補償?ストックフォト家業の現実

スペシャルサイト:Under-Wonder


収束の兆し見えず>
オリンピックの開催が延期と決まってすぐに新型コロナの感染者が何故か続出、今日で丁度1ヶ月が経ちました。感染拡大を抑制する『自粛要請』『緊急事態宣言』も力及ばずである一定数それを軽視してほうぼう出歩く国民は後を絶たない状況です。この分でいくと安倍総理が望む連休最終日5月6日までの濃厚接触8割減の目標達成は殊の外難しくなってきました。

本日土曜と明日日曜日の2日間などは晴れ間続きとあって『自粛疲れ』のわがままにそれなりの人出がありそうで前週末の繁華街混雑分に今週が加わってそれこそ『緊急事態宣言』解除直前の膨大なトータル感染者数が危惧されるところですが、多分ですが解除は延期で概ね5月末になりそうな気配です。

実に困りものはパチンコ店の休業拒否です。法律に則って店名を公表したようですが効果はむしろ真逆であり宣伝にしかなりません。業者は元がヤクザ家業でそんな仕打ちなど屁の河童、お店探しも容易になりお客も店側も総じて感謝感謝でしょう。何が何でも遊びたいのですから心理として結果そうなります。

仮に強制すれば暴れる者も出てくる筈で今更感満載、実に厄介な連中です。それもこれも以前からの政治家や警察組織との長い癒着体質が元凶で片や天下り片や政治資金のお得様、現金引き換え時の査察は形ばかり『たまに見かけてご注意』程度で摘発はほぼ0、これでは阻止しようもありません。ましてや売り上げの一部が北朝鮮へ流れているとも聞きますし事実なら国として完全に頭狂ってます。


ストックフォト家業は寅さんと一緒>
まあそれはそうとして何しろ一番の問題は私が家業とするストックフォト業界の今後の動向でしょう。ここ最近になって世論の抗議の高まりから個人への一律10万円支給、企業(特にサービス業)への休業補償また返済免除?貸し付け含め等様々救済施策が進められています。私もいわば世間で言う青色申告を毎年行ういっぱしの『個人事業主』に位置づけされる訳ですが、政府および地方自治体が思う事業主の対象があくまで『コロナの影響から売り上げが半減する(可能性大)業者』である事です。

私の仕事については『売れてなんぼ』なので毎月の売り上げ変動は常に激しく月計算ではとても算出できません。すなわち昨年度の年商(年収)で割り出す事になりますが、ここ数年に渡る売り上げ低下からそもそもこれが洩れなくコロナ禍否かに該当する筈もなく救済窓口では大方「実証がない上、元が全てに於いて自己責任を伴う業種」とされるに違いありません。

仮に生活の困窮を訴えたとしても精々一般の貸し付け支援とされ後の利子付き全額返済を求められるのがいいところです。ただこういった商売は返済目処が立ち難いなど先行き不透明な仕事柄でありそもそもが受けつけて貰えない可能性も考えられます。世間の受け止めはあくまで『ふうてんの寅』、以ってテキ屋家業同等と見なされるのではないでしょうか。

「それが嫌ならハロワで探して非正規でもパートでもいいからどこぞの使用人になりなさい」と促されるのが目に見えます。過去12年間、せっかくここまで耐えて耐え抜いて続けた家業なのでその積み上げた貴重なスキルは今後も活かしていきたいですし需要が減ったとはいえ今もそれなりの利用者は存在します。しかし問題はこのコロナ騒ぎからの社会が今後どう変化するのかまさにそこなんです。


次2ヶ月が山?峠?>
内外問わず名のある多くの経済評論家が口を揃えて「5・6月この2ヶ月で倒産と失業者が続出し10月まで国が保つか分からない」とまで言い出しました。ストックフォトならずともどの業界もグローバルに共々繋がり合う『サプライチェーン』関係あって経済が成り立ちそれぞれお金が回る訳なので、その流れが止まれば物の流通も必然的にその負に連動します。

失業者だらけ貧困生活者ばかりの社会では各々資金枯渇、ましてや高価な物など一切買えません。であるなら商品やサービスも自ずと縮小を余儀なくされるのでそこに関わる宣伝費も相当に削減されて当たり前。巷では近い将来全世界を巻き込む『大恐慌』が起こるとさえ囁かれておりそれこそ広告宣伝云々どころか食料調達にさえ喘ぐ暮らしが待ち受けます。

多少でも貯蓄があれば当座凌ぎは取り敢えず可能ですがそれも期限付き、資金は徐々に減っていき遅くとも2年もすれば底を突いて結果同じムジナです。家のローンを抱える人、学費でピーピーする人、毎月の光熱費や家賃返済も堪えます。その状況で尚もパチンコ屋に行こうと考える人は完璧な依存症ですよ。


キーワード:パラダイムシフト>
兎も角はそこは更なる辛抱と名案を以って何としても乗り切らねばなりません。最悪でも現在預け入れる大手代理店が潰れない事を祈るしかありませんが、ただアフターコロナ環境ではおおよそ既存のビジネスモデルに大変革が起こっているに違いなく、これまでのような外食産業や各種ライブイベント業、旅行業などとかく経費がかかり広く人を集めてお金を儲ける商売は専ら淘汰変質してく可能性があります。

もしも取引に必須な今のハンコ文化が電子承認に移行(AI大臣進言)すればほぼ全ての事務仕事は遠隔で済みますし学業についてもリモート学習が奨励されるなどそこに付随する広告宣伝はまさに様変わりして当然です。製造工場も小規模分散型になり稼働はAIを駆使して人員は最小限、流通はドローンロボットによる自動配送システム、食料生産も気候変動に強固なよりシステマチックな自動化が進むと思っています。

何となくおぼろげながら次期テーマの構想が頭に浮かんでいますが、さて同胞の皆さんは何を想像しますか?今やれる事思いつく事、それをしっかりと着実に実行する以外に一個人作家に残された道はないと思っています。


一応言っておきますが、これはあくまで人間による紛争がなかった場合を想定しています。もしも万が一大国同士の『戦争』(前回ブログ参照)に巻き込まれたならば突如凄まじい食糧難から世界の飢餓は深刻化し例外なく我が国も当分の間は都市部を中心に『配給制』と成り得ます。その時点でほぼ全ての事業が姿を消して人は危機を逃れて地方に分散、自給自足を糧に土まみれの農業活動に精を出すのでしょう。

ストックフォト?取り敢えず終焉です。そうなったら私も農業してるんじゃないでしょうか。食わないと死んじゃいますから。


お題は桜から緑へ>
暗い話から一転、DEGIGA.JPサイトの内容が更新されましたのでご報告いたします。桜の時期も過ぎた事から『新緑・初夏』に一部内容をシフトしました。スペシャルサイトには通例の新作ではなくバックヤードとして既に販売されているタイトル『Under Wonder』を今回ご紹介しています。合わせて初夏の奥入瀬渓流を捉えた『奥入瀬アゲイン』、こちらも今だからこそのおススメタイトルとなっています。

以下リンクよりお進みください。何卒よろしくお願い申し上げます。

→DEGIGA.JPサイトにてタイトル『Under Wonder』スペシャルサイトをチェックする。

→DEGIGA.JPサイトのおススメタイトル『奥入瀬アゲイン』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトにて『希望セレクト』計220点を全てチェックする。


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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