『500』が暗示する新サービスとは、近日スタート

500


悔やんでも仕方ない>
上掲画像の『500』が示すその意味は果たして何でしょうか。背景にあるボケたドットの横流れも気になるところですが、まだ日にちは確定していません。ただそう遠くない時期にスタートさせたいと今は着々と準備を進めている最中です。何度もお話しすることでまさに皆さんも身につまされる事態進行中のストックフォト売り上げ急落の境地、仕事の形態上救済の矛先すら定まらない状況でこれを家業にする契約作家陣の殊更苦難を強いられている人多数と推測できます。

人ごとのように言っていますがこの私なども無論厳しい局面に瀕している一人であり蔓延する新型コロナ騒ぎによる大損失はもとより既に過去数年来極度の低迷が続いていると言えます。何しろ低価格帯ストック事業者の登場から始まってそこにサブスクリプション販売システムの定着、まとめて購入する事で素材一点が代理店によっては僅か数十円という想像を絶するほどの破格値をつける始末。

確かにデジタル技術盛んであればほぼ自動化で販売網を構築できる訳で現場の人員削減ならびにサーバー装置導入後の維持費はさして負担にならず経費が下がれば売値も下がる、当然の成り行きではあります。しかしそんな作品群を預け入れる作家側にしてみればあまりに不条理であり差別格差の助長とも思えてきます。


先細る経済にあって>
時代は変わったと人言います。それでもその新たなシステム構築にはそれなりのリカバリーあっての物種であり作家の取り分なりを維持およそ拡張できて初めて成せるものではないか、改めてそう回想します。販売代理店の作家専用ページを散見するとそこには売り上げ向上に向けたアドバイスがそれ相応に並んでいる訳ですが、どのカテゴリーも組織だった法人形態で挑まなければとても実現不可能な題材ばかりであり、個人の一無名作家が出来る事は限られます。

それこそ法外な予算立てで一からその分野を構築し派手に展開できるまでにはかなりの労力時間資金の投入が不可欠となり、ましてや都会から離れた地方都市で何をやろうと、そもそもそこに程よい環境など微塵も存在していないのですから仕掛けも何も写りようがありません。数カ月足らずで資金は底をついて結局残るのは借金のみ、今のご時世からしたら身包み投入の大博打に違いありません。

という訳で概ね現状を常に天秤にかけ理に適うギリギリ精一杯の工夫を凝らしつつ維持し作品を作って預ける、出来る事はそれだけです。多分ですがむしろ法人組織かつ大掛かりにストック家業に勤しむ側の方が当市場の現状を鑑みて個人よりも逆に極めて厳しい局面なのかも知れません。大方作り得る素材はライバル各社ともに飽和しておりそもそも買う側が減少してるとなれば尚更で、代理店側の度を超す値下げ競争に加え毎月襲ってくる膨大な固定費に経営陣は頭を抱えていると思われます。

仕方なくリストラ、吸収統合、規模縮小、事務所(スタジオ)移転、モデル代に出張費等々の経費節減で場合によっては廃業する事業者さんも出ているでしょうか。向こう三ヶ月がこの我が国の正念場とも囁かれる中にあってさて、この私も含めストック家業の行方が不安でたまりません。結果生き残れるのかそれとも商売替え?若い人はまだ何とでもなりそうですがこと私は還暦過ぎのじじいであり、そんな老いぼれを雇う相手は過酷低賃金のごく少数に限られます。


不可能を可能に変える>
ユーチューブで盛んに指南するページには決まって『差別化』が強調されていものが多いですが、一般に差別化できるものがあるとすれば『資格』かその分野の『経験』『熟練』この辺でしょう。それもこれから先の時代伸びそうな分野であって蓋を開ければそのあまりに高度な要求に大部分の人がお手上げ、ましてや募集はごく僅かで職場が都心部に集中していてとてもじゃないですが数時間かけての毎日の通勤は敵いません。年齢制限もしかりで行って40歳前後が上限になります。

ここまで書いてやや話がやたら再就職に飛んでしまいましたがしかし新たな道を模索することは決して無意味ではありません。そのどこかに僅かながらも光明は射すもので何かしらの重大なヒントが隠れていたりもします。想像を膨らませして一旦立ち止まり今一度考える、創造する、実践してみる、この繰り返しでしか今思う開かれる未来はないと考えます。

単純な話、今もって預けている作品数が個々に少ないのです。観察すれば出来うるジャンルやテーマもそこそこ在ったりしますし成すべきは今に即した新たな見地、先の行動と創造、そしてその精度向上、こうした複合的学びの継続にこそ生き残りの全てが詰まっていると思いますが如何でしょうか。前回のこのブログで要らぬ報告もしましたが、運良く新型コンデジを入手する事ができ性能的にもストックフォト機材として十分機能すると思っております。

フルサイズ機には足元にも及びませんが印刷A4サイズ両面見開きまで対応するならばクレームの付けようもありませんし画素が長辺5000ピクセル超なので動画機能含む放送4Kも余裕でカバー、1型センサーと心臓部であるデジック8を以ってすれば怖いもの知らずであり更なる高みを目指してより高度な素材作りに挑めるというものです。

すいません。また話が逸れましたが、あの最上部『500』という不可思議な数字に思いは馳せます。この数字の指し示す新サービスは取り敢えず期限を設けずにゆるく続けるつもりでいますが、どれだけの理解者がおられるのか懲りない再びの無謀な実験?現段階ではそれしか言えません。

期待半分失望半分くらいでもうしばらくお待ちください。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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