アイデアの源

ストックフォトエージェンシーサイトを閲覧されている方は多いと思いますが、全てが購入目的を持ったお客さんが利用している訳ではなく他社を含め実際に預け入れしている契約作家や端から注文などするつもりのない広告制作業者も盗み見ていると思われます。私だって見ているので人事とは言いませんが、私の場合は大概自分の作品の動向チェックが主で人様のページにはあまり興味がないのか殆ど見ていません。かな?

ユーザーさん含め正直結構参考にされている方も多いのではないでしょうか。「これなら俺にも出来そうだ」「クライアントからオリジナルの要請なので何か制作のヒントないかな」そして中には「これ売れてるから同じパターンで真似して預けよう」、これらは何を隠そう紛れもない現実だと思います。

私の過去の例で言いますと、町を歩いているとあるポスターに目が止まりました。「どこかで見たような?そうだ俺の画像だよこれ」。しかしよくよく目をこらすと構図とオブジェクトの位置や空など絵図らのトーンはほぼ一致していますが、私のものではありませんでした。

「これって盗作じゃねえの?」と思いどうしようか考えたのですが、何となく面倒くさくなってその時は流しちゃいました。今考えれば即通報していれば賠償金取れたかも知れませんね。現に今、アマナイメージズさんのサイトには使用上の注意として関連の規制事項がちゃんと明記されています。ご興味があれば是非ご覧ください。→こちら

それと、私が作って掲載される今の今まで一度たりとも出て来なかった素材の酷似画像が、半年か1年後あたりにばんばん出てきます。敢えて誰とは言いませんが。このことはどの代理店でも目にするほど頻繁に起こっているので全く困りものです。

話が若干それた感もありますが、このまま進めたいと思います。つまり問題はアイデアですよ!いいアイデアさえ出ればそんな不正っぽい行為はなくなる訳です。それじゃあ、どうすれば解決に繋がるのでしょうか。簡単です。

「子供に還れ」です。

皆さんの殆どは既に成人であるので簡単には子供になれないと思いますが、この子供に還る事が意表を突いて何かを生み出す源水ではないかと思っています。さすがに右脳だけでは勝負にならないので左脳も使ってある程度物事を論理的に考える必要はありますが。

子供っていう特に幼児レベルでは、突然想像を超えた発想で非常識的な遊びを開発したりしてませんか。全く関連性のないもの同士を集めてきては組み合わせてみたり投げて遊んだり蹴ったり、壁の落書きなんかもそうです。絵を描かせれば幾何学模様のようで何かの突飛なデザインになっていたりして「うちの子天才!」などとしょっちゅう言っちゃってるんでしょう。

私ももういい年になります。しかし年齢に反して自分は今でも結構子供っぽい感覚をしてるんじゃないかと感じます。うちの奥さんや高1の娘にも「子供みたい」なんて馬鹿にされる時が結構あります。

ズバリ「答えのない妄想や推理推論を巡らそう」です。

テレビ番組CMもそうですが、散歩していたり自動車運転中、買い物していても、周りの喧騒もしかり、道ばたに落ちているゴミや枯れ葉一枚にも物語が作れます。いや、強引にでも作ってみてください。すると突如「ピン!」と来るものがあるのです。降臨ってやつでしょうか。

小説家や映画監督、脚本家にかかると、最初の一篇から面白いくらいに話を膨らませられるし、度肝を抜く意外な結末に落とし込む事さえ出来る。そういった方々の殆どは画期的な妄想力の持ち主であり愉快で派手なストーリー展開が思いのまま、まさにお茶の子さいさいなんですね。

まあ、そんな感じで皆さんもご一考あれ。



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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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