
もう久々になります。最後の更新は先月初めだったでしょうか。一ヶ月強のブランクを経て昨夕『
ハイテクセレクト』が
DEGIGA.JPサイトのあの
FEATUREセレクトページに新たに加わりました。今の世の中デジタル革新が世界的な潮流とあって絶えずしのぎを削る多くの所謂ハイテク企業にとって製品のより効果的な宣伝戦略は欠かせません。
まず訴求の常套手段といえばイメージ戦略ではないでしょうか。イメージといえばデザイン。『如何にも』を買い手の目にしっかり焼き付ける事は相当な効果を生むに違いありません。何しろ視覚は五感の中で最も強い刺激を受けやすい部分でありそれによって人は普段以上に想像し衝動が掻き立てられる事象はこれまでの心理研究でも既に明らかな訳です。
となれば言わずと知れた商品サービスの要、それが『ビジュアル素材』となります。今の世の中はまるで未来映画を見ているような錯覚に陥るほどにバーチャルなものに溢れかえっているとは思えないでしょうか。ゲームしかり映画しかり当然その技術は各方面のコマーシャルで頻繁に活用されています。
オーバーヘッドモニター装着によるリアルな擬似体験や体感的視聴を可能にする4Dシネマ、街中ではスマホを使ってAR(拡張現実)を気軽に操る事もできます。そこに勝機を見出した企業が盛んにそんな真新しい新手の広告戦略を画策しさらにその進化はもはや尋常でないところまで来ました。
まさにハイテクの黄金時代を迎えたと言っても決して過言ではありません。そんな最中にあって欠かせないのがハイテクバックグラウンドになります。これまでも様々なその時代に即したデジタル系ビジュアル素材が登場しそれなりのハイテク(以外も含め広く)企業の多くに利用もされてきた訳ですが、うかつにも現代にマッチする素材がどれだけあるのかといえば以外にその数の少なさに驚かされます。
実際は過去の使い古しばかりの素材が目立ち「とりあえずこれでいいや」的な解釈で使われるパターンが大勢を占めていると思われるのです。やはりここは多少でも普段大手販売代理店の巨大な販売棚の裏に隠れてお目にかからない、実は結構今イケそうな素材が間違いなく存在する訳で、まさしくそこに光を当てようと思い立ったのがこの『
ハイテクセレクト』企画なのです。
今年もあと一ヶ月余りで終りを告げる訳ですが、新年早々特別分厚い新聞が届く元日に載る膨大な広告を思い出してください。その多くがおよそ大企業でやたら目立つ今年の誓い的な文に新年挨拶が合わせて書き添えられています。そしてその背景に多いのがテクノロジーやグローバルそしてダイナミックな地球画像ではないかと思うのです。
エコロジー、教育福祉、物流、保険、身近な各種ハイテク機器の紹介等々ウェブを絡めて発信されるあらゆる方面にもはやハイテクバックグラウンドはどの業界分野でも当たり前に欠かす事のできない効果極まる素材であると確信しています。年が明ければ次に来るのが新年度です。そこに於いても当然ながら同様にハイテクビジュアル素材が大量に使用されてくると思われます。
企業の先進性、未来への展望、グローバル企業としての壮大なロマンを視覚的に訴えていく事は新たな道を開く企業理念そのものと理解されるのでしょう。如何に時代背景をそこに映し出せるかが今後の新たなビジュアル素材に託された使命と言えます。
ただ制作時の創作イマジネーションが何でもかんでも機械的表現に向かえばいいという訳ではありません。一見ハイテクと区別される素材であってもその業界に関係する内容を含みさえしていればそこに載せる文章如何でどうにでもなってしまう事はご承知と思いますが、視点が広がればそれだけ曖昧さが残るのもまた事実です。
その辺も今回は思いの外加味して計84点をセレクトしてみましたので合わせてご賞味頂ければと思います。以下よりリンクされて是非一度ご覧くだされば幸いです。
→DEGIDA.JPサイトにて『ハイテクセレクト』をチェックしてみる。時代の変化でしょうかこのところ目下期待のCG素材の動きが鈍いように感じています。それが格安のマイクロストックへのユーザー流出が原因なのか、ブームとして従来の定番であるCGから敢えて実写への移行が顕著になっているのか定かではありませんが、肖像権や所有権と商標など煩わしい許諾もなくササッと使えるCG素材でもあるのでもっと存分に積極利用いただけるよう切に期待しているところです。



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