
タイトル画像みたいに景気がバーンと跳ね上がってくれたら良いのですが...今回はCGビジュアル素材『FREEDOsession 106-235』より抜粋しました。
→DEGIGA.JPサイトで『FREEDOsession 106-235』をチェックする。東京都で驚愕の822人感染>これまで当ブログで何度となく繰り返し綴ってきました『日本の危機』ですが、近隣国でいえば北朝鮮の核問題に中国では尖閣諸島また反日と竹島奪取に頑なな韓国等々、いつ軍事的トラブルが発生しても不思議ではありませんでした。しかしながらそこは今のこの時代ならではと言いますか、現状がリアルタイムに観察可能なインターネットの普及や国民の新自由主義的社会構造その高まる意識の表れが各国ともほぼ同列でありなるべくなら流血伴う悲惨ないざこざは避けたいところ、あれだけ危うい米朝間の緊迫さえもひと段落であり東アジアに於ける概ね大規模な軍事対立は抑えられています。
ところがどっこい、この新型コロナは一筋縄にはいかないようで欧米また我が国に於いて感染の押さえ込みに未だ尚苦慮している状況です。特に日本取り分け東京都の本日(12/17)一日の感染者数がとうとう800人台に至りました。正確には822人とあります。正直この数字を見て目がクラクラしました。昨日16日が最終日だった『勝負の3週間』は一体何だったのでしょうか。
昨日、西村大臣が暗に「一通り効果はあった」と発言されたようですがとんでもない、今日のこの数字を見てどこが効果なのかです。会見場に示したパネルの表など誤魔化す気ならいくらでも書き換えできるでしょうし都合良く解説すれば穏便に済むと思っていた、事実であればあまりに浅はかです。相手は忖度も遠慮もしない人から人へと容易に渡り歩き所構わず命を奪いかねない未知の感染生物であり政府機関のこれまでの猫騙しなど一切通用しません。
政府としては何としてもオリパラを無事開催へと導きたいその一心なんだと思います。IOCとの最終調整で来年2月にその目処がはっきりすると聞きますが、最後の頼みの綱であるワクチン接種が功を奏して世界的パンデミックがものの1ヶ月足らずですんなり収束に向かうのであればその可能性も確かに残されています。ただ、現在南米ブラジルで使用される中国製ワクチンでアレルギー反応が出たため急遽接種が中断、イギリスではより感染力のある変異体ウイルスが登場したという情報もあります。
平和ボケの代償>報告不要の第5類に指定されるインフルエンザそのワクチンでさえその種別に応じて毎年のように改良されている訳で今回の新型コロナにもそれは当てはまります。この分で行くと残念ながら人類は当ウイルスとの終わりなき戦いを強いられそうな気配すら伺え、そうなると今後社会はじわじわと不平不満のるつぼと化し時に過度な分断から引き起こされる暴力的混沌の時代へと向かって行くのかも知れません。
世界から見て感染者が極めて少ない日本の現状はきっと羨ましい筈で中にはこちらに移住したいと考える外国人もいるそうです。しかしどうでしょう、日本は人口の割に国土が狭く都市部一極集中で感染リスクがないと言えば嘘になります。上述の本日800人越えがまさに暗い未来の始まりを指し示しています。メンタル面でも日本人は結構ナイーブで他者に迎合しやすい比較的優柔不断な性質でありそこは国のトップ機関でさえこれまでの政策の失態あれこれが全てを物語ります。
真面目に仕事をして其れなりの実入りがあれば衣食住に困る事はほぼなく戦後70年以上そうして安泰だった事が寧ろ仇であるかのように国民の大多数が『お花畑状態』という有様、それも相変わらず自民党に票を入れる人そもそも投票所に行かない人で溢れた結果でしょう。ここぞの時に決断できない情けない菅政権もそうですがその陰で更に儲けたい私利私欲の経済界こそが最低限の暮らしにも事欠く非正規の名を借りた守られない哀れな国民生産社会を作り上げ、新型コロナはその最終兵器となったのです。
たかが風邪?が人類を滅ぼす>今年も残すところ半月を切りました。早々にGoToトラベルを停止した感染顕著な地域に遅れて年末28日〜来年1月11日およそ2週間同キャンペーンが全国一斉に一時停止されます。私が思うにこれってどれだけの効果があるのか疑問でなりません。もしも感染者減少なく翌12日から解除ではあまりに乱暴すぎです。ここは同じ轍を踏む事なくじっくり取り組むべきではないのか、率直にそう思います。
巷には一部未だに「ただの風邪に経済がめちゃくちゃにされる」と叫んでいる人が存在します。そんな方の言い分は決まって他の事象と比較対象します。「インフルで毎年1万人死んでいるけどコロナはその5分の1である」交通事故死や自殺、餅を詰まらせて窒息死した高齢者数など上げれば切りがありません。これはあくまで今現在での対比(比率)であってその数字が時間の経過と共に上下が逆転する事は十分考えられます。真に経済を安定させるにはコロナ退治をまずは優先すべきであり事あるごとに「経済ガー」と都度反発したところでマインドの大半はもうとっくにその真逆、仮に『ただの風邪』論理で放置するならその蔓延はまるでゾンビ映画ならぬ途方もない数まで拡大し医療崩壊まもなくある時点から手の施しようも無くなり日本経済は根底から破壊されてしまうでしょう。
明日はさて何人の感染者が出るのか最早怖さしかありません。東京だけで1000人越え?一気に2000人?全国1万人超なんて数字は流石に見たくないですが、年明けから10日ほど経ってどうもそうなる公算は大きいように感じます。何故か順風満帆な日本株だってどうなる事やら、一部の大企業が頑張ったところで大半がアウトなら日銀の下支えも虚しく突然の大暴落勃発で市場はガタガタ、主要企業の倒産ラッシュに拍車がかかり失業者爆増、生活困窮者への支援が短期間でどこまで進むのか、借金して家を購入したはいいが突然の困窮で売ろうにも買い手不在、値崩れが進んで一家離散、破綻、事業者激減の煽りで食料供給ままならず、また必需品の製造も追いつかずモノの値段が急上昇した挙句にハイパーインフレ突入。
急激な生活苦に追い込まれた自殺や餓死、空き巣に強盗そして集団暴徒化、ここに来て日本の崖っぷちが現実味を帯びてきました。
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