最新作『フリーダム第5弾』の拘り>今月6月3日に公開しました新作ビジュアル素材の『
FREEDOMsession 488-741』はご覧いただいたでしょうか。今回が当シリーズ第5弾に当たる訳ですが、その中でも最も収録数の多い内容ともに充実した素材が目を惹くと思われ比較的完成度は高いと思っています。
中でも日本地図を大胆に画面一杯に表現した地球イメージは圧巻で、ここまで質感を維持しつつ拡大された日本の特に夜景ものは素材として他にほぼ存在しません。あるとすれば元が地図専門で製作するプロの地図屋さんくらいで更に精密な拡大図柄もあるにせよ値段もそれなりに高価です。その点私の制作した日本地図それも立体的で地球規模を彷彿する当ビジュアルは、皆さんもご存知お手頃なロイヤリティフリー素材であり利用範囲も基本細かな制限はありません。
是非この機会によりご活用の幅を広げていただければと思っています。今回上掲のタイトル画像はそんな最新フリーダムシリーズからの抜粋です。こちら『電線に止まるキジバト』は強烈な逆光降り注ぐシルエット表現で捉えた言わば奇抜なひとコマですが、実際にこのような絵ズラを過去何度行きつけの
ストックフォト代理店で見かけたでしょうか。
大方皆無かも知れません。皆さんが
ストックフォトを利用する際には専らその目的はハッキリしている筈でまずそれ以外の寄り道はないでしょう。仮に一瞬目に止まったとしても素通りすると思われますし少なくとも普段打ち込むセオリー的なキーワード検索でしょっちゅう出てくる代物でない事は明らかです。
しかしながらそれでも時として必要に迫られる場合はありますので、そこを如何に短時間でググれて発見できるかは当然運も関わって来るでしょうか。私の立場として撮って作る側の全てはまさにその一瞬にかかっていると言っても過言ではありません。
アマナさんに再び異変発生>ここ最近は長引く
コロナ禍にあって各企業とも業績は伸び悩んでいる筈で名のあるメーカーでさえ経費節減また需要に向けた効果薄となれば各種広告宣伝を出し渋って当たり前と思われます。以って中小企業など廃業倒産は深刻の度を増して耐えきれず市場から消え去る事業者さんも後を絶たない状況とお見受けする中そう言った意味でマーケット縮小がもはや切羽詰まった危機的なのは間違いありません。
そんな折、あの日本でトップを走る総合
フォトエージェンシーの大御所である天下の
アマナイメージズさんがここに来て業績が数字としてかなり落ち込んでいると聞きます。私の毎月の売上報告もここ数年風前の灯火とも言える低迷ぶりであれよあれよという間に下降まっしぐら、現契約中のほか2社とその額が殆ど変わらなくなっています。
中身を見ますとそれなりに数ははけているのですが何せ一点当りの売上が完全なる
マイクロストックレベルという哀れそのものと化しておりそこに混ざる大口がほんの数点と来れば当然と言えます。残念ながら先日あった通達により売値のこれまで4割(非独占素材)の按分が7月一日を境に3割に引き下げられる事となりました。明後日からです。
ただでさえ売り上げが低迷している渦中での半ば強引で一方的な引き下げでいよいよの生活苦突入は避けられない情勢です。上述のマーケット環境の厳しい最中で今以上に売上を伸ばせる訳もなく、またここ数ヶ月間かなりの量を投入しているにも関わらず一向に下げ止まる気配は見られません。さて、この先どんな過酷な試練が待ち受けているのか戦々恐々といった面持ちでおります。
迫り来るブランド力の危機>それともう一つこちらもどうなるのか分かりませんが、現在は既存の
アマナイメージズサイトと新たに設けたプラスサイトこの2拠点で販売されている訳ですが、それが近い将来1箇所に集約されるという話も入って来ています。もしも私の大方の売上が従来からのイメージズサイトが大部分の場合仮にいきなりのプラスサイト窓口一択に統一となればこれまで維持してきた自らの作品認知度の急減も去る事ながらブランド力たる優良企業イメージすら一気に薄れて永きに渡りご贔屓いただけていた大口顧客の他社への流出加速も至ってあり得ます。
つまりはこの企業は危ないと見る訳です。株価もそこに伴って下落し挙句に事業撤退、販売権の内外資譲渡も単なる絵空事と言い切れるでしょうか。多くの契約作家は概ね他社へも同一作品を預けられる非独占販売に舵を取っている事もあり大手
アマナイメージズ拠点を失えば言わずもがなそのままそっくり一社分が売上ゼロとなります。ましてやこれまで総体的売上の中心を成す代理店であるが故にその落ち込みはハンパありません、疑いなく私の場合はモロ被りです。
そもそも
マイクロストック価格帯とスタンダード販売部門を統一する事自体本末転倒である訳でそれらを一緒に並べて見比べれば「安いからこっちのマイクロでいいか」こうなるが世の必然であり自らの足元を都度サブ掬(スク)っているとしか言いようがありません。この苦情はもう数年前からとことん訴え続けてきましたが、自社広報の担当者がこのブログを例え見ていたとしてもその方針は一切変える事なく、全ては株主の顔色伺い、マイナス分克服の下強引な実入り額の維持更なる上乗せ。今の政府ぶん抜き思考も此の期に及んで遂に極まった感が見え隠れします。
頭脳明晰の優れた社員もそれなりに揃えているのですから何かもっと確かな価値ある作戦が図られないものか手立て突破口は見出せないものか、更に一踏ん張り知恵を絞っていただきたいと蜘蛛の糸ならぬそこにぶら下がる脆弱な個人は只々手を合わせ祈りを捧げるのみです。
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