



2015年4月24日にFacebookをスタートさせてかれこれ丸2年になろうとしています。スタートして最初に実行したのが勿論ですが、『友達』集めです。むしろ新境地とばかりにこれまでの自分の人生とは全く無関係の人たちをある特定のキーワードをもとに無作為に申請していきました。多くは『写真家』『デザイナー』『イラストレーター』『広告』『印刷』等々一応は自身の分野(ストックフォト系)に近しい方々を抜粋していったつもりですが、短期で相当数を越えると規制がかかるようなのでその辺りは日を置いて徐々にといった感じでしょうか。
現在承認頂いている『友達』数は252人を数えます。そのほかにも300人超に申請を出していましたが2年近くなっても依然保留されたままでらちが開かない事もあり思い切って昨年暮れにすべての申請希望を取り下げて解除を行いました。すでに相当前からブロックしてタイムラインに非表示されている方もその中には含まれると想像できますが、根本原因は不明とはいえ無理に継続する意味もないという事です。
さてそれでは現時点で申請OKの252人の方全員が好意的にアクセスしてくれているかと言いますとそんな事もありません。多分私のその都度の投稿に対する『いいね!』数は他の方々に比べても極めて低い数字ではないかと思われます。多くて10前後、少ない時は2〜3人ほどでそれも大体が入れ替わりで同じ人たちの『いいね!』が大半を占めます。
という事は総数252人の友達の内の僅かに5パーセントにも満たないという事になりそれ以外の『友達』と思しき方々から何らかの理由で常に無視されている事が言えます。Facebookは始めたが登録しているだけでその後全く利用していない人、申請は受けてくれたけれど私自身に興味がない人、あくまでリアル友達を最優先でそれ以外はスルーしている人、私の投稿自体をウザいと思っている人、あまりの年齢差にギャップを感じて関わろうとしない人、機材大好きオタクなどモノ思考の情報収集が目的で楽しんでいる人など様々だと思いますが、いずれにせよ『いいね!』がない訳ですから現実残念と言わざるを得ません。
私の知り合いで投稿の度に50前後は必ず『いいね!』されている人がいます。彼は機材オタクでもあり今流行っているドローンや新発売の機材などをさりげなく自慢げに披露していてそこに共感してコメントを好意的に寄せている方々も結構居る事から多分そういった方々からすれば全く違和感はないのでしょう。むしろ「貴重な情報をありがとう」と言ったところでしょうか。また合わせて写真でも結構マニアウケする味のある投稿画像が目立ちます。
高価な超望遠レンズに最高級カメラを駆使して捉える野鳥の写真はそれとなくそつなく見る者にある種の感動を与えます。私もその辺は見る人と撮り手とのバランスが上手くいっているなと素直にそう感じています。つまり正真正銘のファンが集まるというのはそのどちらも必須であり、共通の話題が常時高度な部分で繋がっている事が重要なのかも知れません。
写真を趣味嗜好とされている方の大部分は品格の是非はともかくまあまあ生活力資金力に余裕のある方だと思うので、そういった方々にとっては『優雅』である事が最大の自負であり、そのやり取りの中から互いの地位を知り得て意見そのものの歩調も自然と合ってくるのでしょう。それこそがいわゆる写真業界が繁栄し続ける現水になっていると考えられます。
話が多少ずれてしまいましたが、つまり現Facebookの私の『友達』関連を見る上において如実にそう取れるのも事実です。貧しそうな人は一人もいません。プロの方は結構稼いでいそうですし、アマチュアの方たちもそれなりにお金を掛けているライフスタイルが全般的に実感出来る投稿をほぼ毎日目にします。兎に角そんな方達とまずはリアルに繋がって交流を深めるところから始める事が真の『友達』による『いいね!』獲得の基本なのでしょうか。
まず興味を惹く写真作家組織が主催する各種イベントに頻繁に顔を出して人なりを知ってもらうところから始めて会員に推挙してもらい、次にそこそこの機材を持ちそこそこの腕前を発揮します。展示会などへ積極的に参加して時に進んで係りを務めるくらいはあっていいでしょう。地方に居住であれば作品の制作展示に掛かる実費以外に年会費+展示費の分担をはじめ通えば交通費や食費、差し入れ、お祝い金、打ち上げ、遠方地域への遠征代、仲間同士での撮影旅行や個別的な宴会など切りがありませんが、費用面での負担はハンパないので覚悟が必要です。
そう、忘れていました。日頃から欲しくてたまらない高額な撮影機材の購入費も常時重なるという事も付け加えておきます。
私はどうかと言いますと、上述の事例とはまったく正反対の状況で写真をやっているというのが正直なところです。今やストックフォト稼業は絶望的であり今すぐにでも別の本業探しをしなければいけない状況になってきました。今となってはささやかながら写真に勤しんでいると言うべきでしょうか。
貧困者は『写真』なんかにのめり込んではいけないのかも知れませんね。
※CGの新作2タイトルがいよいよ近日公開されようとしています。全ての未来はこの二つに懸かっていると言っても過言ではありません。この苦境を是非とも盛り返して欲しいものです。ご期待ください!
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