MacPro(Late 2013)の8年越しグレードアップ計画

macpro2013

MacPro2006の時代>
本日は家業のストックフォトから少し外れて久々に、現在もそれなりに作品制作に欠かせない手持ちパソコンについてご報告したいと思います。これまであまり機材について多くは語ってきませんでしたが、皆さんにとってはストックフォトなんちゃらよりもマニアックなこちらの話題の方がウケがいいまた何かと為になるかも知れません。

古くは過去2012年まで使用していたのが今や国宝級?とも言えるべき中古(ぶる)となる2006年型(v1.1)メモリ13ギガバイトのMacPro(2×2.66GHz-Dual-Core Intel Xeon:内蔵1TバイトHDD)をおよそ6年ほど使っていたでしょうか。当時唯一装填可能なNVIDIAグラフィックカード(Quadro FX4500)をアメリカから直輸入して使っていました。翻訳ソフトでたどたどしいやり取りを行うも意外と通じるものです。確か¥90000円弱だったと記憶します。支払いは今も変わらず世界共通のあのPayPalを介して行いましたが意外と簡単スムーズでした。

※現行MacPro2013(4Core-8threads)のそれでも10分の1程度の速度です。

購入から2007−2012年タイプと所謂シルバーマックは進化を遂げましたがそんなある日突如アップルコンピュータが新構造の2013年バージョンを発表すると、最早居ても立っても居られず即注文したのが今回まだ現役のMacPro2013(3.7GHz 4Core-8threads Intel Xeon E5)です。さてまず悩んだのが初期構成ですが、もちろん最大実装機は予算足りず却下として、それでも処理能力の低い最安モデルそのまんまは避けたいとは思っていました。

1620cpu分解してボード上に現れた現行CPU(E5-1620 v2)


予約当初疑問点など電話で直接メーカーに問い合わせると画像動画制作であればグラボは最上位のAMDデュアルD700がオススメと聞き結局プラス¥10万ほどだったかと思いますがメモリーも最低ラインの16ギガバイト積んだものを購入。まあ取り敢えずこれまでそれなりの作業大半は何とかこなしてきました。

ここ数日ふとした事から偶然youtubeでWindows系自作PCのオタクチャンネルをついつい見入っていて何だか自分もそれなりのアップグレード的な何かが出来ないかと思い始めたのが運の尽き、すかさずアマゾンを開くなりまたMacいじりのサイトを眺める中で兎に角はメモリーを増やすべきと決断。探せばお目当の4枚セットを発見し早速注文を入れました。

メモリーについては後日本体への換装完了の折に改めてお話ししようと思いますのでこちら詳細はまた次回という事にしておきますが、実は並行してやたら気になったのがCPUに関する内容で、掲載画像でもお分かりのようにこのCPU一つ交換すれば現行スペックのおよそ3倍超高性能化できるらしい事が分かりました。


超お買い得CPUを発見>
ただどこを見てもそんな気の利いた商品は見当たりません。その後口であるモンスターマシンのMacPro2019年型が既に登場していたので無理もありませんが、であるならヤフオクやメルカリならどうかと思い確認すると「ありました(2.7 GHz 12-Core Intel Xeon E5-2697 V2)」それも出品数も多く驚くほど安く販売されています。もしも純正品新品であれば¥20万は下りません。プレミアムもあるのかどこぞのサイトでは3200ドル(¥35万ほど)とあります、ヒェー。

※ここで一応お断りしておきますが安いと言うのは全て中古品を指します。


2697cpu開封直後のCPU(E5-2697 V2:サーバー仕様)

そういう意味ではやはり発売後8年も経つと安い出物ってあるものです。所詮中古であるならダメ元そこは割り切って私が調べた商品は平均1万円台になります。特に注意すべきは接点部分の傷や腐食で、ほんのちょっとの不具合で起動しないと何処のサイトでも喚起しています。メルカリでは既にお目当てが売り切れだったため速攻ヤフオクを覗くと『現在¥9000』なる程度の良さげなブツを発見。早速¥9250を付けて入札(最低が250円単位のよう)』を入れましたがしかし締め切り時刻30秒前でどなたかが¥9500をつけてそのまま落札したようでほんと取り逃がして残念でした。

しかし後で同製品を確認すると最終的に¥10500となっており更にあの残り30秒間で熾烈なバトルが展開されたのでしょう、食いつくエネルギーがスゴ過ぎます。と言う訳で当該ページから離れると別商品に『サーバー用』と言うものを見つけました。調べるとサーバー向けはより安定して精度が高いとあります。制約(互換性)もままあるにせよ私の今のマシンに利用可能のようなのでこちらを手に入れる事に決めました。

grease&newcpuCPU接点側と上面塗布用グリス(アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1/熱伝導率 : 16W/m・K)

出品者は直に仕入れる業者さんのようなのでその辺の安心感?が決め手でしたし『即決¥16800』も背中を押しました。先の¥10500と比べてその差僅かでより安定性良好となれば当然です。ドライバーなど専用工具一式とCPUを冷やす対高熱重視の塗布グリス(ダイヤモンドグリス)を用意し遂に交換のその日が来ました。CPUが届いたのが決済後なんと翌24日で到着は驚くほど早かったです。


無事に交換完了>
業者さんは親切で分解手順なりが分かる動画(YouTube)アドレスをヤフオクフォームに上げてくれたのでミスもなく入れ替えは無事完了しました。とは言うもののさて、きちんと立ち上がって『このMacについて』にそれが表示されているのか直前まで不安でしたが、しっかり表示が以下の通り変わっており、どうにか完遂です。

ダイアログ表示赤枠内がCPU交換後の最新の状態を表しています。


その後何度となく電源を落として入れるを必要に応じて繰り返すも本日この時点で不具合は発生していません。届いたCPUは至って美品で新品と見紛うほどで驚きましたがそこはサーバー仕様であり専門の業者扱いならではの徳を得た部分でもあります。試験的に重たい3Dソフトデータを一つレンダリングしてみましたがやはりかなり速いです。体感的に3倍はありますしエフェクトを敢えて強めにかけてもその速度が衰える感は微塵もありませんでした。

現在積まれるメモリーは4GB×4枚計16GBという現状からそこはCPU交換以上に重要と思っていて今はその商品の到着が楽しみでなりません。アメリカ直(発送済み)らしく予定では来月の4月5日(Amazon)とあります。今回のこのブログ記事が参考になれば幸いです。何かご質問がありましたら気軽にコメントしてください、お待ちしております。

因みに、私のYouTubeチャンネル『ストックフォト魂』で動画配信も考えたのですが、この程度で編集もめんどいですしそもそもパソコンオタク(専科)でもないので今回は却下しました。


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