最近は『売れるストックフォト素材』がよく分からなくなった。

Afloトップページ

表紙で使われたぞ!>
上掲画像ですが、こちらはあの国内大手ストックフォト代理店の有名ブランド『Aflo』(アフロ)サイトのトップページで、先日イメージ画像の更新が行われその際に私のCG画像を今回チョイスして頂きました。赤枠の画像がそれです。

運がいいといいますか、あまり間を置かず年間を通して作品を納品している事の謂わば代償と言う結果なのかも知れませんが、そこはできる限り『優等生』で頑張り続ける事は重要ではないかと思っています。預け入れ点数もほぼ1万点到達という事もあるので、セレクト対象者の一人として優遇されているとすれば、それこそ誇りを感じます。

ただ残念なのはもうここ数年間売り上げが低調という事でしょうか。前々回のこのブログでも書きました通り生活が立ち行かない状況に瀕しているのは事実ですし、売れない原因も超安売り結構というような今の巷の成り行きを見れば理解もできます。が、一向にその解決策が出てこないのですねこれが。

狙いズレてないか?>
暇な空いた時間など時に各方面のストックフォト代理店サイトを覗きに行くのですが、その一つに上述のアフロさんと並んでベストスリーに入る国内ブランドに『イメージナビ』さんがあります。当ブログ閲覧者の中に私同様に預け入れしている方はいるでしょうか。

一度でもそのサイトトップページを訪れた方でしたら既にご存知と思いますが、縦スクロールして下方あたりに新たに契約した新人作家紹介パネルが確認できると思います。千差万別と言いますか、フード小物や人物、国内外風景画像等々「いかにも?」的な販売画像が見て取れます。

しかしどうでしょう。皆さんが見て、いやあくまで使う側としてみた場合率直に敢えてここで「売れそうに思えますか?」と問いたい訳です。確かにどれも個性豊かであり全体として綺麗に仕上がっているのはいいでしょう。それではさてその使い道は?なんです。どう見ても広告寄りではないような感じで、言って見れば趣味の領域の写真にしか見えない。

極彩色豊かな風景の連続にパッと見は素晴らしく感じられる訳ですが、それじゃあこれってどんな目的で利用してもらえるのか、撮影者であるご本人もその現場で本位としてそんな事を目論んで被写体にレンズを向けて狙っているのだろうか、そういう意味からすれば勘違いも甚だしいという印象しかありません。

100%売れないとは断言しませんが利用ジャンルも相当に限られる事から少なくともかなり厳しいだろうと想像します(預かり点数も極めて少ない)。このショットをものにするまでにどれだけ現場に通ったのかと思うとそのご苦労が他人事とは言え身に沁みてきます。

復活の兆しなし>
と偉そうに言ってはみるもこれって紛れもなくものの見事に私自身へのブーメランなんです。正直何が売れ筋でそのためにどう表現するべきか等々八方塞がり迷走状態であり未来を見通せない絶望感に苛まれ続けている、高く分厚い鉄の壁ならぬ非情な現実が頑然と立ちはだかったまま。まあそんな心境です。

自分ができ得る最善策の限界も知り、且つここしばらく続く好転の機運も乏しい市場動向を省みる中で、「今一度チャンスをください神様」と叫んでいる自分が虚しい。

ところで今ストックフォトで稼いでいるであろう貴方の現状はいかがですか?


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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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