
つい先日の7月6日、CG地球最新作の『
EARTH UP』が新登場して本日11日という事でまだ日が浅い訳ですが、その後気を緩めずすかさず取り掛かったのが今回、FEATUREセレクトページに追加されましたこちらの『
Lights Select(ライトセレクト) 』になります。早いものでセレクトシリーズも第8弾を数えます。束ねるネタはまだまだあると思うので途切れる事なく、より求められる内容を以って更なる充実を図っていく予定ですので今後ともよろしくお願い申し上げます。
さて、この『
Lights Select(ライトセレクト)』ですが、通常であればCG素材としては概ねバックグラウンド張りでまとめるのが通例だと思います。しかしながら背景というカテゴリーは既に当FEATUREセレクトページに於いて『
バックグラウンドセレクト』としてセットアップされており単に光の背景でしかなく重複の懸念も然る事ながら余りにも味気ないという事情から太陽であったり反射光であったりと多種多様な光のシーンから受ける印象的な側面を敢えて多く打ち出してみたと言う訳です。
無作為に集めました計127点の中からところで皆さんはどのような感想を持たれるでしょうか。確かに光芒が一つ画中に加わるだけで全体の空気感はガラッと様変わりします。早朝の冷えた空気、心癒す温かな空間、まるでスパッと切り裂いたかのようなシャープな鮮烈さえも演出してくれる、変幻自在な光は悉く偉大であると思えてなりません。
思わず視線を誘う光のシズル感をこの機会に是非お試しください。
訂正:Lightsのスペルが間違っておりましたが現在はすべて修正されています。誠にお恥ずかしい。→DEGIGA.JPサイトのFEATUREセレクトページにて『Lights Select』をチェックする。
話は変わりますが、ここ一年半ばかりこのような形で頻繁に自身の作品群をネット上で取り分け宣伝していますが、これってはっきり言って全く意味ないのではないか、まさにそう思えてならないのです。元々ストックフォトといえばお客さんがそんな購入窓口でカテゴリーやらの必要キーワードを打でば済む話であり、特に大手代理店であれば『無いものは無い』ほど豊富に出てきます。大概その辺りで間に合っていて、人物スナップなのか料理写真?海外の極彩飾な絶景、地球画像にしても大概は難なく探し出せます。所謂それが一つの業界のセオリー的常識。
いくら自身のサイトで「新作できました、見て使って〜」と声だかに叫んでみても実際に使ってくれそうな関係者は微塵もなく訪れるのは実のところヒント欲しさに集まる同業者たちばかりという現実のお粗末さなんだと思うのです。ブログでその都度の私の発言はあくまで思いつき思い込みであって今よく言われているフェイクニュースに近いかも知れず、わざわざ来られた方を知らず識らずのうちに欺いている場合も無きにしもあらずです。
正直内容も毎回しょぼいですし、「そうかな、いや思い過ごしだ!」程度で疑って眺めてもらえればと思いますが、その点からしてサイト構築やらその宣伝にかかる時間など即ち労力の無駄ではないのか。取り敢えずまだうつ病にはなっていないと思いますが、以前からそんなモヤモヤはあって何故これほどまでにどうでもいいSNS発信をしつこく続けられているのかと自問自答する中で、ふと出てきたのが『仲間欲求』という言葉。
成人の子供とワンころもいて夫婦円満?に一見幸せそうな中年真っ只中ですが、こういう事って実は別口なんですね。家族関係とは明らかに違う同じ趣味嗜好そして指向性等々が噛み合う仲間が常に身近に居て、時に酒を酌み交わし真面目な議論をし共同で何かイベントや事業を起こしたりできる隣人を私はこのSNS上で探していたのではないか。その内きっとそんな方に出会える日が来るのではないか。人生がもっと面白くなってくるのではないか。そう信じていたように思います。
独立して早9年が経ち、旧来の仲間とは年を追うごとに徐々にその関わりが失われていきました。人それぞれ別の人生があって一旦繋がりが切れると途端に疎遠になります。年賀状のやり取りもそれとなく終わりを告げ偶然どこかで出会っても「今どうなの?」でおしまい。揃って顔を合わせるのはいいとこ出席する葬式の時ぐらいでしょうか。いつしか完全な他人になっていたのです。地域が別だと親の死後は特段親戚との付き合いもなくなり、子供が巣立てば夫婦二人きりなんてよくある話です。
ここずっと余りお金に余裕のある方じゃないので、派手な遊びや金のかかる行事には参加を拒み、長年それがむしろ仇になっていてこちらからの持ち出しを極力避けてきたのだとも感じます。幾分費用はかさみますが写真とは元来楽しめてこそ意味がある訳で、謂わば収益ありきを最優先に仕事への利用一辺倒で真逆を走ってきた自身のここに来てのどん詰まり感は半端ありません。
ちょっと寂しい話になってしまいましたが、何かしらのお役に立てるような、また反応の是非に関わらず今後も地道に続けていく『得意』こそが辛うじて広い意味で世間との繋がりに寄与できているのかも知れません。
これだけ人口があって仮にネットでその人を知り得たとしても、気の合う本当の仲間ってなかなか現れないものです。まあ実際仲間というものは互いの長い付き合いの中からその人なりの多くが出来上がって来るものなんでしょうけど。さあ光だそう自分!『
Lights Select』をご贔屓に。



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