最新作『みちのべ』シリーズ予告第2弾

みちのべ予告2


活気づく生命力と強かさ>
まずは上掲画像をご覧ください。何とも不思議な写真ですがこちらは窓ガラスにとまるカマキリを写したカットになります。虫の足裏は一種細かなギザギザのノコギリ状であったり吸盤はたまた粘液をまとってこういった一見するとスベり落ちそうな平坦な面にも容易に張り付いていられる能力を備えています。

このほかにもう一点そちらは『イナゴ』になりますがほぼ同じ場所に止まるカットがあります。見て気持ちがいいのはそのガラスに反射する背景が淡い青空だからでしょうか、実に爽快感が画面に満ちています。どちらも左右に空間が程よく空いてコピースペースは万全であり後はこの素材に需要があるか否か、そこは重要です。

この公式発表を控える最新作の『みちのべ』ですが、前回ブログでも既にお伝えする全4部立てで登場します。今日ご紹介するタイトルは右下にもありますが『みちのべ・つなぐ』になります。”つなぐ”はまさにここでは営みを意味し概ね昆虫がメインになるでしょうか。しかし子孫繁栄の場面を前面に押し出すという訳ではありませんで以って普段見かける身近な彼らの佇む姿に寄ってその状況をストレートに表す、内容はそんな素朴な風情になります。

勿論ですが昆虫はどれも比較的小柄で手に乗る程度の大きさで相当近づかないと特に表面の詳細(ディテール)はなかなか目につき難いものです。言わば生物図鑑的な面持ちで眺めていただければ幸いに思います。そこにはそれぞれが持つ個々独特な習性が醸す場面も随所に伺われ実に興味深くもあります。

あくまで関東平野部の何処にでもある一般的な環境下であり種別に大した珍しさはないかも知れませんが、だからこその意外な発見はあると思っています。さてそこでそれではこの昆虫たちをビジュアル素材、時に広告素材として適用するに当たって実際意味があるのかと聞かれれば率直にその通りですが、そこは自身実に悩ましくもあります。

ただ今回それなりに代理店が預かって販売棚に載せている訳で金額もそれなりですし買い手の目星は少なからず付けている筈です。見ては随時画面に溢れる生命力や季節感、のどかさ極彩色、はたまたそこに重なって炙り出される人の姿暮らしぶり、つまりは擬人化ですね。中には不気味に迫る姿なき『兆し』のような得体の知れぬ一抹の不安なども感じられるでしょうか。登場する昆虫に加え鳥カエル亀に至るシチュエーション様々に見応えは十分と思われます。


感染再拡大で再起不能?>
さてその不気味さですがやはり予想通り新型変異株のオミクロンがここ数日年越し早々にあって既に市中感染は全国各所で発生し始めている状況です。昨日の報道では帰省先で親戚筋5名のクラスターが報告されており感染爆発の口火を切った感は否めません。

実は私の家も年末に東京一人暮らしの娘が帰省してきました。その周辺では感染騒ぎもなく現在が平穏という事もありつまりは「帰るなら今しかない」そういう考えだったのでしょう。しかし迎える側からすると夫婦とも高齢者域に入っていて60歳前後、もしも感染すればひとたまりもありません。かなり高齢の座敷犬もいて万が一にも飼い主2人が最悪入院治療となれば、当然その間の預け先などそちらの不安もありました。

帰ってきて早々マスクで防御となれば見た目『迷惑だった』と言わんばかりで気は引けますし、久しぶりに顔は見たいわでジレンマは尽きません。結果現時点で妙な症状はなく大丈夫だろうとは思いますが、上述の家族も然り似たような心境だったに違いありません。実にもどかしく思います。

感染がこのまま推移すればまず確実にそのリバウンドは避けられず再拡大となるに違いありません。昨日時点で1日の感染者数で東京沖縄は早くも100人を越えてきました。その隣接県の都市部起点に飽和状に広がるのもそう遠くないと予想します。そうなると経済の動向が気になりますが、幾分回復しつつあるお金の動きもここで頓挫する確率は高いです。もしも大規模移動規制『緊急事態宣言』が発令されれば元の木阿弥、国からの支出で当面を賄うという過去2年間同様の厳しい局面を繰り返す羽目に陥ります。

ましてやここ暫く大手企業のリストラが後を絶たず多くが解雇によるコストカットに終始している状況は何とも看過できません。世界に撃って出るべき資源(材料)が生み出せない日本企業の惨めさが今や浮き彫りとなっています。家電をはじめ半導体、自動車のEV生産、ネットサービス全般に他国にその利益が湯水の如く流れる中にあって後何が我が国に残っているのかとあまりに残念過ぎです。

インバウンド景気もこの通りコロナ禍で壊滅、一向に上がらない給与、物価だけが独り歩きで益々上空に逃げていく始末では需要喚起など到底望めませんし世間は揃って貧しくなる一方でしょうから今年がその反動元年、私もついこの間還暦を迎え自らを老人元年と称しこのブログでも書きましたがその年(2019年)から早3年が経ち先8月で63歳になります。

この反動元年到来を機にさて日本はどこに向かうのか、不況脱却への何か壮大なプランなりがあれば別ですが今の状況を鑑みればほぼ期待薄であり寧ろ真逆、おぼろげながら庶民が飢える悲惨な巷の惨状が脳裏に浮かびます。それはまさに日本に見切りをつけて出ていく企業が今後加速度的にどんどん増えていくという事を意味し加えて安い労働力とも揶揄される外国人労働者でさえも割の良い他国に逃げてしまうに違いありません。

日本の国債は自国通貨立てで成り立っているので財政破綻などしないし調整の塩梅でハイパーインフレにもならないと多くの政治家官僚並びに一部御用学者その専門家が声高にそう答えますが、国内マーケットからの撤退が顕著となれば連動して生産や販売流通が即座に力を失い且つ国民総じて消費力の減衰が重なってそう都合よく上記の理屈通りにはいかないでしょう。

ましてや隣国で戦争が勃発しそうなきな臭さも在って、あの忌まわしい昭和16年の日本軍による奇襲(真珠湾)攻撃を機に始まった大東亜さながらの大規模空襲と核ミサイルにいつ晒されるやも知れない不穏さが今地響きの如くひしひしと我が身に迫ります。

前回並みに怖い話で今回も終わりますが、兎に角はかわいい昆虫たちを眺めて癒されてください。一応、成人の日1月10日(月)午前を公開予定としています。予告はこの後も続きます、お楽しみに。

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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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