納得いくまで追い詰める奥深さ>
容赦ない自転車ネタで再三期待を裏切っているでしょうか。ストックフォト素材新作の予告編第二弾と行く予定が急遽変更となりました。まあ皆さんにとってはどうでもいい事なんですが。その様な訳で突然ですが今回は『BB(ボトムブラケット)』交換ほかの内容になります。
※梱包状態(上画像)と左が
クランプで右がBBの化粧箱(下画像)
数回前のブログ記事上でこれまで装着されていたクランクの軸の部分いわゆる
ボトムブラケット(以降:BB)の軸長はシングル
ギア運用の関係から左右全長108ミリのものが取り付けられていました。こちらに関してはご存知の方も居られると思いますが、訳あって今回シングルからダブルに変更した事でその分
ギア部の厚みが増して後に購入した
フロントディレーラー(外と内を切り替える変換器)の内側の作動範囲が足りずあえなく
自転車購入時に元から装備されていた軸長122.5ミリ幅のBBに入れ替えるも、どうも当ディレーラーがそこに馴染みません。
ギアチェンジをする際に後輪の
ギアの位置関係で不具合が起こりチェーンが上手く切り替わらない事が多々ありました。よくよく調べてみるとこれは良く言われる『チェーンライン』の角度超過に起因する不具合のようで、
ギアの前後を繋ぐチェーンを出来る限り斜め襷掛けにならないセッティングが理想だそうです。
上述のBBでは軸長があり過ぎて
ギア全体が外側に膨らむ形でアウター(外側のギア)では後輪ギアのおよそ中央に当たる4速位置でも既に斜めになっていてそこから内側にチェーン移動すれば更に角度が増してしまう訳です。勿論ディレーラーのネジの締め加減で起点が動くのでそのせいもあるとは思いますが、やはりここは思い切った調整が必要と決心し新たに軸長(幅)118ミリのBBの購入となります。
こちらに交換した事でフロントギアが5ミリほど内側に移動(以下の画像参照)し先のチェーンラインが後輪4速の位置で車体と水平に落ち着きました。シフトチェンジも軽快であれだけのギアの内外差(38T:22T)でありながらスムーズな取り回しに変わりひとまず解決といったところでしょうか。
※見た目ほんの僅かな違いですが状況は一変します(フレーム汚れが酷い)
ただ、アウター(38Tギア)の位置で後輪1速まで持っていくとディレーラーにチェーンが接触してしまいカラカラと異音が出ます。インナー側(22Tギア)の状態では今度はトップ(7速)で同様にディレーラー外側にチェーンが擦れるという具合で、この辺は両端の限界を見極めつつタイミング良く前ギアを切り替える必要があります。
普段多いパターンが後輪側4速と前ギア(正式にはチェーンリング)のアウター38Tとの組み合わせです。極端な重く軽くの切り替え時では後輪ギアよりも前側ギアを優先にチェンジするようにしています。後輪4速はそのままで上り坂のちょっと手前でインナーに変えて軽く、坂を上り終えたら再び重いアウターに戻すといった感じでしょうか。
という訳でBBのお話はここまで、お次はタイトル画像に一緒に写る
クランプなのですがこれがかなり頑丈で締め付けの際もしっかり固定してくれる優れものでした。過去記事の『デジカメ
自転車固定は可能か再テスト』というお題で既にご紹介しておりましたまさに最強の固定器具と言えます。
私としては如何にお安く必要最小限度でより効率的な道具を見つけるかを重視しているのでそこは今もって抜け目なく続けています。資金にものを言わせて数万単位でカメラでも何でもそうですが掻き集めてはすぐ飽きてタンスの肥やしという人は結構いらっしゃるでしょうか、たとえそうなった時でも余計な散財に繋がらないをモットーに日夜掘り出し物探しに余念なく、...私自身単にそんな妙癖?の表れかも知れませんが。
そして次回のブログですが今度は『集音』がテーマになります。マニアックぶり全開のどうでもいい道具をまたまた見つけたのでその紹介となりますが懲りずに是非ご覧ください。
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