風変わりクイックシュー『SmallRig』>今日も今日とて相変わらずのちょっと気になる撮影アイテムをご紹介したいと思います。今回は三脚の雲台にカメラ等を取り付ける際に比較的重宝するクイックシューになります。
クイックシューと聞けば大概の方が想像するに横から八の字プレートを抜き差しする形状をイメージするでしょうか。脇には締め付けるダイヤルがあってという感じです。ところが今回のやつはそんなダイヤルの代わりにレバー、上部から差し込むパターンを採用しているところに面白さがあります。
大きさも直径4センチ弱厚みは従来のそれとそれほど変わらず結構な薄さを維持しているそれなりにコンパクトで軽量、筐体はオールアルミ製で質感も上々といった味わいを持つ逸品です。上掲画像がそれですが、パッケージは長辺6センチ、サイコロ状の小さな箱で中身はビニールパック、本体のみ収納されており取り出すと上面プレートと受け側ステイが既に組まれた状態でした。開封後それを引き離した画像とその裏面がご覧いただけると思います。
意外なのは上面プレートを着脱する際にステイ部分を抑えて上面を掴んでまず先に反時計回りに回転させる動作が必要な事です。赤丸で表示した所謂くぼみと突起部は互いを噛み合わせて横ズレを防止します。再度ドッキングする際はまず上部プレートを溝に差し込んで外す時とは逆方向に90度ほど回転させ『カチッ』という音を確認後サイドレバーを内側に押して締め付ける、そんな構造です。
敢えて回転させるのはプレート下部にある爪をステイに噛ませて着脱時にすっぽ抜け落下の事故防止とは思いますがやや二度手間感は否めません。他のメーカーさんでこれに似たタイプのクイックアダプターも散見されますがそちらは正方形で結構な厚みがあり両サイドのボタンを同時押しして取り外す方式になっています。固定後うっかりボタンに手が触れて外れないようにとロックレバーも装備されていました。
まあそれでも撮影に気を取られてそのロックレバーのかけ忘れはちょくちょくありそうですし用心が緩んで片手操作で誤っての落下事故の確率はゼロではないでしょう。そう言った意味からも当クイックシューアダプターはまま画期的と判断、ネジ径も一般使いの1/4インチだったので購入を決めました。価格はAmazonで¥2,199税・送料込みであり他の商品と比較しても安価な部類だと思います。
いつものようにPC環境では当ブログ画面右手スポンサーエリア上部、スマホ閲覧(degiga-blog.jp/index.html)ではスクロール最下部にそれぞれ掲載されています。ご興味がございましたら是非ググってみてください。
商品詳細(そのまま転載):
SmallRig 汎用クイックリリースアダプター ジンバル用 三脚用 BSS2714
功を奏した発想の転換>そしてもう一つ、以前のブログに一脚にジンバルを取り付けて撮影するための様々解説する回(
→こちら参照)があった訳ですが、その時点ではスマホ給電用バッテリーを1メートルのライトニングケーブルを繋いで胸ポケットに収納すると書きました。しかし実際はそのケーブルが鬱陶しくたまらず、何か別の手はないかと思案した結果一脚そのものに取り付ける方法がベストという結論に。早速その取り付け具を探すも撮影関連では適当なアイテムは見つかりません。
検索キーワードに『包む』『固定』と改めて入れると以外にも運動時によく見かけるサポーターが表示され、膝、足首、手首、腰(腰痛)、ひじ等々、特に手首用は親指を巻き込むタイプのほか手首のみ固定するものもあり「これだ!」と即座に気づきました。ただ残念なのが値段です。何故かこの商品群は大方送料別で売値の倍近く取られるのです。

バッテリーを巻く程度で1,000円オーバーはちょっとと諦め近所のドラッグストアに出向けば同じ商品が¥700で販売されていました。上部画像が実際にそんなお手頃サポーターを巻きつけた状態になります。まずまずの固定感があり十分イケそうです。さあ、これで新撮影方式の機材の準備は万端になりあとは撮影に勤しむだけです。
テーマ・狙い・目的はまだはっきりしていませんが取り敢えず練習も兼ねて色々撮っていく予定ですのでそんな次作品に何卒ご期待ください。本日はこの辺で失礼いたします。
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