amanaimegesPLUS という新戦略から1年

揺らめきギャラリー・みなも(予告)


コロナという障壁あれど>
どこの業界もここしばらくコロナ禍冷めあらずであり事が緊迫し始めた3月から早およそ3ヶ月が経とうとしています。多くの大企業を中心に既に当たり前とも言われる『テレワーク』が推奨される中にあって、むしろ仕事がはかどったとされる向きもそこここで聞きますが、それでも業務内容によってひとつの効率化を担うにはやや心もとなさも手伝ってか至ってスムーズとは言えない現状も多方面で見受けられるようです。

ストックフォト代理店の事務方作業に於いてもそれは例外ではありません。半自宅待機も相まって従来型の意思疎通が行き届かず各所でうっかりミスは絶えず付きまといます。当然タイミング等によって突如配置転換が言い渡されるなど後任への受け渡しが不十分であれば一部穴が開く事もしばしば起こり得ます。

先日もある代理店さんで私の新作が殊の外処理に時間が掛かっていたので確認するとそのページでの編集作業は全て完了なるメッセージが記され作品は何処かへと行方知れず状態になっていました。販売サイト上に未だ掲載はされておらず実に困ったものです。その空白の時間だけ売り上げはゼロになる訳なので、これって損失分補填も請求可能な賠償案件にも匹敵すると思っていますが、そこはしっかり契約時の約款にもあるように案の定作家側が弱い立場にならざるを得ない記述になっています。

私もそこまで強く批判はしませんが、仮に訴えた(訴訟ではありません)にしても逆に反感を抱かせる事となり今後のお付き合いにも亀裂が生じる訳で気持ちを鬼にしてグッと我慢の子で耐えるしかありません。という訳で今回はそんな保留状態である作品(動画)素材をご紹介したいと思います。問い合わせは済ませてあるのできっとこれを機に速やかなサイト掲載に繋がってくれると期待しています。


揺らめきギャラリー(動画)シリーズ第4弾>
実は遅まきながら『新緑動画になります。数キロ離れた自然公園に足繁く通って捉えた全90クリップを有するタイトル『揺らめきギャラリー・新緑』がそれです。既にご紹介もしております静止画タイトルの『FREEDOMsession_001-105』こちらに含まれる新緑素材を動画化したイメージと思っていただければ幸いです。多くは抽象的かつ印象的な新緑の空気が漂っていて味わい深い内容と言えるでしょうか。

今回のブログはあくまで新作の予告編であり、また細かな準備が不十分なので正式公開は後ほどという事で今しばらくお待ちください。ただこちら上掲画像でもお分かりのように雨降りシーンも幾分か混ざっています。しっとり感(潤い瑞々しさ)を謳うような目的に是非ご活用いただければと思います。

何しろ新緑イメージは静止画動画に関わらず一年を通じて比較的利用頻度の高いテーマです。もはや季節外れとがっかりする事はなく適材適所で必要に応じてお客様のお目に叶う事を願って止みません。何卒よろしくお願い申し上げます。


あれから1年の大失敗>
さて今回のブログタイトル『amanaimegesPLUS という新戦略から1年』ですが、このブログをお読みの幾人かで同様の境地に苛まれておられる契約作家さんは少なくない筈です。昨年の6月に届いた『RMを全てRF』に変更するという半ば強引とも言えるお達しから早くも1年が過ぎようとしています。さて結果どう推移したかと言いますと、これはあくまで私に限ってで恐縮ですが、正直言いまして収益は昨年6月を境とする以前と比べておよそ半分以下これが現実と成り果てています。

直後の通知では按分の変更と銘打って作家側3割から一律4割と改定されるもその後月を追うごとに一時の安堵はそれこそ微塵に崩れ去りました。直後いきなりの値引き合戦に打って出たのです。作家救済と信じた10%割り増し分に何の意味もなくむしろその報酬額は悉くマイナスに転じていく始末。

変更後の年収額は言うも虚しく激減、これが紛れもない事実です。さて皆さんの現状は如何なるものでしょうか。「私はプラスです」「当変更は結果良かったと思います」なんて悠々言える人は果たして何人居るのか、いや人っ子一人居る訳がないと強く言いたいです。まさにこの試みは大失敗。国内大手他社さんは未だRM販売を残しつつ営業を継続しており、先月でしたかそちらで一点が10万円強というRM素材の有難い売り上げが実際に発生しています。

アマナさんではもう一切そんな大それた売り上げが期待できなくなったのでそれこそ元の鞘(さや)に戻ることは金輪際あり得ません。まあしかし数年をかけて蓄えたある程度の物量で作品群がプールされている事から限りなくゼロになる事は無くそこだけは1本の蜘蛛の糸状態なりに幾分救われる面はあるでしょうか。やはり最後は何はともあれ『数の原理』が大切なんですね。沢山創る撮るを経て生まれる可能性は此の期に及んでなお身を助けています。

社内のどなたの発案だったかは知れませんが一種それは思い込み早とちりの胆略的かつ暴走に違いありません。マイクロストックの現状だけを見てそこに敵うべきと行き当りばったりの狭い見地を以って当時の強い立場の利害関係を軸に一気に押し切った、そう想像もできます。多分ですがその事で以降の業績は目下下降の一途を辿っているのではないか、そう感じざるを得ません。


頭を冷やして再出発すべし>
今からでも遅くないのでRM販売を広く再考しつつ高額案件に結びつける対策をいち早く再構築すべきと念願します。今や印刷物が売れないご時世であり訳の分からないお金持ちの芸術家を暗に紹介する『IMA』など要らないでしょうに。そこに掛ける余計で膨大な予算があるなら目の前で喘ぐ契約作家陣にその資金をふんだんに還元すべきです。いみじくもコンテンツ素材提供事業がメインステージであり赤字必死の意地でやっているのかと半ば疑いたくなるほどあまりに寄り道しすぎます。

いっそ思い切った断捨離も含め今一度現契約作家陣の一人一人に対して真摯なまなざしを向けると共に、まさに何処かの企業が言っていたスローガン『選択と集中』それに勝るものはありません、ぜひ即実行へと移していただきたいです。今思えばせめて『地球イメージ』はRM製品として残して欲しかったです。過去どれだけ実績を積んだ素材かは精査で紐解けば一目瞭然。勿体ない話というよりも全部捨て去ってはっきり言ってバカですよね。

専ら自分の首を絞めておきながらそのしわ寄せを作家たちに丸投げ委ねて他人事とは最大手としてほんと情けない限りです。こんな事書くと干されてしまうかも知れませんがあくまで代理店と作家は常に一心同体(戦略共同体)であって欲しいという確固たる願いがその裏に込められている事はご理解ください。ホールディングスとは名ばかりで投資家の顔色を伺うだけの株なんかは非公開にしてもっと現場から広く意見や提案立案を吸い上げながら好きなようにやりたいように展開するだけなんです。過酷なコロナ禍にあってこそのその実力たる勢いを再び、アマナという比類なき圧倒的な存在感(潜在的知名度)を以ってすれば必ずや光明は射します。

大手が動けば自ずとその市場は動きだす。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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