ストックフォトでは使えない?

ご存知かとは思いますが、撮影してきた写真をストックフォトとして使用出来ない場合があります。というよりも代理店に持ち込んだ時点でアウトになるケースが多いです。さて、それはどんな画像(被写体)になるのでしょうか。以下に記しましたので参考にしてください。目的を当事者に伝えず全て無許可で撮影した場合の一例です。

◎国内外全ての人物スナップで特に人相など個人が特定され易いもの
◎あからさまに捉えた個人宅や会社、寺社仏閣、個人所有の建物全般
◎犬や猫などのペット類
◎店内の様子やガラス越しのショーケースなど
◎ナンバーが特定され易い自動車などの大写し
◎個人および公に所有された敷地に明らかに無断侵入して撮影したもの
◎撮影禁止区域

細かく言えばまだまだ出てくるとは思いますが概ねこんな感じです。

ストックフォトでの使用の大半は用途や期間に定めが無く基本的に自由度が高いため、撮影者があらかじめ使途を限定できない訳です。撮影された画像がどんな分野に使用されるかは購入したお客さんに委ねられます。特に売り切りもののロイヤリティフリー画像となると購入者の特定が困難な上、被写体自体がマイナスイメージに晒されるセンシティブな問題も生じかねません。

なので、撮影者は常に先を見越した意識を持ちつつシャッターを切らねばならないのです。

もう10年以上前になりますが、スタジオ関係の仕事についていたサラリーマン時代に時期を見ては海外へ撮影取材に出かける事が度々ありました。既にストックフォトを副業に、当時は海外スナップも多く預けていましたので、ハワイホノルルやフランスパリ、ニューヨーク、イタリアローマ、イギリスの首都ロンドンなどの定番都市をメインに巡っていました。

その頃はそれほど肖像権だの著作権だのと言われた事は無く比較的自由にスナップ出来たのですが、デジタルフォトが主流になった辺りからうるさくなったように感じます。きっとその後インターネットなどの普及で個人情報が拡散し色々とトラブルが発生し易くなったのでしょう。

だから今は大変です。撮影に気は使うわ画像ソフトの編集時には問題になりそうなほんの僅かな箇所でさえ消したりボカしたりする。でもそんな手間をかけた画像に限って実際は売れてないんですねこれが。

当然画像の質を問われる訳なので、そのバランスが難しいところではありますし制作者各々の売れる為の更なる工夫が今後益々求められると思います。ストックフォトを生業にしておられる皆さん、常に高いプロ意識を持って大事にいきましょう。

注意:
下手をすれば想像を絶するような巨額の損害賠償を請求される場合があります。個人にでも容赦はありません。


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