今まさに台風10号が日本列島をあざ笑うかのようにフラフラと迷走を続け、かつて例をみない進路をとりつつ観測史上初となる東北地方(福島県北部から岩手県南部の範囲のルートを維持)の太平洋側から上陸しようとしています。
私の居住する茨城県中部はかろうじてその脅威から僅かに逸れて大きな災害もなく難を逃れホッとした訳ですが、今後は宮城県を中心に東北北部の被害が懸念される事から最大の警戒が叫ばれている状況です。勿論陸路、海路、空路ともに北海道と東京を結ぶ各路線は30日正午現在で既にほぼ全てが運休の状態で、1万人以上の利用者に影響が出ている模様です。
こういった巨大な自然災害が起こる度に報道される喚起事項というと、まず各災害警戒情報や避難勧告です。そして現場の状況から川の氾濫や大規模な土砂崩れ、道路の冠水、突風や竜巻の類の発生への発令等々、それでも全ての住民にしっかりとは伝わらず必ずと言って良いほど犠牲者が出ます。
特に多いのが高齢者です。危険な状況にも関わらず早期にその場を離れずただじっとしているケースが目立ち、消防や各地域の自治体職員も他の業務に追われて各家を回って声かけしている人的余裕も乏しいのか、手が足りないのは事実です。そんなところで決まって多くの死者が出て、その後に至って初めて改善策が討議されるという後手ゴテもこれまでの歴史の中で極めて多くの地域で散見されました。
『自然は怖い』という事を各々が強く認識する癖をつける事それこそが自らの生死を左右すると言えます。自然は突如豹変してその牙を剥きます。この夏も登山者の遭難や滑落、雪崩被害、低体温症などで亡くなられた方がたくさん出ました。殆どが中高年の初心者グループです。現場ガイドの責任も重い訳ですが、その日の移動工程を優先させるが故に天候の急変を見誤って惨事を招いた事故もありました。
海水浴もそうです。潮の流れが急な場所と知りながら遊泳しそのまま沖まで流されて溺死する事故、救助に向かった方が身代わりのように死亡する事故も毎年何度となく起こっています。水上バイクやプレジャーボートの水難もこのところ目立ちます。
高度な文明に守られていると安心し切っているのでしょうか。自然の力を余りにも軽視し過ぎてはいないでしょうか。自動運転の自動車も登場する進歩の時代にあってもなお、自然との対話を忘れずその事を決して疎かにしないでください。
さて今回の『これは使える!直リン画像素材』はタイトル:私風景(しふうけい)より重いグレーの雲から突如二筋の稲妻が走る決定的瞬間を捉えた素材をご紹介いたします。
カラー画像にも関わらず画面はまるでモノクロ写真のようです。悪天候というのはこんな光景が当たり前であり皆さんもよく見かける現象な訳ですが、これから一体何が起こるのか更なる不安を掻き立てる不吉さ漂う一枚となりました。どす黒い雲が湧く上部はいわゆる余白でありこの場所に文字を重ねて頂ければいいかと思いますが、意外と思われるかも知れませんが、当素材はビジネス利用に大いに重宝します。
まずは防災喚起、そして金融不安、セキュリティー対策、心身の不調とそのケア、など現代社会を取り巻く様々な脅威を表すイメージカットとして使い道は業種の垣根を越えてきっと多岐に及ぶ筈です。インパクトあるキャッチーな見せ場には是非とも当該素材をご利用ください。
→DEGIGA.JPサイトにてタイトル:私風景の全画像をチェックしてみる。amanaimeges(アマナイメージズ)ご不明な点はDEGIGA.JPサイトの
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