
ここ最近はCG素材新作2タイトルを去る5/8に正式発表以来めまぐるしくページを更新しておりまして、やや慌ただしさの中当ブログを日頃よりチェックして頂いています方々には若干ご迷惑をお掛けしているかも知れません。見落としページにつきましては日にちを置いて流し見のような形で結構ですので改めて閲覧頂けますようお願い申し上げます。何卒ご了承くださいませ。
さて、今回は3月より新たに設置されましたあの『Featureセレクトページ』の第6弾としまして『
道セレクト』が加わりました。どのセレクトタイプもそうですが、タイトルごとの垣根を取り払いCG素材と実写(撮影)素材を組み合わせた事で、予想を超えた思わぬ発見と出会いが生まれるものだなと私自身つくづくそう感じます。
確かに元々CDROM製品として売り出していれば基本当たり前で、既にやや遡る事90年代にもそんなセレクトパックなるものは存在しておりましたし今更特別変わり種という訳でもありませんが、私の場合のストックフォト制作に於きましては他の作家さんとは多少異なり所謂予めテーマを決めて『タイトル単位』での制作を基調としてこれまでやって参った手前、サイトもそれなりに仕上がっている段階で現85全タイトルを突如バラバラにする事は出来かねます。
が、別途特集を組んで各テーマ・カテゴリーに集約しまとめた事で閲覧者側も目的意識が明確になりむしろタイトル単位と比べても相当にチェックしやすくなったのではないでしょうか。そこには勿論思わぬ出会い、閃きの源泉が見え隠れしている訳で、発想の転換と更なる創造を呼び覚ます大いなる切っ掛けに繋がれば幸いと思っています。
ところで新たに加わりましたこの『
道セレクト』ですが、兎に角『道』を連想する様々なシチュエーションが全部で91点登場してきます。やはり多いのは実写素材でこれまで各地域に赴いて記録してきました道すがらの素朴な光景が大半を占めます。
当ブログをご覧のカメラマンの方の多くはきっと最も適切でいい時期いい時間帯のいい名所に出かけて撮影するというのが定番かと思いますが如何でしょうか。カレンダーに使われてもおかしくない素晴らしいシーンをものにしたいというのが本音かと想像します。
私はと言いますと、普段見向きもしないであろうさりげない日常の一コマをキャッチするのが比較的自分好みと言いますか、行った先々で遭遇する『偶然』に惹かれるのだと思います。なのでそれほど他者が見て極めて驚きという訳でもないのですが、その程度が普段着の風景として映り結果ストックフォト素材として使い心地に適しているのかも知れません。
まあそんなに売れる訳ではありませんし正直お勧めはしませんが、そんな風景の捉え方もあるのか程度に頭の隅っこに入れて頂ければと思います。これ以前のセレクトタイプと比較してこの『
道セレクト』に関してはイメージフォトというよりむしろドキメンタリー調寄りです。別の意味でこちらの『
道セレクト』は作品ぽさがより際立っているという事になります。
個展会場で額装作品を眺めている気分が味わえるのも今回仲間入りした『
道セレクト』の独特な香りを放つ面白さと言えます。ぜひ一度ご覧ください。
→DEGIGA.JPサイトのFeatureセレクトページ『道セレクト』をチェックする。


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