3軸ブレ補正に圧倒>タイトルの『相性ぴったり』、確かにスローモーション撮影のそのゆっくり移動する視線の送りから何気に情感は高まります。決して新緑に限った事ではありませんがここ1週間あまり曇天及び降雨に見舞われて家に籠っていた反動でしょうか、自転車で走る界隈のその新緑の鮮やかさ輝きに目を奪われた次第です。
今回は前回新たに導入しました
ジンバルが如何ほどその能力を発揮してくれるのか興味津々でいざメインフィールドに持ち込んでは半日で結構なショットを捉えてきました。撮影中はその出来ばいははっきりしないまでも本データ(PM4/H.264)をパソコンに移して視聴アプリのQuickTimeプレーヤーで見る限り、それはそれは素晴らしい動きの冥利に尽きるといった感動を覚えました。
今回使用した上掲のタイトル画像はその中の一場面を静止画で起こしたものになりますが、それなりに
動画素材として通用しそうなカットと言えます。予め長めに撮ったリールを編集上で分割、幾つかの
素材として手っ取り早い
バリエーション化も可能と考えます。
以下の事例
動画では撮影の際突如
アクシデントに見舞われた哀れさがリアルに記録されています。宜しければ是非ご覧ください。ほんの1分程度に編集してあります。
上の
動画についてですが、初めにまず目をつけた小高い場所の神社敷地内で撮った新緑映像で直に歩いて横流しで撮っていますが別途タイトル画像のシーンは
自転車に乗って右手に
ジンバルを持ってそれなりの速度で記録されたカットです。以前のこのブログで兎に角失敗続きだった『
ネックマウント』撮影方式とはまさに雲泥の差で、ガタつきや不用意な横揺れなど殆ど感じません。撮影のオンオフはもちろん首振りやズーミングがグリップ側片手指先一つで気軽に操作、これほんと便利でした。
自転車移動での
動画撮影には様々難があり直前まで半ば諦めムードでしたがこれで完全にその不安は解消されました。今後はより積極的にそんな
自転車乗車による
動画撮影に勤しむ事になりそうです。ただ残された問題として『画質』が挙げられるでしょうか。スロー撮影(現行120P)の限度がフルHD(1080P=1920×1080ピクセル)なので4K(およそ横4000ピクセル)記録が基本ともなった今のご時世でどこまで商品として通用するかです。
ここ最近販売される大画面テレビはネット受信も容易で
YouTube動画がボタン一つで切り替え視聴できます。その配信画質の多くが最早4K画質であり、当たり前にそう考える視聴者には思いのほかボケて見えるに違いありません。勿論CMを打つ広告主に於いても出来れば同じ4K画質を
素材として求めたい訳なのでその辺りはより高価なプロ機材の必要性は必然として増す事になります。
悩ましい厄介さはあるとは言えしかし現段階ではそれでも今ある手持ちの機材で何とかするしかないので暫くはこのままの体制となるでしょうが実のところ動画実写ものの
素材制作は始めて7年ほど経ちますが過去の経験から殆どの場合購買に繋がっていません。商品として動くのは大概がCGラインで当時から既に他者のより優れた実写動画に売り負けているのだと思います。
何でもそうですが中堅以上の規模を誇る同業者は相手の最初に目にしたイメージを参考にしつつ短期間でそのレベルを容易に超えてきます。高級機材を振り回せる専門知識は豊富であり法人としての資金力の強さも相まって彼らは世界中あらゆる場所で質の高い映像を絶えず記録し続けるそれこそ好奇心旺盛な若年層中心の真のエキスパート集団であれば所詮勝ち目はありません。
それでも何とか自身作家一人分を稼いで貰えれば御の字なので上記にめげず地道に今後も精進しては身体が思うようでなくなるその日まで頑張っていければと考えます。
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