驚きの集音力にようやく安堵

20230122_ピンマイク1
失敗は懲り懲り>
前々回のカメラ直付けマイク(フレキシブルタイプ)の失敗から数えて今回でまさに3度目の勝負となりましたライブ音源収録の試みもついにその日の目を見ることになります。前々回となれば前回を通過した訳ですが、実にこの2回目のマイク導入テストはそれこそ散々でした。

以下の画像がその最悪なマイクになります。専ら激安に釣られてついついポチった製品でありその責任は私自身にあります。価格ですがなんと上述の前々回直付けマイクの¥630を更に凌ぐ低価格で¥390税送料込みとは空いた口が塞がりませんよね。当製品の左画像に写る簡易包装を見ただけで不安がよぎります。それでも代理店に在庫していたらしく翌日夕方には届いていました。

20230122_ピンマイク2
何が最悪かと申しますとこの製品、完全なる初期不良でつまりは故障していたのです。まずパッケージを解いて早速カメラの外部マイクジャックに差し込んで自転車に固定、ピンマイクは上着襟元に装着して実走開始、そこで録り終えた音声データをパソコンに移して再生してみるや否やマイクジャック側が3極タイプでありながら右側のスピーカーから音が出ず2極の完全モノラル録音状態、ブーっと重なるラインノイズが耳障りでとても常用できる代物ではなかったです。


再度室内でテストするも挙句には雑音に音声自体がかき消される事態に陥りこれが偽りない不良品と理解できました。そうとわかれば兎に角はAmazonで返却手続きを行い宅配便へと受け渡した次第です。それから2日経ち正式な返金メールが届いて一安心しました。という経緯から一旦始めた集音計画をこれで終わらせる訳にもいかず3度目のチャレンジと相成ったという訳です。
※2回目のこの失敗談については記事も動画もありません。上記リンクは1回目フレキシブルマイク導入の記事になります。

20230122_ピンマイク3
価格に見合った高性能>
そこで入手したのが上画像の当ピンマイクセットになります。流石にもういい加減安かろう悪かろうの紛いものは諦めて名のある如何にも信頼度高めの製品を探りました。メーカー(ブランド)はAGPTEKのZ02C-EUという型番でした。Amazon価格ではこれだけの付属品が付いて¥1550税送料込みというのは比較的それでもお安い部類になるでしょうか。何しろ既に1000円超無駄な投資をしているのでこの価格でも相当悩みました。

① ケース
② ピンマイク本体(暴風カバー付属:4極式)
③ カメラ接続用3極変換アダプター
④ USB type-C変換アダプター
⑤ マイククリップ2個・暴風カバー予備1個・一部スマホ仕様金属アダプター1個
⑥ 簡易取説(和訳あり)
※ケース内に暴風マフ1個在中


しかしながらこの決断は殊の外当たりだったようです。一つの判断材料が暴風マフが同梱されていたことです。別途購入では一つ500円以上する上Amazon2000円以下の購入では410円の送料まで上乗せされてしまいます。セットにはカメラ接続用の3極アダプター他多種多様なアクセサリー類と併せて結構お値打ちに見えました。

そんな訳でこれまた注文の次の日にスピード到着した製品をその翌日午前中にテストを行ないました。最下段のYouTube動画をご視聴いただければその完成度に驚かれるかも知れません。
※先ブログの失敗談記事(検証動画含む)をご覧の方なら比べて疑いない高品質。

20230122_ピンマイク4
※走行テスト時は別のジャンバーに着替えたのでマイクは顎下3センチ襟上部設置

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上画像は室内でコートの胸ポケットに標準のマイクカバーがついた状態でピン留めしたものになります。挟むクリップは金属製(アルミ素材?)でしっかりしておりうっかり外れるという感じはしません。コードは2メートルありますが付随するマジックテープを巻いて束ねれば長さ調整も簡単、服の裏に忍ばせ下を潜らせて必要な長さを送り出すという取り回しの良さから自転車に装着されるカメラまでを測ってはおよそ引っ掛かりやら嵩張りもありませんでした。コードは細く至って柔軟です。

価値ある付属品に感謝>
そのすぐ下のカメラのアップ背面画像は横の外部マイクに変換アダプターを取り付けた状態になりますが、この当製品購入の決め手のもう一つの理由がまさにここにあるのですがこれの良いところはジャックの取り外し以降差し替えが一々いらないことです。抜き差しを都度頻繁に行えば何れは被せる蓋が傷んで紛失したりジャック内部接点の寿命にすら悪影響をもたらす可能性があります。初めからジャック部分は差したまま手前で抜き差しすれば最悪でもパーツ交換だけで事足りますし本アダプターの存在は誠有難い限りです。
さて如何だったでしょうか。今回のブログ記事は自転車とはおよそかけ離れた別用途を望む皆さんにとっても案外タメになる内容だったかも知れません。最近ではSNSへの動画投稿も更に増えていてカメラ自体もそこに特化した仕様が目立つようになりました。静止画よりも動画に惹かれている人はかなりいらっしゃる筈です。動画に於いて必須なのが音声(ライブ音源全般)であることは否めません。超高級マイクも魅力ですが試しにこちらのマイクセットをぜひ試して見てください。

因みに今流行りのアクションカメラに内蔵される集音マイクは背景音を結構拾いがちでメインの音(特に音声)がかき消され易いようです。ワイヤレスも人気と聞きますがこれぞと思う製品は数万円なりと高額過ぎます。頻繁なバッテリー交換やら充電も各々面倒な気もします。どなたかはカメラ集音せずに小型レコーダーに外部マイクを付けて収録した音源と動画部分をのちの編集でその二つを同期(自動含む)させているとも聞きますがこれまた面倒だなと感じました。

少なくとも私の場合はこの方式でほぼ十分で困りません。天気がいい日にちょっと遠出して実地に挑戦したいと考えます。走行中の独り言の連続に加えて撮影のタイミングでのテンションの組み合わせで上手いこと試聴に耐え得る面白さが演出できれば幸いです、何しろまだまだ素人ですから。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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