猛暑酷暑そして台風直撃＞ここずっと７月中旬辺りから続く猛暑、所によっては４０度越えの酷暑日があったりと酷いものです。茨城県央地域はそれでも多少気温が下がった気配もしますが、それはあくまで今まさに沖縄から九州と停滞気味に猛威をふるい続ける台風６号から流れくる雨雲のお陰かも知れません。
厄介なのはその後新たに発生した台風７号が関東直下およそ近海から真っ直で北上しつつある事です。この予想が的中すれば先１４日から翌１５日にかけてもろ直撃の恐れも出てきました。私の住む地域はそれでもまだ地盤は平らで硬いらしく、山沿いと比べてはそれほど恐れるに足らない訳ですがそれはあくまで降水量であり流石に６０メートル級の突風には他所同様に脆弱でしょう。
実は私も還暦を過ぎて早いもので既にそこから４年が経過、この８月で６４歳を迎えます。という事から去る５月に年金支給の手続きに必要な申請書が届きました。一時厚生年金に加入していた時期もあり『特別支給の老齢厚生年金』（正規年金額の３分の１程度）という形で一年前倒しされます。早速必要事項を書き込んで最寄りの年金事務所に持ち込むまでの準備万端は良いのですがその届け入れる予約日が台風直撃の恐れとほぼ重なっており、その真っ只中となれば状況によっては申請を遅らせる場合も出てきました。
まあ自家用車で向かえば多少の強風や雨脚にも絶えうる訳ですが、できれば自転車で出かけたいと考えています。自宅からですと大体１時間半を想定していますが数日前の早朝スタートで運動も兼ねて実際に同様のコース取りで試験走行してきました。その日の気温は朝早い事もあって行きは３０度を下回っており良い感じの涼しい風が絶えず吹いてそれほど危険は感じませんでしたが、折り返しはそれでも３２、３度はあったと思います。
仮に台風７号が西寄りに大きく逸れて予想通りカンカン照りを想定した場合ですが流石に日中正午を挟んだ自転車移動は酷と思います。という訳で今回の本題になります上掲画像のこの
冷感インナーキャップの存在は欠かせません。数日前に大手通販サイトの
Amazonに注文を入れ届いたのが８日、一応ブログで勝手なご報告がてらそんなどうでも良い記事を今まさに書いている所です。
電気要らずの高性能＞
最近ですとYouTube動画でおおよそ登場するのが
ネッククーラーなる電気じかけの首に掛ける冷房器具ながら紹介者たるユーチューバーの多くはどの製品についても大した評価はしていませんでした。実際その映像なりを観察するに思いの外低性能と言いますか観た中の何種類かの製品全てで不満点が多すぎます。ほんの一部しか冷えない、価格が３、４万と高額、嵩張る、結構重い、バッテリー保ちは標準使いで２時間程度、首だけ冷えても意味なしと文句をつければキリがありません。
という流れで一通り確認した最終的な私なりの判断は「やはり電気ものはダメ」、きっと他に安価で優れた製品があるに違いないと改めて探し当てたのがこの
冷感インナーキャップなのです。使い方は簡単でまず当製品を水に浸して軽く絞ったのちそれを直に被っていつものヘルメットをその上から重ねて挟み込むそれだけ。
◉左：まるで水泳棒のようですね。特徴は後部に下がるひさし（ヒダ）。
◉右：実際キャップを挟んでヘルメットを装着した状態。
何が凄いかと言いますとまず電力が不必要なのとこの沁みた水のお陰で頭皮から排出される汗（
蒸散）が
気化熱を発生させます。この現象によってヘルメット内に絶えず冷気が循環され冷房効果が得られるという仕組みです。何はともあれ実際に水に浸して実際に被って家の周辺を自転車で回って試走してみましたがまあまあ涼しく感じられました。
※熱中症でまず初めにダメージを受けるのが『頭部（脳）』で仮に軽度の熱中症でもそれを繰り返す事で死亡リスクが高まるとされ主に自転車やバイク、数時間にも及ぶ現場作業、夢中になって過ごしがちな屋外レジャー等々知らぬ間の脳の損傷は想像以上と報道されています。
水分補給のみで即復活＞
この冷え感がどの程度の時間維持されるのか現段階では不明ですが、少し走ったくらいでは汗も出ませんのでその効果は寧ろ猛暑の中を１、２時間継続して走る事ではっきりしてくる筈です。万が一途中で水分が全て蒸発して頭部が熱くなった場合でもどこか途中いくつか点在する児童公園もしくはコンビニ更に年金事務所は水戸市なので千波湖を通ります。屋外の手洗い場（トイレなど）を見つけて都度補水し直す事で簡単に復活してくれるでしょう。
◉ここまでしっかり浸す事もないですが如何にも冷えそうな気配。
思いの外有効だったのは首筋まで伸びるひさし（ヒダ）が後部に付属されている事でひんやり感に加え後ろ首筋に当たる直射日光（UV=紫外線）を遮断してくれる点です。別途商品の中にはより深めのヒダが装備されるものもありましたが見てはあまりに大袈裟で風になびいては妙に目立ちすぎるのが嫌でした。唯一残念なのが欲しかった黒が存在せずコチラ紺色、それでも結構馴染んでその割ではないと思っています。
大方日中３５度強の屋外で数時間過ごすのであればこういった
アイテムは無視できません。特にこの先年齢に関係なく誰しも毎年猛暑まみれでは命が保たないでしょうから冗談抜きで何かしらの
対策は必須です。私の場合は屋外取材が頻繁なのでそんな意味でも効果を発揮してくれると期待しています。単にヘルメット上部にはめ込むタイプもあったようですがここはより冷却性能に長けた当キャップ商品をお勧めします。
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