
毎度毎度暗い内容になって恐縮ですが、これが現実という事でご理解と何処にでもある一つの事例として受け止めていただければ幸いです。皆さんの多くが既にご存知と思いますが、昨年10月からスタートしています私としては初のDVD直販サービスがあります。シリーズタイトル『道草』のこれまでの販売実績のご報告をさせていただきます。
0です。どなたからの問い合わせも販売ページからの報告もこれまで一度もありません。まさにこれが現実であり時間をかければ云々の問題ではない事に気づかされた次第です。過去数回ほど有料のFacebook広告を利用し認知度向上に努めた訳ですが、その甲斐もなくはっきり言って撃沈状態といっていいでしょう。
作品内容は確かにダークであり概ね爽やか路線で売りに繋がるようなストックフォト分野には不向きであろうと予め読んではいましたし、SNSユーザーさんには適度にこのような傾向を好む裾野があってしかるべきと思い切ったチャレンジを試みた訳ですが、結果は思いの外当たり前といいますか、その通りであったのだと理解します。
これがもしも有名作家の作品集であったならばもっと別の形で出版社やその他知名度あるメディアも参戦して結構売りさばけるのかも知れません。もちろん内容もお金をかけて凄まじいテーマになるとは思いますが。まあ私の場合は『何処の馬の骨?』であるが故に世間からすれば相手にされないのも当たり前と言えばそうなります。言い変えれば殆どの国民がそんな立ち位置なんじゃないでしょうか。
DVD販売の続編はまだ未計画で構想すらスタートしていませんが、時期を見て再び動き出すかも知れません。そんな時は当ブログで改めてご報告いたします。
※直販サービスは終了しました。そして次は本年しょっぱなからスタートしています『モーショングラフィックス』制作受注の件になりますが、こちらも上述同様に全く注文は来ず問い合わせ(ご相談)も本日28日現在まで一切ありません。CMがしょぼいのも原因と思いますが、一般に高額?と思える金額の提示は元よりやはりフリーランス(個人事業)という肩書きが信用面やら実績などでマイナスに働いているのでしょう。少なからず「それほど慌てて必要としていない」もあいまってその一因である可能性は否めません。
さて、こうなってみると受注業は今の自身の持ちうる能力と知名度、実績から相当厳しいと言わざるを得ず、過去にも同ネット上で一度広告用の画像素材の請負宣伝をした経緯がありますが、今回のそれなりの力の入れようにも関わらず反応ゼロである事から、きっと自分には向いていないのだろうと思います。ただまだ諦めた訳ではないのでその辺は否定しますが、取り敢えずネットを活用する形での新規顧客の開拓はしばらく緩めていこうという判断に至りました。
先日も客観的に自身のスキルを再確認するため、画像処理やその関連技術者募集などネット検索をかけてみたところ求められるそのレベルの高さ(=高額ギャラ)とその真逆の余りのギャランティーの低さ、その割りに短時間での処理量の多さ等々ここにも確実に格差が存在しどちらも「自分には無理だな」と思い知らされました。
ここはやはり持ち前のストックフォト素材制作に多くの時間と今ある自身の出来る限りの能力を集中して発揮する事が最善であると感じました。当の売上が減少する中で新ビジネスでそのマイナスを埋める手段として自分が出来うる施策を様々に展開してきた訳ですが、ご理解を得られず無念です。
そのような現状も踏まえ既にストック素材の新作制作も佳境に来ておりまして、まだ発表に至る段階ではないので画像をお見せする事はできませんが、是非ご期待ください。
一体誰に向けて書いているのか自分としても不明ですが、実例(教訓)としてこれまでの流れも含め同業者にとっては多分参考になるに違いありません。まあそれもまた一つの社会貢献なのかな。
興味本位でも結構です。
→『道草シリーズ』をチェック
コメント