前回(先週土曜に投稿分)のブログ記事は今回同様に自転車のカスタマイズについてだった訳ですが、なに分にも自転車いじり初心者とあってSNSを中心に様々ネットを探りつつもやはりそこは実際に経験して見ない事にはらちはあきません。予想はしていましたがクランクセットの交換の最後の最後で『チェーン落ち』というあるまじき失態を演じてしまったという所までがそのブログ内容でした。
そしてその翌日に早速概ね原因とされる
ボトムブラケット(以降BB)の両端サイズを縮めるべく現在の120ミリから107ミリ対応を選択、いつものAmazonに注文を入れるも昨日午後そのブツが早々手に入ったという訳です。私がその件に関して詳細を色々調べてみるも数あるどのネット記事も説明が不完全で判然とせず投稿者の大体が
自転車販売に関わるプロであり別途商売上の狙いがあってか「ダメならうち来て」とまあ半ば都合よくはぐらかしているとさえ感じるほどです。
今回はそんなBBの詳細を素人なり私の知り得た範疇でお話しできればと考え同様
自転車初心者である皆さんへのメリットに繋がれば幸いに思います。それでは早速始めていきましょう。
交換不安半分出たとこ勝負>
上掲画像がその今回入手しましたシマノ製BB(BB-un300)です。フレーム穴横幅68ミリに対応した一般的な製品で真四角の軸穴用スクエアテーパー(カートリッジ)タイプで
クランクをはめ込む部分のせり出す芯長にいくつかの種類があって上は122.5ミリから、下は私が今回購入した107ミリまであります。私の
自転車には上述の120ミリが元々セットされていた訳ですが取り付けるフレーム穴との隙間はおよそ両端共に9ミリあってそれが起因してかチェーンの後輪
ギアロー側(1速)の状態ではかなりの傾きつまりはそれが
チェーン落ちの元凶と考えられます。

アダプターリング(下部=左
クランク側)はフレーム装填後は右BBの位置に並びます
今度のこの107ミリ幅ですが、SNS動画で確かめると交換時に同サイズへの切り替えが皆さんの多くを占めていた事から今の隙間9ミリならまだ余裕があると判断、一か八かといった所でしょうか。価格は¥1605(税込/送料別途¥410)掛かりました。他にも価格¥1110送料無料で手に入る他社メーカーで代用品はあったのですが納品日が途轍もなく遅く更に全くのデータ不足で不安で手が出せません。運良くシマノ製についてはマニュアルが存在しせり出す軸のサイズ等が記されそこは何とも言えない安心感からの購入になります。

左
クランク側(青いアダプターリングは敢えて並行にしています)
サイズ予測不能>
面白いもので実際には、目で確認する限り比較画像をご覧いただければ一目瞭然で一見数値的には120−107=13ミリとなり単純に両軸を2で割って6.5ミリになる筈ですが案の定僅かに
ギア側4.5ミリ短くなった程度、計算が合いませんよね。ところがです。このBBをフレーム穴に収めるとその隙間が9ミリから2ミリに減少したのです。即ち7ミリ減となりました。ほんと不思議です。

装填前

ばっちりフィット
SNS動画の中の人もそのような不可思議さを語っており確かに実践してみないと分からないのも理解できました。左シャフト側は同様に内側寄りになりましたが程よく収まり問題はなさそうです。そして完成したのが以下の画像で、見ての通りしっかり最ロー
ギアにチェーンが程よいラインを描いて上手く収まっています。空回りさせたり実際に試験走行して
ギアチェンジを繰り返しましたが今のところ怪しい状況に陥る事もなく至って正常を保っています。
シマノ製品恐るべし>
驚くべきは他にありまして、乗って気づいたのですが異様なくらいに音が静かだった事です。標準で組まれていたBBの際は回転時の擦れる雑音が絶えずしていて、むしろそれが当たり前とさえ受け入れていましたが踏み漕ぎも軽くなりこれほど違うのかと驚くばかりです。たった買い値500円足らずの差で気分まで快適にしてくれるシマノ製品(
自転車パーツ)が世界で如何に名だたるかを痛感した次第です。因みに前回急遽取り付けた余計な『ばね座金』は抜き取りました。
チェーンリング38Tクランクセット装填完了(チェーンカバー含む)
移動手段に関しましてはおおよそ整いましたので、いよいよ遠征に出発する準備に取り掛かろうと思います。天気予報によると今週中盤(木曜日)以降は晴れ間に恵まれるらしいのでその辺りを予定しておきましょう。何はともあれ作品を撮り溜めない事にはメインの仕事(
ストックフォト家業)が進みませんので、今後初夏に掛けて猛ダッシュあるのみで頑張ります。今回はこの辺で。
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