
今年も残すは僅か20日余りとなりました。年賀状の整理とかおせちの予約だとか、はたまた連日にも及ぶ忘年会の嵐もいよいよ本番を迎え大正漢方とかソルマックなんて買いに行っていませんか?お付き合いの広い人にとってはまさに戦国時代さながらの過酷な12月です。
最近の朝の散歩で気づくのは周りに虫も花も殆ど見かけなくなった事でしょうか。秋たけなわであれだけ鳴いていた虫の音がパタッと止んだと思えばやや遅れて霜が降り秋色に色づいた草花も今はまず目に入りません。あるとすれば各家庭の窓辺で咲くシクラメンくらいという程度です。毎年の事ですが確かにわびしい季節になったなとつくづく思います。
この状態がおよそ来年2月あたりまで続き途中降雪にも見舞われれば寒さはいっそう身にしみる事でしょう。鮮やかな花を目にしないというのは兎に角寂しいものです。さてそれでは広告界ではどうでしょうか。実は今のこの季節、めっちゃ花盛りなんです。特に印刷物に関してはそれこそ刷る数がハンパない訳で、年が明けて発行する書物の多くが今まさにガンガン刷り上げの真っ只中で大忙しという事から当然ながらタイミングとしてモチーフに花が多くなる筈です。
滅入る季節にこそ花は元気の源であり老若男女問わずその鮮やかな花の写真を見るにつけそれだけで心なしかホッとさせてくれるものです。そんな折出版社がこぞって雑誌等の出版物に『花』をあしらう事は書店を一回りすれば十分理解出来ますし、花画像はそんな書店に限らずあらゆる方面で活躍しています。新聞の折り込みチラシ、営業で配られるお知らせや案内状、スーパーや専門店などの棚に置かれたパンフレット、関連ポスター等々真冬でありながら巷はそんな『花々』のオンパレードと化します。
テレビコマーシャルやネット広告等では有名タレントが花束を持つシーンなど上手く活用されている場面も今の時期にきっと多いと思われます。まあ流石にこれから年末を飾る国民の一大イベント『クリスマス』が控えている関係もあって『花写真』で本格的に巷が華やぐのはその後と言えるかも知れませんが。
そこで今回ご紹介するのがご存知早春の季語とも言える花『梅』です。梅の花といえば茨城県水戸市の偕楽園の梅が全国的にも有名で、北は北海道南は沖縄、はたまた国外からも続々とその魅力に惹かれ訪れる観光客は年々増えているとか。そこの敷地でしか拝めない特殊で貴重な梅が何種類も点在し、あの水戸光圀公の栄華が偲ばれる当時の風情もまた嗜める園内の趣は誠に格別です。
近隣の方でまだ訪れていないという方は是非一度お越し頂ければと思います。マイカーの方は開園8時を目処の到着が理想です。小一時間もすると車は続々と増えてあっという間に満車になってしまいます。酷い時は1キロ以上手前から渋滞する場合もあるそうなのでご注意ください。電車の場合は偕楽園前の臨時駅が利用できるので徒歩でも近距離で苦労なく園内を散策できます。遠方からでしたらまずこちらをお勧めいたします。
ところで今回の上掲画像ですが、こちらもその『偕楽園』内で撮影したものです。自宅を朝6時ごろ出て1時間は掛からないと思いますが、早朝7時に現地到着。ポスター等に表示される開催日以前という事もあってか駐車場は普段通り入れるようで、そこに車を置いて颯爽と園内に。とは言っても偕楽園内は門が閉じていて入れません。なので取り敢えず千波湖を望む駐車場を起点に広がる梅園から撮影を開始します。
ベストタイミングであれば偕楽園同様鬱蒼とするほどに梅が咲き誇り、もう一つの穴場と言えますのでこちらも撮影にはもってこいのシチュエーションかと思います。一通り撮り歩いたら歩道橋を渡っていよいよ園の中へ。まあ、梅まつり開催期間中の午前10時も過ぎれば既に観光客で中はごった返し状態なので撮影にばかり気を取られて他の人の通行妨害にならないよう気を配って挑みましょう。
昼食の弁当ですが、勿論園内で販売されています。ただし早めに確保しておかないと売り切れ御免になる事もありますので合わせてご注意を。
※地元ご当地弁当の人気は凄まじくアッという間になくなります。さあどうでしょう。ここまでお読みになって梅見心地の気分は味わえたでしょうか。梅見心地といえば、そう、今回の作品タイトル『
極上の梅見ごこち』がそんな情緒にぴったりハマります。偕楽園に来たかのような錯覚に魅了される『
極上の梅見ごこち』の画像素材は色々使えて重宝、まさに豪華絢爛がよく似合うタイトルではないでしょうか。以下のリンクより是非一度ご覧ください。
→DEGIGA.JPサイトで実写タイトル『極上の梅見ごこち』をチェックしてみる。→YouTube『ストックフォト魂』チャンネルで『極上の梅見ごこち』スライドショーを視聴してみる。


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