注文から半年、待望のスプロケット遂に到着!

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夢みた憧れが今目の前に>
ここ数回続け様の自転車ネタですが、多分今回の自転車カスタマイズが過去最大のニュースになると思います。今からおよそ半年前の3月30日に注文を入れておりました待望のスプロケット(後輪中心にあるギアの塊)ボスフリー(一体型=MF-TZ510-7)がこの長い月日を経てようやく手に入れる事が出来たのです。上掲画像でお分かりのようにメーカーはあの釣り道具でも有名な『シマノ』純正品であり自転車部品でもその品質は世界的に高く評価されています。ところがここ暫くのコロナ禍も祟ってか部材の調達やらその仕入れ価格の高騰も手伝って当該減産を余儀なくされていると聞き、当然ですがこちらスプロケット自体も品薄の憂き目に。

注文当時で既に入荷が遥か先秋の入り口とも言える10月12日とあり初めは躊躇しましたが他を探しても在庫は既に枯渇して入荷未定とある業者さんばかり。仕方なくお得意のAmazon経由で最初に目星をつけた業者さんに注文を入れました。
こちらの製品は珍しく見栄え上等でかなりしっかりしたチェーン脱落防止ガードがセットになっており価格は¥2,875と比較的リーズナブルな設定、ところが今になって一旦入荷されると途端に値崩れしたのか現在は¥1,826と、いや参りました。

ただこれも再注文からチェックして分かったのですが一から検索すると当販売ページは一切出てきません。何故か表向きには¥4,000弱の値で表示されているのです、不思議ですね。兎に角はこれだけ長期で待たされると不安は募りますがそれはそれで無事入手出来てほんと良かったと思います。

20221004_ギア2という訳で到着が夕方だった事で自転車への入れ替え装着作業は明日に持ち越しとし翌午前中から早速作業に取り掛かりました。先ずは上画像の梱包が袋状のこんな感じ、開けると丸ポチのクッション材に包まれてそれを取り除くと『SHIMANO』の箱が現れます。中身の製品(ギア部)は保護のため下向きで段ボール材に固定され入っていました。
※簡単な注意書き同梱

いよいよ入れ替えになる訳ですがタイヤ交換同様に初めに後輪ホイールそっくりフレームから取り外します。現在収まっているスプロケットに専用工具を嵌め込んで大柄なスパナを使い反時計回りに捻って回す段までは良かったのですが、何しろキツく締め込んであってビクともしません。すかさずネットで調べると、スパナの取手部分に鉄パイプを噛ませてテコの要領で緩めるとありました。

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鉄パイプ?家中あちこち探しましたが結局は見つからず(普通一般家庭には無いですよね)もうこうなったら最後の手段とばかり力づくで何度かスナップを効かせるとある時点でギュッと音がして一気に緩んだではありませんか。後はか弱い女性の手でも簡単です。難なく装着完了と相成りました。今まさにか弱い女性と表現した訳ですが、当新型スプロケットの俗称を自転車マニアの間では『乙女(おとめ)ギア』と表現するそうです。

度肝抜かれた乙女ギアの威力>
今回その一番軽い側のギアが何と34丁(爪の数が34ヶ所)あるのでペダルの踏み込みが極めて軽くなりやや急な上り坂でもこなせる云々から付けられた名前とされます。私の場合は自転車購入の初期段階で予め装着されるクランク側のギア(チェーンリング)の42丁から38丁(マイナス4丁分)に変更しておりそれだけでもかなり軽くなり多少の勾配は何とかクリア出来ていました。後輪1速側28丁そこへ最大の34丁(プラス6丁分)ともなればその差の恩恵は格段に増幅されて当然です。ただ個人的には変速幅をもう少し詰めて滑らかにして欲しかったです。新たな1段目の34丁以外は以前の爪数のまま変わっておらず2速目(24丁)から極端に重くなります。
※MTBやグラベルロードなど50丁を超えるギアを備える自転車も多く存在します。

一般にギア比の高い低いでの交換の際は一緒にチェーン交換も行うよう推奨されています。単純にギア比が高くなるとチェーンの張りが許容をオーバーして所謂張り過ぎる事で外れ易かったりそもそもギアチェンジ不良の原因にもなり得るのだそう。今回は偶然と言いますか計算上と言いますか、チェーンリングを事前に38丁に下げてあった事で前後ギア枚数が当初は42丁+28丁=70丁、今回が38丁+34丁=72丁となり僅か2丁しか増えていません。

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ですので以って十分な許容範囲内であり慌てて新品のチェーンに交換する必要は無くなりました。その後試走して実際にその威力を体感した訳ですが流石にそのギア比には驚かされます。自転車を置いて写した上画像のこの勾配をものともせず楽々シッティング(サドルに腰掛けたまま)の状態で漕いで余裕綽々上がれるではありませんか。この場所は過去にも何度か通っていましたがそれはそれはキツい坂でした。

今朝方も秋の風情でもという事で近くを走るJR『水戸線』を撮影するために少し遠出したのですが途中当画像を上回る急坂が帰路にあってこれまでは自転車を降り押し掛けで100mほどを歩いて上っていました。ところが今回は問題なく正に鬼に金棒状態、ギアが変わるとこれほどの違いがあるのかと驚愕した次第です。地方に行けば行くほどそのアップダウンは増え、また路面コンデションもそれなりに悪くなります。特に地方住まいであれば尚更、日毎利用する自転車のダメージを如何に軽減し得るかが重要でありこういったギアのカスタマイズは中でも注目すべきその肝となるポイントの一つと考えます。

さて次回のブログテーマは何になるのか、ストックフォト?はたまたしつこくも敢えて自転車ネタになるのしょうか、何れにしてもお楽しみに。それではまた。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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