極論として利益得るのがビジネスの本質だけど

修理中


極めて由々しき事態>
本日掲示するタイトル画像はまだ作品としてまとめてはいないものの時期新作として加わる予定です。どこぞの住宅街一角でふと見かけた珍しい光景についシャッターレリーズした一枚なのですが、この家の誰なのか関連会社にお勤めと思われるかなりの整備技術をお持ちのように感じました。何せ車輪周りがバラバラに出来るのですからそれ相応の専用工具もしっかり駆使されている筈です。

車種は?さて何でしょうか。パッと見日産のしばらく前のセドリックか姉妹車グロリア辺りかトヨタクラウンでしょうか。当時黒ボディといえば高級車の証であったように記憶します。よく見るとテールランプも全て取り外されていますね。ところでこの車ですが、当然出たばかりのお値段は安くなかった訳で300万円以上はしていたに違いありません。今だと仮に同じクラスならば大方600から800万円越え当たり前ではないでしょうか。

いつからこんなに高額になったのかと疑問にも思えるのですが本日はそんなどうでもいい思い込みならぬ私の感じたなりを綴ってみたいと思います。皆さんの多くはそんな高級車の価格を一目してきっとこう言うでしょう。「車が高くなったんじゃなくて単に給料が上がらないだけ」「スタグフレーション(物価だけ上昇)の表れ」だと。

確かにそうは思うのですが実態として果たしてそれだけでしょうか。インターネットがここまで普及する遥か以前から世界貿易は活況を呈し80年代など今の日本の状況からは想像もつかないほど日本初や世界標準など他国を席巻する大好景気に沸いた時期がありました。日本国民の多くが大枚をはたいて更に大金を稼ぎその恩恵に興じたそんな夢のような時代だったでしょうか。

現中国に倣えばひとえに『為替(円)相場』の格段の差が桁違いの巨額の富を生み出したとも言えるのですがアメリカのレーガン大統領の頃そこに関税引き上げによる鉄壁な輸入規制が敷かれた途端、まるで空気が抜けるゴム風船の如くその市場規模は一気に衰退しデフレを助長、以後30年余り経ち今の惨状に至っているという訳です。

その間、より高速なインターネット回線が普及し関連するネットサービスが怒涛の如く現れた末に所謂今や頂点を極めたとも言えるIT企業『ガーファム』の一団によって権利の争奪がなされた結果最早日本の技術は過去の産物と化し成す術なくものの見事に打ちのめされた形です。となれば勿論ながら過去の栄光またそんな好景気を取り戻せる筈もなく、ご存知のような国全体として低賃金雇用政策に舵を切らざるを得ないのが実情かと思います。

そうと決まればこのグローバル社会に於いて小さい内需に拘らず儲けの大きい外需に頼るが得策となり必然として商品の販売は主に海外市場へと移行、その拡大が待った無しとなれば自然と価格帯は先進国共通の世界基準となります。ましてやそんな道理で国内販売すれば見て驚くような高額設定当たり前であって下々国民の稼げる額が据え置きのまま商品価格だけが上昇していくだけの実に憂う状況に直面している、ここは上述『スタグフレーション』の言葉通りで間違いありません。


終わりの始まりか>
ビジネスとは利益を出してナンボでありメーカーの売りたい価格と顧客が買いたい(買える)と思う値段とのせめぎ合いは常に付きまといます。たとえ生産コスト僅か1万円のものを思い切って100万円で市場投入したとしても疑いなく喜んで買う人が大勢いれば単純に商売成立となり利益99%確保でウハウハ、今思えばきっと大半が中流層国民ばかりのバブル期ならそんな売り方が普通に出来たかも知れません。

問題はここに来ていよいよ皆が買えなくなって来ているという現実です。たとえ頑張って安く抑えて作って売ろうとしても顧客の財力が乏しくなって需要が見込めない、ならそこは諦めてもっと高級に仕上げて価格を引き上げお金持ちに売ろうとなります。見てください周辺の車事情を。あれだけ「軽なんか乗ってたらいい笑い者」と感じていた層がこぞって軽に乗っているではありませんか。

軽自動車が好きなのではなくその上のクラスが高額すぎて買えないというのが実態だと思います。車体価格200万円クラスがさあ買う段になって何だかんだと300万円を軽く超えてしまうはザラで、生活によほど余裕がない限り理想の車を手に入れるのは至難となりました。

そこで売り手が苦肉の策で始めたのが残クレ(3年貸し出し)また最近ではサブスク(トヨタのkinto他)やカーシェアリングなど手軽な所有サポートが軒並み出現しています。幾ら何でも富裕層もそう年がら年中高級車の買え替えは出来ませんからやはりそこは中低所得者も対象にした隙間狙いもあって当然でしょう。先日、ドイツトップブランドのBMWの日本法人が傘下各ディーラーに台数目標を強引に設定したパワハラが発覚、後に是正されましたがこう言った隠れ事例はサプライヤーも含め現在も広く横行していると思われます。

そうは言っても生き残るのは実に至難です。何としても自社製品を買ってもらわないと勤め先が困窮し自らのリストラ後の倒産にも及びます。当面続くコロナ禍にあって関係当事者の皆さんは相当焦っているに違いありませんが、最近のテレビCM一つ見てもそのかつて無いほどの必死感がより以上に伝わってきます。超人気タレント全面推しで商品名を連呼するとかより詳しい利点解説の付加、感情移入させるドラマ仕立ての感動CMなど「この商品に社運がかかっている」とも言える妙にエネルギーこもる演出目白押しの印象を受けます。一見ゆるゆるCMのように見えて中身は何でもあり先食い良しの相当ガチ、改めてぜひ検証してみてください。

タイトルの『極論として利益得るのがビジネスの本質だけど』まさに弱肉強食リアルサバイバルがここに来て目下減少の一途を辿る少ないマーケット独占残り僅かな椅子取りゲームに向けてより大胆な攻防が展開されているとなればです、確か4年後の2025年を機に「日本は大恐慌に突入する」と名のある多くの経済学者が揃って似た警鐘を鳴らす通り、まさに前哨戦なるその『終わりの始まり』が如実に表出し始めたとしか思えません。



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