若干次なる投稿に間が空きましたが久々に前回同様『動画素材の紹介』#2と参ります。今回はCG動画になりますが、殆どの皆さんはほぼ毎日およそ1時間おきくらいに伝えるテレビニュースはご覧になっているとは思いますが、そのオープニングに使われるイメージ動画は各局共に年々趣向を凝らしており高度な表現が結構目を惹きます。
私もそこはそんなオープニング
動画に引き込まれるタイプで「作ってみたい」と日頃から気にはなっていました。
ストックフォト素材であれば尚更その関連性は高く、特定の業者依頼が主なニュース利用ばかりが目的というのも範囲が狭く自身考えるに需要はまだまだ広いに違いないと以前より感じていました。
という事から早速取り掛かったのが上掲画像(タイトル画像)で紹介する動くバックグラウンド背景『broadcaster(ブロードキャスター)』なる
動画作品です。全てが
フルHD仕上げで高画質、バリエーション含め120クリップを数えるなかなかの優れものと言えるでしょうか。
最近の
動画素材と聞くと大概が4Kサイズ当たり前の風潮ですが、しかし活用する分野によってはまだまだ現役でありネット広告またホームページの演出効果並びに勿論依然
フルHDメインなテレビ放映にも耐え得る画質、今だと
コロナ禍に於けるまさにリモート会議等の遠隔利用に際して十分機能してくれる
動画素材と思っています。
以下クリックでそれぞれにリンクします。是非ご精査いただければ幸いです。
内容としましては見てワールドワイド的ブロードキャスティングを彷彿するイメージものがある中、光跡をまとって旋回する余白重視のバックグラウンドや吹き出し風の後から更にひと工夫できるコピーあと入れイメージ、空中で僅かに揺れるまっさらな白キューブ、上空から落ちては重なる同様のブロック動画、球体と連動して移動する文字群など立て札や看板風利用に即した後の多彩なアレンジメントをできる限り可能にしています。
既に
代理店経由で各クリップごとそれなりの需要もあり様々な用途で喜ばれている素材タイトルではありますが、やはりココ最近の
動画素材の氾濫からか販売の動きが鈍っているのも事実です。ただよくよく各販売
代理店に預けられる他の作家さん作品を見ては思いのほか使いづらい素材で溢れている事が分かります。
多くは外国人作家さんの素材でやたらと画面が騒がしくコピーの挿入を前提として作られていると到底思えない絵柄が目立ち、顧客からすれば一見VFX仕立ての高度さに目が奪われるものの「さてどう使うんだ?」という具合ではないでしょうか。そして画面の明るさも特に日本人にはあまり馴染めない汚いダークトーンが概ね占め爽やかさにも欠けているように思えました。
動画テクニックのレベルはさておき少しでも利用価値を高めてこそ
ストックフォト素材としては有難い訳なので差別化もそうですが敢えて明るく爽やかさをモットーにシンプルイズベストの方向を徹底的に目指したタイトル『broadcaster』は自身まさに快作と自負しています。早速上記リンクにてその妙をご自身の目で何卒お確かめください。
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