またまた新作予告>しばらくのご無沙汰でした。最後の投稿が去る今月9日だったのでおよそ3週間近くが経っています。そんな時間の経過とともに無事新作も完成し編集作業もほぼ済んで、あとはいよいよ公開するのみという段階まで漕ぎ着けました。来月2日の公開を是非お楽しみに。
という訳で今回、その予告画像の一部を覆った形で恐縮ながらご紹介させて頂いております。見ると何やら男女二人のシルエットが浮かんでいます。彼らの視線の先にはさて何が隠れているのでしょうか。そして左側の奇妙な言葉が合わせて気になります。
『テーマ・演出・演技力』と記されるまさにこちらが次作の狙う本質を意味していると言う事です。その答えは公開時にお話しするとしまして、数少ない情報から少なくともそこにフィギュア(人形)の絡みが伺える訳ですが、問題はこれがお客様に必要とされるか否かです。まとわりつく毎回の悩みの種として当然ながら『預かってもらえてお客の目に止まり数売れてなんぼ』の条件命題をクリアしなければなりません。
最近よく書く事に『CGが売れなくなった』があります。もっぱら動くのは『地球』ものでありそれでも今だと他の作家さんからそれなりに様々狙いの地球ものは続々と増えつつありますし単純にグローバルイメージをひとつの形として容易に説明できるものではないでしょう。
CGソフトを使って地球を作れば即売れる筈もなくやはり多くの場合『工夫良し悪し』は外せません。仮に地球や世界地図等具体的なそこに描写が無くとも至ってグローバル表現は可能であり商材訴求に効き目を感じればある時点で必ずお客さんの目に止まるでしょう。つまりはその確率が重要で『注目される』を絶えず作り出せた制作者のみが常に生き残れる、現実として厳しい縮図宿命ではありますが。
そう考えますとこれまでの私の仕事はどうだったのかと自問自答するにここ10年余り目に見えるほど明確に実践および結果が導けたとは思えません。むしろ余計な寄り道三昧の日々だったでしょうか。当時まだ資金的にも余裕がある時期はいわゆる『実験』も視野に多少なりチャレンジも出来ましたが今などはそうもしていられない状況(窮地)であり、前回のブログ後半にも書きましたが実情として取材遠征も機材刷新もままならず家計は食費共々節約の嵐、経費削減からもっぱらパソコンの画面にかじり付いて1日が終わるという単調な毎日と言えます。
日本って本当大丈夫か?>巷は相変わらずの不景気風であり今朝のニュースでもあのかつての家電最大手パナソニックが半導体部門を台湾企業に売却とありました。その前にも液晶部門撤退を宣言したばかりであり、これに日本唯一の高い知名度を誇るソニーやトヨタが加わればわが国は沈没ほぼ確定でしょう。とにかく市場を活性化させないと肝心のモノ(サービス)が売れず事業縮小が最小限の雇用確保すら困難としその失業者の再就職もままならず合わせて低賃金良しの移民労働者の増大と全自動化の波が益々内需を圧迫、人材不足と高齢者福祉医療年金原資の枯渇、もはやこの先は言うまでもありません。
あるコメントに無責任にも「日本が無理なら景気のいいアメリカへ移住したら」との書き込みがありました。文化の違いや言葉の壁を乗り越えてでも日本脱出を図れと言う忠告なのか分かりませんが、今手元にある資金の(日本円)価値は他国通貨のおよそ半分にまで落ち込む有様で、さて何処で暮らせというのか相当難しい問題です。
中国台湾そして新興国は元より今や繁栄に富む東南アジア主要国に於いても既に日本円を上回るほどの貨幣価値を見出しつつあるといいます。7カ国主要国首脳会議(G7)内でも日本はその最後部に位置するほどにGDPは落ち込んでいます。ある一定のスキルあってもなお日本国民多勢の日本脱出はまず難しいと見ていいでしょう。
何でもいいので兎に角国力をつける以外この窮状から抜け出る事はできません。ここ最近皆さんも良く知る大手企業の大挙を成すリストラ策や事業投資の縮小、TOB(株式強行買い付け=企業買収)など盛んに行われています。そもそも日本という国を下支えする根幹が全事業体の99%を占める中小零細企業と言われて久しい訳ですが、その仕組み自体がむしろ国力増進の足かせとなり人材しかり資金不足も相まってグローバル会社として迅速に海外に打って出る余力が乏しいとされます。
今の日本は他国から攻め込まれるままにたじろぐ一方です。このままでは間接的ながらもある大国の属国成れの果てに違いなく見せかけのインバウンド景気に流されて今後そこを放置し続ければ伝統ある日本発祥企業(在来技術)の全てが他国に奪い取られてもおかしくないと思います。さて向こう10年いや2〜3年のうちに日本のより活気あるグローバル躍進に火を灯す起業家?政治家?は現れるのでしょうか。
幾ら何でも自動車産業とスマホ通信事業2業態だけでは内需だって余りに心もとないですよね。
・
・
・
→『今が旬素材』を豊富にラインナップ!DEGIGA.JPサイトで掘り出し物を見つけてください。→来たる5G通信時代に備えたビジュアル新素材『CONNECTED』スペシャルサイトはこちら→暮らしの風景は人の生き様そのもの『家 佇まいセレクト』ただいま発信中!(ブログ記事へ)
・
・
コメント