これは使える!直リン画像素材 #048『そりゃあ殺生やね』

打ち上げ花火と夜桜


ちょっと早いかもしれませんが、花火画像を紹介してみました。花火といってもこんなシーンってまずあり得ないと思います。星空をバックに草満ちる丘に白い花を満遍なく咲かせた一本の桜の木とその後方に盛んに打ちあがる花火とのコラボレーションはまさに奇跡というべきレベルです。

これもまたCGが成し得る奇跡の出会いとなりました。この手の奇想天外画像が満載のタイトル:夢花火100連発からの抜粋ですが、ご興味がございましたら以下よりご確認ください。

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今回のタイトル『そりゃあ殺生やね』とは何を指していると思われますか?そう、もちろん私が生業にするストックフォト稼業の話題についての文言になります。と、その前に今朝そこに関連するであろう面白い記事をヤフートピックスで拾ったのでまずはそちらから始めたいと思うのですが、働き方のスタイル(職種)として世の中様々な現場がある中でその根本はおおよそ5つに大分されるとありました。

『0→1』『1→9』『9→10』『数字を下げない』そして『ー0』の5項目になります。最初の『0→1』は生み出す力、『1→9』は発展させる力、『9→10』はより精度を極める力、『数字を下げない』は持続力、『ー0』については前4つと異なり支援の心と言えるでしょうか、弱い立場に寄り添うという意味を現しています。『数字を下げない』の他は全て数字表記ですが端的に実に分かりやすいなと感じました。

このどれか一つだけとって職種スタイルで区切るのはやや無理がありそうですが、部署単位ならある部分に特化したスキルとして必然的に持ち得るべきところは大きいです。

それでは私の仕事をそこに当てはめてみますと、そもそも0から想起して作品を作っている業務なので『0→1』となり、それをより多く制作し且つ他社への預け入れや多くの新作を淀みなく生み出す状況の打開精神から、これも2番目の『1→9』にあてはまります。より精度を上げるための試みは絶えず次期新作に込めているつもりなので『9→10』に相当し同時に『数字を下げない』(販売点数やギャランティの下降)を極力抑制している事にも寄与していると言えます。

5番目の『ー0』の意味するところ、これは私自身(家族)の生活レベルの確保に該当するでしょうか。何しろ契約作家の立場としてその業界では最低ランクの立ち位置です。預け入れ先の代理店の方針一つでどうにでもなってしまう仕事としてはその日暮らしよりはマシな程度の不安定極まりない存在かも知れません。

個人作家とはいえ同じ契約作家(カメラマン・イラストレーター)の中にはそれこそそれなりに知名度と目に見える形での実績等があり今のストックフォトとは別の場所でままオイシイであろうお仕事をされている訳ですが、そういった方々は特にストックフォトで十分な収益がなくとも問題になる事はありません。むしろ副業的に捉えてるというのが一般的ではないでしょうか。

法人契約を結んでいる場合も然りで、個人契約と比べて何かと免除される部分が多くきっと利点も多い筈です。どうにもならない格差といってしまえばそれまでですが、それではそんなストックフォト代理店と上記項目5つを重ねてみるとどうでしょう。

おおよそ前者4つは当てはまる気がします。新鮮でより適した質の高い素材を仕入れ最新技術を駆使し取り入れつつより魅力ある営業をかけ拡販に努めます。マイクロやその他ライバル業者を相手に業績を維持する事は常に命題でありその時代に即した戦略は欠かせません。ただ次が問題です。

最後の『−0』に至っては何か腑に落ちない面が多々あるように感じます。それは何かというと私のような弱い立場にある個人契約する作家がこのところとみに蔑ろにされているように感じてしょうがないのです。これまで色々と便宜を図ってもらえていた部分は確かにあってそれこそそれが売り上げに直結している面はありました。

が、何が原因かは定かではありませんが昨年暮れに突如、アマナイメージズさんから現在預け入れするRF-EX作品のマイクロ販売の打診を持ちかけられその追加契約書なる書類が送られてきました。即決も難しくその場はご担当者の方にメールでお断りしましたが、その後がいけません。

この場でお話しするのはきっと初めてだろうと思いますが、その後年が明けしばらくしてからこれまた突然に今度は月に預け入れできるエントリー数を制限するというメール連絡が唐突に届きました。

訂正:
上記の各々通達の時期は誤りです。正確には追加契約の件は11月中旬で納品数の制限云々は12月中旬に報告されていました。


制限上限はお恥ずかしいのでここでは公開できませんが、年間売り上げに相当する比率が基準という事で定められたようです。にわかには信じがたいのですが、何故そうしなければならなかったのかを後日担当者の方に連絡すると、「個々の更なるサイトアップを早めて販売力を強化する」というお互い様的な内容だったでしょうか。

私の場合はRF-NE(非独占ロイヤリティフリー素材)など他社さんも含めて平均すると多くは200点ほどをまとめたタイトル単位でのエントリーが殆どを占める事から、それが無念にも月ごとに分割される羽目となった訳です。全てがエントリーされるまで相当の月日を要する事も懸念され打撃の大きさは計り知れません。この期に及んで『まだやるか』『非情な仕打ち』と捉えざるを得ません。

そんな事があって丸3ヶ月が過ぎようとしている今ですが、ネットで納品制限の件でググってみてもそこに関しては誰一人として苦情めいた言動は見当たらず、さてどうして?何故?。一つ言える事として、あまり外部にペラペラ喋るとまた何かされるやも知れないという恐れもあるのでしょうか。何れにしても不思議なくらいに近い記述は現時点でひとつも見つかっていません。

サイトの個別ページを対象にあれだけのシステム化が図られているのですから、まさかの追い出し前提で私だけに設定しているとは思えないので、アマナさんの一つの実験といいますか施策といいますか、何がしかのはっきりした理由はあるのでしょう。代理店の勤務形態としてはあの問題視される『裁量労働制』に近いものがあるので、従業員の負担軽減に伴う業務改善の一環としての新たなシステム導入策ともとれます。

だとするならば『−0』はあくまで従業員への支援であって他に仕事を持たない個人の専業契約者については事実上その「犠牲」をはらむ形になったと言えなくもありません。せめて制限システムの即時撤廃を期待したいところですが、何より先にむしろ売り上げが思うようでない作家にこそその援助の手を差し伸べていただきたいものだと、敢えてここで懇願の一心を書きなぐっている次第です。

聞いた話に、代理店内にはこういったネット上の関連ワードをチェックしている部署があるそうですが兎に角決定権のある関係者にこの沈痛の面持ちなる心情が1日も早く伝わる事を願っています。



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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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