あまりに豪華な最高の日和>
CG制作も一応の切りがついたところで少し気晴らしにと先週(3月4日)週末に自宅からおよそ20キロ弱離れた茨城県でもこの時期多くの観光客など花見盛んな聖地?なる『水戸市
偕楽園』までひとっ飛びといつもの
自転車でいそいそ出掛けてみました。
案の定現地は昼も近くこの好天も手伝ってか結構な人出で賑わいを見せており家族づれやペット同伴、各所に設置される木陰のベンチで休息をとる人たち等でごった返していました。辺り一面は申し分ないほどの
梅の開花に溢れかえりそのほのかな香りに満遍に包み込まれます。
上掲のタイトル画像は小高い山の縁に建つ好文亭が上手く望める位置から仰ぎ見る形で写したカットになりますが、取り敢えずはどなたもオーソドックスに思わず狙いがちな構図と言えるでしょうか。横移動するなど
梅の木との重なりを避けつつアングルを僅かに変えながら捉えるもやはり建物がスッキリ見通せる場所は自ずと限られるので結構時間を取られました。
帰路のタイミングもあったので今回は敢えて線路を越えて向こう側から俯瞰撮影するまでには至りませんでしたがきっと上からのアングルもさぞ鮮やかで素晴らしかったに違いありません。
次のこの画像はせっかくなので記念に
自転車を入れて撮影してみました。次回作に含めてもいい感じの仕上がりですが再びしつこく
自転車ネタ素材としてまとめるかはまだ決めかねています。少なくともスナップ一連の作品には収めていくつもりです。園内は一応
自転車を漕いでの通行に規制はないようでそれなりに
自転車は走っていました。それでも場面によっては横に広がる歩行者も多いのでそこはゆっくり目且つ時に押しがけするなど私自身は慎重にすれ違えるよう気を配ります。
全員マスクの怪>
それと、まず殆どの人がマスクを着用していたのには驚かされました。日の感染報告が下火とは言えコロナ自体未だ収束した訳ではないので当然とは思いますが、流石に吹き晒しの屋外で風も程よく吹いて人同士の空間もそれなりにある中でそこまで
マスク着用に拘るのがむしろ不自然にも思えて眺めては滑稽に映ります。
万が一ウイルスが風に乗って鼻や口から入ってきたらという危機感があるのでしょうか。私はワクチン接種をかつて一度も受けていないひねくれ者で
自転車移動中に於ける
マスク着用すらほぼした記憶がありません。当日の
偕楽園内も互いの感覚は十分あって街ブラ
散歩同様に普段と変わらぬ環境であり感染もこれまでの3年間を通じて皆無。
多分ですが
マスク着用に余念のない皆さんの多くは感染騒ぎ以来通勤通学時や社会活動全般を通じて人のと近接があまりに長く続いた事で半ば己に義務づけてしまっているのかも知れません。中には花粉予防の方もいるので全てではないでしょうが、ここは一体どこの国か惑星?と確かに妙な印象を受けました。
表現手法に偽りなし>
話を変えて、この上画像は如何にも作品っと言える趣あるカットになりました。枝垂れ
梅に淡いソフト感をプラスした事でそのほのかに香り立つ風貌がより一層際立ったと思います。絞りを開放値にセットしてやや離れた逆光位置から望遠200ミリ弱で捉えた訳ですが、この段階では特殊なフィルターは使用せずその後の
画像編集ソフト(いわゆるフォトショ)にてエフェクト加工をプラス施して仕上げたものになります。
やらせ的技巧が過ぎて残念に思われる方はいらっしゃるかと思いますがこれも言わば一つのテクニックでありその人の個性的表現になり得ると私は考えています。写した全てがストレートであるべきもなくそこは思いつきがあって然るべきで、写真表現の愉しみを絵の具の一部と広く解釈した方が率直に面白くより想像力は高まる筈です。実に
ストックフォトの世界は売れてナンボですし先の
マスク着用ではないですが長くやっていると自然と変な抵抗が無くなるのでしょうね。
ここでは敢えて種明かししていますが、出来るなら余計な事は語らず純粋に相手の評価に耳を傾ける方が得策であり勉強の意味でもそちらを是非お勧めします。

さて今回ご紹介する偕楽園
散歩最後のカット、園内の片隅にひっそり建つ『偕楽園公園センター』になります。各種展示会場(画面右外が本館)ともなっているようですが今回はその脇で花
満開の大ぶりな
梅を撮るに留めました。編集時に若干周辺を焼き込んで白
梅を浮き上がらせています。
この他にもそれなりにカット数は運んで帰路途中でも偶然見つけた見栄えする光景もありで僅か往復3時間程度ながら実のあるいい自転車
散歩になったと思います。という訳で、早速再びの『
CG』制作に気持ちを入れ替えて次なる新作に向かいましょうか。
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