
風来坊自転車乗って何処までも>もう今日が30日、2022年(令和4年)も残すところ明日大晦日の1日となりました。今年もそうですが忌まわしいコロナ禍3年間というもの、社会情勢は絶えず乱高下を繰り返し時に円安良しで利益を膨大に上げた企業があればその真逆の大不況状態に陥った業界、特に中小企業は数知れず、少なくとも内需産業は今も破壊の一途ここに変わらずという有り様に違いありません。
そういう私の
ストックフォト家業も最早底打ち確実で目下浮上する気配ないどころかその底の底に更に穴を掘る勢いと言っていいほどの嘆かわしさ、砦最後の期待も虚しく『CG』素材の売れ行きも一年を通して芳しくはなく年を追うごとその収益点数は依然じわじわと下降を続けている状況です。
そんな憂鬱さを一時的にも跳ね除けてくれるのがいわば今回新たに加わった
取材アイテムである『
自転車』になるでしょうか。今年3月から乗り続けて早10ヶ月になろうという時期ですが、途中の幾度もの改良なり
カスタマイズは今も続いておりまさに完了の最終段階を迎えつつあります。
フロントディレーラーの装着は先日何とかなって、俗にいう『激坂』も何とやらで身近な撮影
取材のみならず遠征中に思いの外立ちはだかる登坂の連続も難なく克服できるという訳です。やや気温が上がる春先にその挑戦一発目として遠出を考えていますがその装備品の全貌を年明け早々お見せできると思いますので是非ご期待ください。
そんなこんなでまたもや余計な?ことを唐突に思いついたので今回簡単にご紹介してみます。それは所謂
自転車に
コンデジを固定して移動
動画を撮ることは可能かです。今自宅にあるそれなりに使えそうな固定器具を用いて実際に装着し自宅周りを一周実走した
動画を掲載してみましたので、実にたわいない
動画ですがそのボヤキっぷりど素人ぶり合わせてご堪能いただければと思います。
※カット編集なしのおよそ4分半通しリール(BGMあり)
動画内ではあまり解説していませんが具体的には
コンデジは重量的な面また絶えず起こる振動抑制の弱さ、これだけ振動を拾うという事はメカ的な不具合も起こり得る可能性は大でしょう。だからこそ世の中にはそれ専用の『
アクションカメラ』が登場している訳で小型軽量は勿論4軸超の強力な手ぶれ補正が搭載され更に水平補正までしてくれる優れものです。
しかしそこはできる限り出費を抑えて今ある機材で何とかならないかとまだ諦めていません。ハーネスを使って体に装着するとか別途方法はきっとあると信じて今一度チャレンジしていくつもりでいます。ただちょっと調べた結果、そんな気の利いた
コンデジ用のハーネスは皆無でどこを探っても出てきません。
ここ最近はゴープロやソニー他メーカーこぞっての進化系に並んで格安品が出回りはじめました。中には中華製でしょうか1万円を切ったフルハイビジョン60p撮影が可能な高性能カメラも見受けられます。それも水中で使えるハウジングであったり各種取り付け金具全般含めたフルセットですから驚きです。
ケチケチせずやるならそこらから始めてもいいのかなとは思いますが何せ売上激減状態の折りとなるとその限られる資金はお安い
自転車パーツに向いてしまうのが現心境玉に瑕です。どうしてもアクション云々が必要ならやはり最新型高性能機と行きたいところです、だって一応プロなんですから。
※見栄だけは一流。
当
動画の写りですがやたら揺れが酷い原因としてスマホホルダーの軸受け部分にスプリングがかましてあって、多分衝撃緩和が目的なんだと思います。寧ろがっちりと固定されていた方が....う〜ん?どうなんでしょうか。もう少し思案してみます。それとこれが基本肝になる部分ですが、録音がカメラボディ内蔵のマイクでは顔から離れすぎて声が小さくまた風切り音も加わりクリアな集音がし難い点です。ただこの辺は外部マイク用ジャック差し込み口から繋げてピンマイクを襟元に寄せれば解決しそうです。
何かこう色々書きながら考えている内に面倒臭くなってきました。まあ、ボチボチという事で。
こちらブログが今年最後となります。地道に様々どうでもいい内容を思いに任せて垂れ流し感覚でしつこいほど綴って(発信して)参りましたが、少なからずそれでもしっかり読んでくださった方はきっと居られたに違いないと勝手に思い込んでいます。多くの場合いいねボタンはほぼ押されていませんが驚くに『
アマナイメージズ』さんに関する記事への反応は半端なくかなりの数読まれ今でも来訪者は絶えません。
即ち皆さんが抱える常について回る重大な心配事の一つなんだと思います。そう考えますにつまりは読者にとって為になる記事内容が上手く配信できていない自身の問題なんです。当テーマもそうですが『
自転車』がどうのといくら書いても殆どの方は自分には関係ない訳ですからリピートしてくれる道理がありません。ましてや他人(私)の作品をどうよと言われてもこれまたどうでもいいお節介な話、確かにオウンドメディア活用の難しさを感じます。
長年ブログ発信を続けた実感としましては率直にこの
ストックフォトという業界は個人が自らの商品を個別宣伝する難しい分野なんでしょう。顧客は大手
代理店に赴いて一旦契約を取ればサブスクでも単品購入でもそれで済んでしまう訳で、ページを巡った挙句欲するビジュアルに辿り着かなくとも
代理店担当者に依頼すれば済みます。運よくその中に私の作品が紛れていればまだしもそう現実は甘くないです。あれから30年以上経って最早一社億単位が保有されている状況であれば尚更。
単純に検索は広範にバラけて売れる率は下がりますしそこに不景気での顧客数減少が重なれば厳しいのはどなた(たとえ法人組織で)も似たようなものでそう変わるとは思えません。さて来年、この
ストックフォト業界は何処へ向かっていくのでしょうか、業界自体の破綻ほどには至らないまでも小規模店は廃業の憂き目、大手の小規模化、
アマナイメージズさんのような他社譲渡多発などそれが外資であるならより格安投げ売り状態に陥るでしょうから。
前途多難、それしか思いつきません。いずれにしても兎に角はいい年を迎えてください。
DEGIGA.JPは決してへこたれません。2023年も変わらぬご愛顧並びに陰ながらの応援も含め今後とも何卒お付き合いくださいますよう宜しくお願い申し上げます。
グッバイ!2022年。
コメント