ちょっと気になるビジュアル素材 Part3

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コロナ禍第7波到来か>
気になる』シリーズは今回で3回目になります。概ねテーマを限定している訳ではありませんで至って思いつきで何処となく目に止まった、琴線に触れたいくつかをご紹介していると言っていいでしょうか。当ブログ発信の主な目的は所謂ご存知の通り私めのストックフォト家業にまつわる様々な出来事であったり時に新作発表、細やかな趣味に関する話題が多いと思います。

最近では自転車のカスタマイズが所々入ってきていますがこちらも元を正せば一つの撮影機材の位置付けでその強化策といった具合です。先月も早速そんな数ヶ月に渡って撮り溜めた自転車ネタをご披露したばかりですが撮影の動機としては格好のアイテムであり自動車移動や近隣の徒歩取材では到底味わえない新たな出会いの切っ掛けを与えてくれています。

そのためには更なるカスタマイズを以ってより遠くへと自身を導いてくれるに違いありません。昨日も東京都のコロナ感染者がおよそ4ヶ月ぶりに5000人を越えたようですし再びのリバウンドの気配が漂っている中、ここは如何に他者との距離をとって半ば優雅に過ごせるかが重要です。このストックフォトという分野はその点比較的のんびり自由人でいられる分、コロナ禍に強い商売とも思えます。

ただしかし社会がうまいこと動いてくれなければ企業は絶えず疲弊また倒産の憂き目もあるが故にその辺がうまく整合が取れないのが玉に瑕。実入りの底打ちは更にその底へと埋没している状況です。ほんともういい加減何とかならないもんでしょうか。


グッとくる景色の数々>
今回は全6点で構成してみました。それでは早速見ていきましょう。

◉上部タイトル画像ですが、何とも爽やかな背景真っ青な海原をいただく眺めてはハイカラな現代建築の家並みが連なる風景です。狭い路地を高台まで上って捉えた初夏の光景です。所によって海岸線から切り立つような立地を多く見かけますがこんな場所に家を建てて潮騒の音を常に味わえる皆さんが実に羨ましく思います。





◉打って変わってこちらは石仏です。磨崖仏とも言えるその表情には何処か救いの表情が浮かびます。東日本大震災の翌年に茨城県内を隈無く巡って撮り集めたカットの一つになりますが、私にも何かできる事はないかを常に模索しながらファインダーを覗き絶えずその場の光のニュアンスを活かしつつ仏に宿るであろう霊力を呼び覚ますつもりで見つめた渾身のシリーズです。




◉続けて同様この恰も神がかった場所は海を渡って遠く離れた北海道の道東、根室半島先端に位置する納沙布(ノサップ)岬で捉えたカットになります。海面に突き出た岩礁に激しく打ち付ける波とその岩場で佇むウミウの群れとの組み合わせが何とも壮大に映ります。当日は相当しけていて全体的に霧も濃い日でした。そういったシチュエーションがこの画を生み出したという事で寧ろ幸運と感謝すべきでしょう。見ての通り当シーンについては波を煙のようにボカす意図があって結構長めのスローシャッターにセットした記憶があります。




◉昆虫(ハナアブ)といえば今の時期ぴったりの画像です。勿論今当たり前に持ち歩くコンデジでは到底捉えきれない超接写で確か4倍あたりまで拡大していたと思います。通常のマクロレンズですといいとこ2倍が限界かと思いますのでそこは例のベローズユニットが大活躍してくれた訳です。レンズはマクロ55ミリ(古いデジタル非対応)で中間に差し込む蛇腹を目一杯伸ばすときっとこれ以上の拡大率になる筈ですが、もうこれでも十分凄い寄りですよね。




◉秋口でしたか奥飛騨まで足を伸ばした時の多分飛騨古川市街で捉えたカットだと思います。周辺は旧家が多くその時期丁度玄関先に飾られるその地の風習でしょうか所々物色させて頂きました。写る赤いホウズキが何とも古風な趣を感じさせます。しかしあれから数年経ってインバウンド景気も何処へやらで今は結構様変わりしているんでしょうか。




◉今回6点目の画像はワンちゃんの横向きシルエットになります。我が家で飼う今年で御歳17歳(7ヶ月)になるメスのジャックラッセルテリアを2年前でしたかコロナ騒ぎが始まったばかりの頃、朝散歩の合間に捉えたものと思います。朝陽の強い日差しが地面を照り返して自然とこう写りました。構図はやや犬の位置を右に寄せて空間を広く何処か思わせぶりな表現になりますが、ストックフォトとして使えそうなそうでないような実に微妙です。(犬の言葉を借りて)不安なその後を暗示するモチーフとしては何となくイケそうではあります。



如何だったでしょうか。過去投稿2回分と合わせて振り返れば、まあしかし自分で言うのもおこがましいですがそれなりに色々撮って来たという印象は強いです。あくまで心象風景としての表現が大半になり広告素材になりうるか疑問も残るとは言え何か一般の視点とは明らかに違う風景が定着しています。気を誘うといいますか惹きつける吸引力らしきムードはあって然るべきでそもそもが広告ビジュアルの使命とさえ思えますが皆さんはどうお感じになりますか?

それでは次回またお会いしましょう。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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