東京と聞くとまず思いつくのが日本の中心『首都』という言葉ではないでしょうか。外国企業も含め大企業の中枢の多くがこの都市に拠点を置き、また凄まじい勢いで市場経済を動かし続けている訳です。以前から比べればあの光化学スモッグのいわゆる『公害』という言われ方は今日あまりされなくはなりましたが、それでも流通の動脈は24時間途切れる事なく大型トラックを中心に今も膨大な量の排気ガスという肺がん物質が概ね都市部にばら撒かれているのは事実です。
住む場所も今や殆ど無いほどに超過密化し、隣り合う家屋との隙間は極めて狭く俯瞰してみれば同じ形を成した箱が整然と並び、広大な平地の彼方まで埋め尽くされているその異様な光景を見るにつけ「ここには暮らしたく無いな」と、まあ地方在住の私はつくづくそう思いたくなる訳です。
給料はそこそこ、インフラ設備はほぼ充実し、鉄道バス共に交通の便は十分すぎるほど、福祉や教育施設、衣食住にも事欠かず、やや税金はお高いけれど便利この上無いこの『東京』に居住したいと思う人はそれでも結構いるんでしょう。ただ東京も広いもので最西端の奥多摩地域になるとそんな豊かな住環境は一変します。電車やバスタクシーはそれなりに運行しているのですが、何しろ周りは標高が1000メートルにも及ぶ山々に囲まれて、まるで別天地です。
行楽目的の人は別として、そこに暮らす住人は私の住む茨城県中部よりも遥かに大変さを強いられて居そうです。少し大きいスーパーに行こうものなら車か電車で少なくとも30分以上は掛かる上、メイン道路は峠を貫く一本のみ。自然災害が起これば一気に孤立しかねないまさに偏狭地とも言えます。
今話題のあの舛添都知事(6月21日辞職)が公約の一つとして都内の更なる地域活性化の充実を掲げていた中、先日自らが所有する別荘のある湯河原の行事には参加するも東京都の奥多摩には一度も足を運ばず地元過疎地が蔑ろにされている云々と強く報道されていましたが、企業の誘致を迅速に進めて人口移転を核とする『第二独立都市構想』とか兎に角道路網の拡張や補修改善などもっと積極的に行って欲しいところです。
税金で買ったクレヨンしんちゃん読んでる暇はありません。
こんなご時世ですから何かとお金の掛かる東京での暮らしは疲弊の連続というお宅も多いかと思います。日頃慎ましく時に自分へのご褒美もあるでしょう。汲汲としたしがらみの中人は少ない休日を使って心を解放したくなります。雑踏に溢れる東京にもそんな開放感を味合わせるてくれるささやかな憩いの場所は随所にあります。
皮肉にもそのギャップの大きさが大都市東京特有のエネルギーの源になっているのかも知れません。
さて今回の『これは使える!直リン画像素材』は東京が舞台です。上述の憩いの場所を一つご紹介させて頂きます。ここは東京都葛飾区堀切、荒川が流れる河川敷を埋め立てて各種スポーツグラウンドが常設される場所のようです。小学生たちでしょうか、私が通りかかった際にはサッカーに興じていました。
川向うには早くもそそり立つビジネスビル群や高層マンション。高さ634メートルの東京スカイツリーが眼前にそびえ立つ光景は圧巻です。この日はまずまずの晴天で空気も澄み渡り普段感じる東京の空らしからぬ実に爽快で過ごしやすい陽気だった事を思い出します。
タイトル:
TOKYO HOME TOWN(275点)で、もう一つの東京を是非見つけてください。
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