新作『自転車模様』ってどうですか?

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自民圧勝の裏で安倍氏の死>
昨日7月10日の日曜日は参院選投開票日でしたが皆さんは選挙行かれましたか?どの政党またどなたに投票されたんでしょうか気になりますが、如何せん相変わらずの得票数ダントツの自民党(与党勢の過半数獲得)圧勝に終わりました。不甲斐ないのはやはり立憲民主党でしょう。議席は前回を割り込んだ悲惨な状況です。まあしかし監視役としては筆頭野党として今後もしっかり目を光らせていただければと思います。

先週はそれこそえらい事態が起きましたね。あの元総理大臣の安倍晋三氏が妙な輩に突如背後から銃撃されてお亡くなりになりました。首相経験者としては戦後初めての暗殺事件となった訳ですが、国内のみならず正に世界中が驚きを以って注目しています。本日が通夜で明日が葬儀の予定と聞きますがアメリカのトランプ氏はじめ多くの要人が参列するというニュースも流れます。

ある週刊誌の紙面にはそれが統一教会絡みで理由は定かではありませんがその影の立役者たる安倍氏がターゲットにされたとあります。山上容疑者の犯行に及んだ最大の切っ掛けが彼が幼い頃父親の死後母親の過度な宗教への傾倒(破産)、また兄の自殺が全て統一教会の仕業であるとの供述が指摘されるようです。果たして安倍氏がどう関わっていたのか真実はまだ闇の中であり今後の捜査に期待するところでもあります。

顧客激減で打つてなし?>
性懲りもなくはたまた私にとってどうでもいい時事ネタからスタートした訳ですが、そもそもストックフォト業界がこの自民党勝利によって恩恵が授かれ再び活況を取り戻せるのか、要点はそこなんですがいやはや期待は相当薄いに違いありません。ほんと最近は何とも作品制作に力が入りません。ハッと来るようなインスピレーションが鈍くややネタ切れの感は否めませんがそれにしてもここしばらくの売上激減基調を何とかしなくてはと現実相当焦っています。

大方長引くコロナ禍3年目にして遂に耐えきれずいよいよそんなど真ん中であるお客さんの事業停止、廃業倒産が顕著化しているんだろうと想像します。アマチュア参戦当たり前の安売り業者が更に増えて最早乱立も極まった事もあるでしょう。作品の良し悪しというよりは兎に角捨て値上等で大量に売り捌いた者だけが勝ち残るという乱暴な構図(乱世)に様変わりしたと言ってもいいくらいです。

風景との対話>
となると狙いをどこに絞るべきか、たとえ無一文の投資でもやれるテーマは何か、無一文は流石に酷ですが如何に出費を抑えて利を得るかは避けて通れない必須要件かも知れません。ならばと決したのが以下ご紹介する既にご承知のストックフォトビジュアル素材の実写版最新作『自転車模様』になります。当ブログではこれまで紹介していないいくつかを追加的に掲載してみました。今回はあまり季節を感じさせないカットをセレクトしています。


◉最上部タイトル画像は自転車と煙突の組み合わせで、できる限り画面はシンプルな表現になっています。こちらの煙突はデザインからも地域のごみ焼却場と分かります。今まさに可燃ごみの処理中なんでしょう。そしてこの高いフェンスの奥は何やら建設予定地でこの近くに高速道路の出入り口がある関係できっとAmazonやモノタロウなど巨大な倉庫群が立ち並ぶと予想されます。



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自転車移動であれば半径10キロ程度は遠出可能なので入り組んだ路地をそこここと潜れば思わぬ出会いがそれなりに増えてきます。こう言った古く錆び付いたトタン張りの塀は実に絵になります。彩度を僅かに上げただけで結構その色彩は際立ちます。背景の家屋も見合って相当古そうでよくマッチしたと思います。



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◉先の高速道路で言えば私の住む地域は兎角高速道(常磐・北関東)が入り組んでおりあちこちで見かけます。その中でも最大級の規模なのがこちらの高架です。実にダイナミックなその柱に西陽が差し込むというシチュエーションが見事鮮やかでした。



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◉街の中心から遠ざかるに従って農村地帯が徐々にその光景を一変させます。そう言った場所には点々と酪農を営む所謂牧場があってこの日はたまたま親子の牛が出迎えてくれました。奥にサイロが写っていて如何にもの風景に仕上がりました。白い囲いといい牛の視線といい位置関係やらタイミングでうまく撮れて良かったです。



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◉この場所は上に常磐線が走っていてその下を潜れるトンネル風な作りになっていました。見るからに年代物のようで煉瓦造りで丹念に仕上げられています。ただ眺めるだけでも職人の匠(たくみ)さその時代の足跡が伺われます。残念ながら今はこの先は通行止めで抜けられません。



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◉今回最後のカットはこれ実は上がゴルフ場でその下を潜り通る珍しいタイプのトンネルになります。実際この通路は旧道で人家もなく殆ど利用されていない事から朝の盛んな通勤時にも関わらず自動車やバイクは勿論人影すら見かけませんでした。自転車との取り合わせはまずこれが最初で最後でしょうし、まるで作り物にも似た非現実世界すら漂っています。



現場こそが名脇役>
このような訳で新作『自転車模様』より6点を追加抜粋してご紹介しました。普段見慣れた場所で特段気にも止めず常に通過してしまいがちな場所でも、こうやって自転車一つそこに置いただけで妙に主役立って画面全体がまとまりを以って何処か物語性すら感じられたりもします。仮に今の自転車を女性モデルに置き換えてみれば確かにその通りで一般に行われる撮影会ではやはりそこは背景として常に絵になる場所探しは重要です。画の中の女性も写真を通しては無口であり自転車にもそれは言えます。

『如何にその情景の中に言葉を生み出すか』は撮り手のセンスと名脇役たる現場次第と言えます。それではまた次回。

※只今、更なる新作を準備中です。乞うご期待!

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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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