
数回前(
こちら)のこのブログで既にお話はさせて頂いたと思いますが、昨年暮れの特番『エンタの神様』(12月29日放送)のあの陣内智則氏『脳トレ』ネタの中で上掲画像にあります私のストックフォト素材が使用されました。以前東京浅草界隈をさまよいつつ捉えた旧派出所(跡?)なのですが、手前のA型バリーケードに『警視庁』と記されているのが地方人からすると滅多に見かけるものでなくとても奇異で興味を惹かれた一枚です。
また背後の壁と言いますか、朽ちかけた赤と白に塗り分けられた古い派出所ドアも今となってはその時代を彷彿させる歴史の変遷を感じさせます。私自身としては非常に貴重な場面に遭遇したとこの番組を見て改めてそう思った次第です。当画像を採用して頂いた関係者様には心より感謝申し上げます。
それでは「さてこの画像どこの代理店で拾ったのだろうか」と、そんな疑問がふと頭をよぎったので早速ネットをググってみることにしました。まず私のPRサイトの
DEGIGA.JPの静止画カテゴリーから当素材を預かっている代理店さんを見ると2社(
アフロ・
イメージナビ)で、昨日メールで届いたアフロからの売上報告を見る限り今月分としての中には存在しておらず、残すイメージナビでの売上だったのか、それとも来月分に含まれるのか嬉しさの反面いささか困惑もしている状況です。
監視が厳しくなったとはいえ最近も稀にネット上から勝手にダウンロードして不正利用する輩もいるようなので若干ですがまさかの事態も想定はしています。今だと画像ソフトもスマホ用に簡易移植されていて文字消しやスタンプコピーに塗りつぶし色調補正も思いのままであり写真編集に精通していない一般人でも普通に出来てしまうところが厄介な時代になりました。そう言った意味から技術革新はある面に於いて恐ろしさも併せ持っているという事になります。
キー局採用でその辺が不正と分かれば私も黙ってはいません。まずは代理店に報告しその筋からテレビ局(番組担当者)そして当タレント事務所に苦情申し立てを行う事になります。その後に至っては現時点での販売代理店約款に沿った形で時に巨額の賠償請求(テレビ局には痛くもかゆくもない金額)もあり得るのでしょう。
私の友人でfacebook内で様々に画像を公開している方がいますが先日その『友達』間でちょっとしたトラブルがあったようです。その彼の画像をある『友達』さんが自身のプロフィールページに無許可でコピーして貼っていたというのです。何度かそれとなく苦情を入れていたにも関わらず改善(現在は削除)の兆しはなく遂に堪忍袋の緒が切れて抗議したようです。
その方は表向き軽く謝罪はするものの続けてしゃあしゃあと「だってこんなに綺麗に撮るからだよ。」と言いのけていました。そりゃあ誰だってそう言われれば怒りますよ。その『友達』さんにはきっとそれほど罪の意識はないのでしょうね。実にこの行為は犯罪なんです。私が生業とするストックフォト稼業では『権利』がいわば商売になっているシステムです。
その世界に疎いと相当な著名作家でもついつい犯してしまう可能性があります。この不正利用した方も大手メーカー請負のそれこそ結構なその筋の専門家である訳で、いくら知り合いでも返答するに当たってはもう少し真摯にきちんと謝罪するべきではないかとそう感じました。
話を戻しますが、兎に角は今後入ってくる売上報告に期待しましょうか。
→YouTube動画『ストックフォト魂(だましい)』チャンネルで上記30秒編集された動画を視聴してみる。→DEGIGA.JPサイトで上掲素材収録タイトル『背景アンソロジー3・東京』をチェックしてみる。


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