2022年最後の新作その予告第一報

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歳はとりたくない>
今年2022年も12月に入りこの一年があっという間に過ぎ去った気がしていませんか?先日もあのNHK番組『チコちゃんに怒られる』で題材にも上がっていましたが、歳をとるにつれて自然とワクワク感が薄れ記憶が曖昧になると以って時間の流れも速く進む感覚に陥るそうです。

私なども勿論年齢もそれなりで確かに多少ボケも来ているのか、昨日の記憶取り分け夕食が何だったのかド忘れしがちです。上述のチコちゃんのお題もさる事ながら番組終了後ふとその最初お題2点が出てこないことが結構ありそれこそ数日経つと全て記憶からすっぽり抜け落ちて思い出すのにしこたま考えさせられたりしています。

こんなことを言うと「あなた危ないよそれ」って言われそうですが多分ですが還暦に至っていない比較的若い人でも結構居られるんじゃないでしょうか。ちょっと前置きが長くなって恐縮ですが早速タイトルに記される新作予告テーマに入りたいと思います。

長期取材が遂に完結>
前回の新作CGの力』から半年近く経ったでしょうかそれこそあっという間でした。ただその感も日ごと実写素材の収集は欠かさずに11月末まで撮り溜めたカットは概ね500を数えます。更に追い詰めてその内の一応作品になり得る300点余りを今回次期新作として編集し終え、既に預け先代理店にて審査中です。中の2社はほぼ完了しており商品棚に置かれ販売も開始されたようですが残る一社は相変わらず時間がかかっているようです。

予想では今年中にはどうにかなりそうですが遅延してもしも来年に架かるようなら先出し公開に踏み切るつもりですので何にしてもご期待ください。そんな新作の上掲にある画像が予告第一報となる訳ですがご存知のように私の撮る言わばスナップ写真の大部分は徒歩そして今年3月に仕入れた自転車移動によるものです。

ですのでそんな遠方まで行ける訳もなくいいとこ最大でも今住む笠間市から大洗やら筑波山周辺が日帰り取材ではおよそ限界かも知れません。それでも優に往復100キロほどにはなるので体力もそこそこ必要です。お尻も痛いですし水分補給やら腹も当然にヘリます。早朝5時に家を出発して帰宅はその12時間後というのが殆どです。

ただ漠然とスピードに任せて移動するライドであれば途中休憩食事でレジャーそこそここの半分程度の所要時間で済むかも知れませんが何しろゆっくり脇道オーライで周囲をキョロキョロしながらの移動であれば流石に時間を食います。そのくせ捉えたカット枚数は思いの外微々で、ただただ毎度その行為を繰り返してナンボが現実でありなかなか大変でした。

自転車による取材最強説>
面白いのは自動車利用のような『点で結ぶ』現地到着スタイルと違って所々意外な出会いが結構あります。その瞬間でしか捉えられない偶然居合わせた被写体や奇抜な風景だったりそれはそれは千差万別で実に興奮させられます。以前の徒歩一辺倒からは想像もできない貴重な出会いをいくつも経験すると今回新たに取り入れた自転車取材はもう辞められないと言う感覚になります。

運動も兼ねて気の向くままののんびり取材は格別です。と言うことから特にここ最近多く当ブログに登場するのが『自転車関連の様々な話題』でしょうか。パーツの交換、ガジェット紹介などストックフォト一筋の方には無関係な情報が途中から多くなりましたが懲りずに今後も是非ご注目いただければと思います。

近日それこそ革命的な自転車パーツが届きます。さて何でしょう、それが上手くセッティングできた暁にはすかさずご報告したいと思います。お楽しみに。

その深い意味を導き出す>
ところで私の撮影するスタイル所謂『スナップ写真による画像素材』唯一の特徴としてまず言える事は皆さんにとって決して素晴らしいと思える域まで行っていないカットかも知れません。住む街内をウロウロ彷徨う程度の取材であれば興奮させるダイナミックな光景は稀でしょうしそもそも被写体が当たり前に地元でも良く見かける身近なもの過ぎてつまらなく感じるのは当然です。

必要な時期にそれこそ有名な景勝地観光地巡りを経て捉えた作品は額に入れて飾っても見劣りせず且つ写真展やコンテスト応募も視野に入ります。私の作品は仮にコンテストに出しても入選がいいところではないかと思っていてその趣とは程遠いい筈です。しかしどうでしょう、一つの心象として寧ろ観る側に何らかの感受性を呼び覚ますキッカケになる風な狙いにはなっている筈です。

これはおよそストックフォトの本質でありコンセプトフォトの王道とも取れます。何気ないその画像に潜む訴えかけて来る何者かが画面から突如立ち現れる奇妙な感覚、それこそが私の目指す実写に於けるストックフォト素材なのだと思います。決して正解とは言えませんがついついそう捉えてしまう自分の視線ゆえに個性が余計に際立つのかも知れません。

広告使用もそうですが多くの現場でコピーの挿入は極めて必須であり自身常にそこはあざとく意識してアングルを設定していたりします。なので画面の何処かには必ず空間を作る癖が身についているようです。その甲斐あって金額は微々とはいえそれなりの数で過去作共々今も順当にちょこちょこと売れ続けています。兎に角どの画像素材も文字を入れたくなるムードは強く醸し出されていると感じます。

はっきりとした目的や答えがない特殊なバックグラウンドだからこその使い勝手になっているのなら嬉しいです。上のこの供養墓の画像には見てまさしく如何にもの空気感が画面全体を覆っています。無縁供養と刻まれる小さな墓石の草陰で様々なその亡くなられた方の生涯と後に至った終焉が自ずと深く伝わってきます。森の中にぽつんと立つその脳裏の光景が何とも心に沁みて来ました。

次回の予告第二報もお楽しみに。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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