自社オリジナルになるので担当者の好感度は少なからずアップする可能性は大であり、たまたまデザイナーさんがこの手のRM画像が無くて困っていたかもしれません。

するとしばらくして担当者さんからメールないしは電話で連絡が入って「この間入れて頂いた作品が品薄なのでもう少し制作してはもらえないでしょうか」と来る。勿論私自身ももっぱら経験済みです。まずはこの辺を試してみるもの一案ではないでしょうか。

それと当ブログを見られている大半がマイクロストックをやられている方かもしれませんが、これも思い切ってアマナさんやアフロさんなど大手代理店に預け入れするのも面白いかもしれません。スマホやガラ携で撮影した安易な画像ではなくちゃんとしたレンズを装着したデジイチを使って捉えた高品位作品(長辺5000ピクセル以上)であればノイズも少なく大型印刷にも耐えうるのです。担当者さんはその辺りもしっかりチェックしている筈です。

そんな関わりから最初の入口でも担当の方とは会話も弾み聞き出せる情報も結構多い筈ですし、自分が今後何を作るべきかも自ずと明確になってくるやも知れません。駄目もとチャレンジを是非おススメします。

ただしマイクロストック預け入れ作品のコピーやバリエーション応募は絶対やらないでください。後で大問題に発展してお客から多額の賠償を請求される場合があります。あくまで撮りおろし処女作に限ります。それと人真似も自重しましょう。マイクロ作家さんの中には思いのほか著作権ビジネスを軽く観ている方が居ます。

この業界、実はしっぺ返しが非常に怖〜いところなのでお見知り於きくださいね。

今回も相変わらず良く解らないまんまで終わりますが何とぞお許しください。でも気分転換にはいいかも。次回101回目もそれなりに書きたいことを適当な文体で懲りず綴ってまいりますのでご期待ください。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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