改元フィーバーの波に乗って>平成時代も残すところあと半月弱と迫りました。今年のゴールデンウィークは新元号に伴う現天皇退位と令和天皇の御即位行事も絡んで最長10日間にも及ぶ大連休となりました。ただ実体として主にサービス業を中心にそこは相当な掻き入れ時ともなり都市の繁華街目抜通りのブランド店に飲食店、人気観光地など多くの人出で賑わいを見せる事からゆっくり休養を取るどころではありません。
また一般企業に於いても今や生き残りを賭けたライバル相手との熾烈な戦いの中少しでも多くの利益シェア拡大に余念がない状況に躊躇は禁物、休み返上もしくは交代制でそこに関連する大抵の事業所は相変わらずのフル稼動と思われます。
さて5月いっぴより日本がおよそ30年ぶり待った無しで一新する訳ですが巷は間違いなくお祭り騒ぎとなり各マスメディアもそこに便乗して過剰なほどに煽り立ててくる事が言えます。やれ『令和ナンチャラ企画』だの『新元号スペシャル』『令和時代で何が変わる?』みたいな番組はしばらく続くと見て間違いないでしょう。
私もそこは人の興味を惹かずに入られずこのタイミングに合わせて新作投入を準備している最中です。本日は毎度お馴染みのややうがった手法からその予告画像をご覧いただいていますが、何やらサイコロ状の3色ブロック(立方体)が一つポツンと転がっています。背後に薄暗く似たブロックの配列が伺え飛び出た一つはその枠から外れたものです。
勿論実写ではなくパソコンで作り出したCG(架空の世界)であり必要な素材として機能するのであれば言わば何でもあり的な代物でそこは毎度自由に発想して形にしていますが、後にも先にも『今自分にできる事』が重要であり如何にそれをスピーディかつ量産出来るかが最も問われているとひしひし思うのです。
進化よりも大変革精神>ではこの『問われている』とは何から来るのでしょうか。言わずもがな購入して利用する当事者そして預かる代理店の思惑に沿って常に必要とされる、これに尽きます。ただ必要なだけではなく突飛なインスピレーションの源泉になり得るか否かのある意味試される制作者たる自分もそこに居ます。
今やマイクロストックに関わらず素材一つの価格帯は大幅にその価値を失いつつあり売り値が激減、それが当たり前とさえ見下されもしている現状を永遠と悲観していても始まらず、もしも一筋の希望の光が射すとすれば値引きとは真逆の発想に立った価値を再度呼び戻す『発見の喜び』意識に皆が立ち返るしかありません。単なる延命治療に留まらない既存思考の多くを拭い去り新たな感覚を奮い立たせるその起爆剤こそがこの疲弊極まりないストックフォト業界に求められて然るべきです。
その第一歩を飾るに相応しい新作であるかは微妙ですがしかし挑戦の継続は大切です。小川も大河になるにつれその川筋は縦横無尽に枝分かれし過去のその面影とは全く違うものとなります。進化(リノベーション)というよりもまさに大変革(イノベーション)の精神を以って来たる新元号『令和』のち数十年に向けて華やかなスタートに立てればとその想いはみなぎります。
公開日は未定ですが、今月中にはお披露目できるかと思いますのでもうしばらくお待ちください。
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