暮らしの情景 III・能登へ

本日10日は全国津々浦々参議院選挙の投票日です。朝7時から夜8時(多くは夜6時終了)が投票時間になっていますが、皆さんはもう行かれましたでしょうか。私は午前中早めの空いている頃いそいそと出かけ既に済ませてきました。ここではどの政党(比例代表)を支持し誰(候補者)に入れたかは申し上げられませんので悪しからず。
しかし今回、東京選挙区から出馬して今や時の人となった『選挙フェス』の仕掛け人こと三宅洋平候補の人気は日をおうごとに怒涛のような勢いで特に若年層の観衆を鷲掴みにしていきました。何度となくYouTube動画に見入った方も多いのではないでしょう。何しろ演説の様子が毎日更新される上、ライブ中継も織り交ぜてのPRはこれまでになかった若者ならではの新手の手法というべきでしょう。
選活後半になると当人が淡々と語る編集形式の凝った動画も出るほどで、テレビ広告並みの本格派プロ顔負けのテクニックまで飛び出してきました。反面他の候補はというと相変わらずそんなSNSの手法は極めて少数でもっぱら毎度お馴染みの街宣車による名前の連呼作戦を繰り広げるのみ。
また、確かに参議院戦となると誰も彼も短い選挙期間中に広大な選挙区全域を回るわけなので、どうしても都市部に集中せざるを得ず、私が住んでいるようなやや離れた場所まで足を運んでいる暇はないのでしょうね。とても静閑な毎日でした。
来たら来たで何度も巡回すればかなりの騒音公害になるとは思うのですが、有権者たるものやはり応援している候補が来れば嬉しい訳で、話によるとそれによって票数が変わるとさえ囁かれています。ただ今回の選挙ってどうなんでしょうか。
野党としては勿論アベノミクスの失敗を誇張し票を奪い、これを来に現安倍政権そのものを退陣に追い込みたい算段は働いているのでしょうが、現与党の崩壊劇はむしろ逆効果で相当な混乱を招く事になるのは必至です。当の国民はそんなことよりもまずは自らの生活の安定と将来への希望とそのより現実的な成果実現ではないかと私は思う訳です。何をおいても早急な実行を要求したいところです。
私個人の考えとしては、兎に角経済活動の活性化、非正規労働に対する賃金の大幅な引き上げ、むしろ未来の人生が描き難いそんな働き方はさっさと無くして欲しいとさえ思っています。今回の三宅氏の訴える財源確保の話の中に一つ腑に落ちない点がありました。財源は大企業の内部留保と過度な免税制度にあるのでそこから捻出できると彼はそう言っていたかと記憶しますが、そんなことを公に叫べば企業の本部機能は瞬く間に海外へと逃げ出しかつ製造拠点までもが国外に流出しかねません。
そうなると国内需要は極端に失われて出業者は今以上に膨れ上がりかねず、私が生業にしているストックフォト素材の買い手も一気に減少してしまう事は火を見るよりも明らかです。だってそんな状況で広告打てませんから。極論で言えば日本の国土崩壊も意味します。ただスローガンは買います。彼の謳う全世界が平和で誰もが平穏に暮らせる社会になればそれに越した事はありません。
少なくとも今、三宅洋平のようなまっ直な政治家は見当たりません。(私的には山本太郎は微妙)どの政党でも構わないので何しろ猛烈な暮らし格差の解消に向けて知恵を絞りあらゆる実験を通して出来る限り早急に何とかして欲しい、それだけです。
仮に彼が当選したとしても何処の馬の骨かわからない新米政治家はどうしても無視され、虐められ、上の関連組織は屁理屈を言ってのらりくらりするでしょう。それでも流されず自分を見失わないで信念を持ち続けていて欲しいと思っています。
さて今回は夏の能登を旅して捉えた暮らしの情景シリーズ『暮らしの情景 III・能登へ』から、日本海が見渡せる広大な田畑の間を下っていく一本道が印象的な画像を紹介させていただきます。古くから農家の方に愛用される簡易運搬車両のテーラーですが、貧しくも豊かに暮らすという意味がひしひしと心に染み入ります。穏やかな夏の北陸を感じてみては如何でしょうか。
→タイトル:暮らしの情景 III・能登へ のページはこちらamanaimeges(アマナイメージズ)aflo(アフロ)imagenavi(イメージナビ)ご不明な点はDEGIGA.JPサイトの
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