北朝鮮の儒教はカルト化したのか

今、アジア圏は非常に緊迫した状況にあります。北朝鮮はこれまでも隣国から援助を強要する挑発的要求、すなわち瀬戸際外交を頻繁に繰り返してきました。

若干30歳の若き金正恩体制になった途端、その横暴で過激な発言と威嚇は日を増すごとに自らの孤立を深めており、開戦を仄めかす強硬な姿勢への一線越えは異常な振る舞いとしか答えようがありません。この数日間に私が当ブログ上で描いた妄想による勝手な観測の流れが嘘のように現実化しつつあります。

更に妄想を続けますが、まず弾道ミサイルの発射で直接韓国と日本を攻撃するならば、やはり金日成生誕101年を迎える今月15日以降と思われます。国を挙げての重要な式典やその後の祝賀会を目前にして交戦するとは考え難いからです。もしもその15日前にミサイル発射があるとすれば、それは単なる威嚇と発射実験に他なりません。

ただ、中距離弾頭ミサイルのムスダンは今回が始めての打ち上げになる為、飛行経路のデータがなく当の北朝鮮側にしても、撃ってみなければ解らない面も多々あるでしょう。なので空中分解もしくは飛距離不足で日本国内の陸地部分に着弾する恐れは否めません。もしも着弾すれば、それが宣戦布告と見なしアメリカ軍による報復攻撃が即座に行われる訳で、同時に北朝鮮にも事無きを得る慎重さが問われています。

さて、北朝鮮がこれほど戦闘を誇示する理由は何でしょうか。私は北朝鮮独自の儒教にあるのではないかと思っています。片や仏教的要素を持つ恩恵な宗教ではありますが、独裁者の系譜継承に伴ってその性質は極度に歪められ、遂には根拠のないカルト化した過激思想にハマり込んでしまったのではないか。

オウム真理教の仕出かした地下鉄サリン事件や信者への暴行・殺人など警察の摘発を受けるような過激な宗教団体が日本でも過去に大きな話題となりましたが、北朝鮮の今の宗教はこれに付随している気がしてなりません。金一族の遺訓と称して頻発させるミサイル発射や強硬姿勢を貫く核開発の号令には、神と崇める何か只ならぬ強大な覚醒が働いているかのようです。

なので、周りの諸外国がいくら経済発展への道筋を示して友好関係を促進するよう勧めても、彼らはかたくなに地獄図を目ざしていくのでしょう。今日、韓国の朴大統領が「和平への交渉を」と、へりくだっていましたが、「遺訓の力」に逆らう事はもはや不可能と私は考えます。

12〜15日の発射ならヤクザ的な土壇場の交渉戦術ながらまだ僅かに理性が残っている指導者・高級幹部たち。16日以降に発射なら全面戦争の恐れ。

全ては101年目のお告げによって引き起こされる。かな?


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