
私の場合は国内大手フォトエージェンシーが主戦場という訳で余り
マイクロストックの事をとやかく書くことは少ないのですが、ここしばらくその国内老舗企業勢の元気がないように感じたので、「それじゃあ敢えてマイクロストックってどうよ」という具合で、たまにはそんんな事も書いてみようと思い本日マイクロ勢について投稿してみました。
ただ私の書く事なので毎度の事大した中身はないのでその辺はご勘弁ください。特に細かなリアルデータを指し示す訳もなくあくまで私が感覚として気になった印象のみで綴っていきます。
当ブログにお越し頂いている中で比較的多いと思われるのがきっとマイクロストック系に関わっている、所謂その筋でいう『コントリビュータ』さんの面々ではないでしょうか。コントリビュータとは作品を預け入れする方(投稿者)を指す言葉のようです。
マイクロクトックと聞けば我が国日本企業が運営する有名どころで、『
ピクスタ』『
フォトライブラリー』『
ペイレスイメージ』があります。既にご存知と思いますが、あの国内最大手フォトエージェンシーの
アマナイメージズの別途マイクロ部門『
ユアストック』もその一つです。
正直国内産の会社には私として余り興味がないので今回は外資系(外国産)に目を向けようと思います。国内企業はただ単に私の国内の稼ぎ分をことごとく奪い去っていて自らの首をも絞めているなという印象からいい気がしないのは事実です。
さてそんな訳で外資系ですが、上の画像をご覧ください。こちらの会社さんは私が考える取り敢えず世界トップ5です。順番は順不同であり最上部の『
アドビストック』が一番という訳ではないので悪しからず。
Adobe Stockそのアドビストックと同様にアメリカを本拠地とする大手マイクロストックの『
フォトリア』をアドビが最近買収したようで、ここに来てアドビ特有のクリエイティブクラウド(CC)ソフトウェアレンタルサービスを駆使し画像・動画素材のダウンロード販売もその中に組み入れる形でこのほど本格始動したばかりです。
買収したフォトリア素材8200万点以上を網羅し後発ながら突如脚光を浴びる形となりました。作業アプリがアドビ製品であれば同クラウドサーバーからそんな大量の画像素材をソフトから手軽に直接ダウンロードし編集作業にリアルタイムかつダイレクトに反映させられる点と当然ながら購入決済もスムーズである事からその利便性故に可なりの顧客が移行しているかも知れません。アップル同様既存の『仕掛け』が有利に運ぶ強かさが伺えます。
shutterstockただ色々と各サイトを巡ってそれぞれの意見や検証から察するに『
シャッターストック』が現時点では相当イケてそうです。現在(2017年5月)の素材の総在庫数は何と1億2500万点にも及び群を抜いて同列他社を尽く圧倒しています。もちろん日本語対応なので購入時に無理はありません。
iStock『
アイストック』は世界に名だたるかのゲッティーイメージのマイクロ部門で、嬉しい事にこちらはそのゲッティー本体とのコラボ販売から時にロイヤリティフリー高額販売型のプレミアムストック価格で売れる場合があるようです。元がマイクロ価格設定なので1点売り高々数千円止まりですが、それでも定額プラン設定で普段1点が20円足らずのギャランティーを思えば破格でしょう。
CanStockPhoto余り馴染みがないかも知れませんが『
キャンストックフォト』をご存知ですか。日本では意外に知られていない割に世界ではそれなりに知名度はあるようです。本社はカナダだそうですが、世界中各国に多くの本拠地を有する設立が2004年と古くマイクロストック界の老舗とも言われています。
dreamstime『
ドリームスタイム』はどうでしょうか。本社はオーストラリアだったかちょっと記憶が飛んでいますが、上述のフォトリアに並んで実にユーロ圏に強い販売拠点を網羅していると聞きます。
私のオススメ外資マイクロストック会社トップ5をさらっとで恐縮ですがご紹介いたしました。如何でしたか?
日本国内でいくら強い国産マイクロも全世界数十カ国にその数百倍以上の顧客を抱える海外マーケットで上位に君臨する外資系マイクロストックの方が何かと有利に働きそうなのですがどんなもんでしょうか。
そんな各会社さんのサイトに出てくる素材の凄まじさは半端ありません。マイクロ素材とは思えない質の高さとそのものズバリの、まさにハリウッド仕込みのアイコン化された派手さインパクトさには流石に度肝を抜かれます。
「単価に見合わないだろうに、ここまで頑張って作るなよ」と言いたい。
如何にも外人作といった作品それぞれが放つ独特の渋い個性が事日本の大手フォトエージェンシーにはない別物の上質感を漂わせていました。初見とはいえ海外勢マイクロストックは侮れず今後も目が離せない存在ですね。勉強になります。
今の傾向としてはこんな毛色の『エグいけど凄くて安い』に持っていかれているのかな。
しかし仮に契約は取り付けたとしてほんの数十点数百点預けて果たして思うような売り上げになるのでしょうか?まあ代理店は儲かるんだろうけども超低価格販売システムに対しての疑問は尽きません。
6/4加筆:コントリビュータ契約して世界戦略練るとすれば契約先担当者とのメールのやり取り、タイトル、説明文、キーワードは勿論すべて英文になるだろうし、厄介?な免税手続きも必要になってくるぞ。
※パスポート取得必至



コメント