
数日前、普通では信じがたい芸能ニュースが飛び込んできました。あの今売り出し真っ只中の若手俳優でかの有名なベテラン女優の高畑淳子さんの一人息子の高畑裕太氏(22歳)が群馬県のロケ先のとあるホテルの自らが滞在する室内に於いて、40歳代の当夜宿直の女性従業員を呼び出して強姦致傷を負わせてしまいました。
高畑容疑者は警察にすでに罪を認め謝罪の言葉もあったようですが、昨日群馬県前橋警察署より送検されています。何をおいてもまず被害者の女性はお気の毒としか言えません。まさかあの有名人がこのような暴挙に出るとは誰が想像し得たでしょうか。
ほのぼのとした親子共演をバラエティー番組で観るにつけ癒されもしていて未だ夢であって欲しいと思うほど信じられない現実に、昨夜などは刑務所に訪れた母親の淳子さんが本人と会って目を合わせた直後に無言でいきなり2回平手打ちする光景がまるでドラマのワンシーンの如くふと脳裏をよぎったほどです。
偶然ですが、YouTube動画で気になって観ていた、それがたまたまアスペルガー症候群に関するショートドラマでした。この疾患はいわゆる発達障害(ADHDもしくはADD)という奴で7歳前後辺りから現れる症状だそうで、子供の頃はそれほど目立たないらしいのですが、成人する頃になると異様な奇行が目立つようになるとの事。
例えば突然の物忘れやある事柄に異様に執着し過ぎて今やるべき優先課題がおろそかになるなど、実生活でのミスが連発していきます。まるで子供のごとく行動する類の先天的な疾患と説明されていました。
今回シェアさせて頂きましたショートムービーですが、8分ほどにまとめられた実に分かり易い内容となっており、淡々とそして時を追うごとに徐々に深刻な状況へと追い詰められていく主人公の戸惑いと絶望感がよく表現されたまさにアスペルガー症候群の怖さがしっかり伝わる軽妙なタッチに仕上がっています。是非一度ご覧いただければ幸いです。
→YouTube動画でニコニコミリオン動画集チャンネルの『もし自分が発達障害と知らずに大人になったらこうなる』視聴する。さて話を高畑容疑者に戻しますが、私が勝手に思う事として彼もまた上記疾患を患っている一人ではないかという事です。どう見てもあの豹変ぶりは異常すぎる訳です。映画の公開直前、24時間テレビへに出演、バラエティー番組も控えている最中、当たり前ですが「こんな事をしたら一発爆死」ぐらいは誰だって直前で脳裏をかすめます。
まず母親の立場とその後の事、何と言っても放映側の現場はキャンセルや番組の再編集、CM中止、製作中であればシーンの撮り直しなどがわんさか襲ってくる訳で、その損害賠償額は億単位とまで報道されていました。ただでさえ芸能界としては当人の売出しに積極的に関わってくれていた訳ですから、その裏切り行為は想像を絶するものだったでしょう。
これはアスペルガー症候群ならではの奇行というしかありません。今回の事件では先にお話ししました「何かに突如没頭して他が一切見えなくなる」という最たる特徴を示していると同時に、昨朝のニュースバラエティー番組の中で冒頭有名MCの方が「収録中に過去にも危なっかしい事が幾つかあってその都度スタッフらが制止していたらしい」というコメントも気になりました。
もしもこの病気からの犯行であるとすればやや刑罰も緩和されると想像できますが、有名人の場合はそんな簡単な問題で済む訳もなく、少なくとも当人の芸能活動は確実な終了であり母親の仕事も激減し、刑事および民事裁判やら膨大な賠償に神経をすり減らす日々が延々と続く訳です。国民にとっても実に残念な事件となりました。
最後にもう一言。最近は突如として意味不明な行き過ぎた事件出来事が頻発していると思いませんか。障害者施設での大量殺人、SMAPの解散劇、ポケモンGOで遂に死者、中学生同士のリンチの果ての殺人、サマーランドでの切り裂き魔、母親が心中目的で我が子4人を殺害、別れ話のもつれからの殺人などストーカー殺人も未だ解決を見ない状況です。
また最近の大人(得に男性)の異変という意味では、スマホゲーム依存、漫画フェスタ、美少女グループの追っかけ、エッチなフィギア集め等々これが業務中でもお構いなして、電車の運転手やバスのドライバー、航空機のパイロットに至るまで大量輸送の要である重要なポストに従事する大人までもが時に子供化している現象はもはや異常としか言えません。
地球上の大気に何がしかの危険物質(福一の放射線?)が混入しその濃度が増え続けているとか。はたまた現代カルチャーの潮流がもたらす急速な脳内変化の表れなのか。バーチャル(仮想現実)とリアルの境目を絶えず行き来する多くの人々がゾンビの大群と化すのはもはや時間の問題のように感じます。
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