IPAが写真展開催中!

いや〜、しばらくぶりでブログを書いています。

ここしばらくは以前制作(撮影)の作品編集に加え代理店への預け入れ作業等々が3タイトル分ほど続いていた事もあり、なかなか筆が走らない感じでした。書く内容が無かったと言えば正直嘘になりますが、実際に私ごときが一々取りあげるような素材が見つからなかった事に起因します。

しかしながら世の中は今こうしている間でも色々な事が起こっていて、今朝のニュースではあのフランスのパリ市街で未明に銃乱射が立て続けに発生し分かっているだけでも120人超の方が亡くなったそうです。間違いなくテロ集団(イスラム過激派系)の犯行と私は視ています。そうと思えば杭打ちデータ改ざん、VW社の排出ガス試験偽装事件、ロシアの旅客機の謎の墜落事故の訃報やかたやお目出度い?福山雅治をはじめとする有名芸能人同士の婚約ラッシュ。

まあまあ次から次へとあらゆる報道が世界中をピンキリで絶えず秒刻みで飛びかっているのがこの世界なんだなあとつくづくネットが織りなすグローバルの凄まじさを感じています。

話は変わりますが、今回は地元茨城県の情報をお送りいたします。先日11日より茨城県笠間市にあります陶芸美術館内において茨城の写真家集団である茨城写真家協会(IPA)に加盟する数名のグループによる写真家が恒例の写真展を15日(日)まで開催しています。

毎年それなりのテーマを決めてそれに沿った形での展示になるので、各人の構成がしっかり表現されたバリエーションに富んだ見応えある写真展になっています。私もかつてその会のメンバーの一人が経営する会社に勤めていた頃があり、出展作品のプリント作業や現場での展示作業を業務の一環としてよくお手伝いしていました。

今はその後の独立で関わり合いは一切なくなってしまいましたし、芸術作品に興味が薄れた事もあってか写真展全般に言える事ですがほとんど展示会場に足を運ぶ機会が合わせて無くなったように思います。当然今回のIPAの写真展でも言える事で、興味はそそられて入るものの観に行くまでにならないのが今の心境です。

それでも行けば行ったなりに関係各位とは久々に顔をあわせる機会になり、それが目的でも特段構わない訳ですが、やはり向こうにも都合というものがあるのである程度でスルーされかねません。私ごときに貴重な時間を費やす理由もないのでむしろお邪魔かも知れないと思うと、その点も含めて足が遠のくといった具合でしょうか。

とにかく写真は面白いと思いますので是非一度、お時間が許せるのであれば写真の勉強がてらお出かけになっては如何かと思い、今回ご報告させていただきました。

1511_IPA

画像クリックで茨城写真家協会の公式サイトにリンクしますので詳細をご確認ください。


しかし何でしょうね。私自身最近はもっぱら職人に徹しているといいますかこと芸術作品の制作や鑑賞については殆ど関心が向かなくなってしまっています。確かに一旦関われば作品の制作費用や長期にも及ぶ制作時間、所場代、パンフ制作費、関係者との関わりにそれ相当のエネルギーを注がざるを得ず、その間のストックフォト制作は中断を余儀なくされます。

それでも生活に不自由なくある程度の時間が過ごせる裕福な方々であればそれも一つの息抜きであり、次期インスピレーションの源とも成り得るのでしょうが、私などは毎日が切羽詰まった生活状況もさることながら、ある意味展示会そのものが滑稽に見えているのもまた事実です。

まず会場に入ると決まって変な重々しさが漂いますし、見張られている中で署名をし、おずおずと、いや足早に壁沿いに作品とやらを眺め回る。はっきり言ってよくわからないまま漠然と眺めつつ隣の作品へと視線をずらしてはさらにその先へ進んでいく行為を終えるとそこが出口という訳です。

会場担当者から「どうでしたか?」と聞かれ「素晴らしいですね。特にあの作品は感動しました。私もあのような写真が撮れればいいのですが、そこまでの腕はありません。」と返せば「いやいや大丈夫、撮れますよ。ハハハハ。」てなところです。

展示する側はいわゆる自己満足と他者への自慢であり、鑑賞者側はその方々への尊敬と気遣い。一度でもそんな風に捉えてしまうと何か疎ましく感じてしまう自分が居ます。フェイスブック上でもしかり、高価なレンズや撮影機材を見せつけ幸せそうな表情を浮かべる自らを登場させるなど、似たようなその人なりの心理が伺えます。

それを見る側(あくまで私の場合)はあまり気分のいいものではありません。「貧乏人は引っ込んでろ!」「偏見だし思い過ごしだよ。」「ただ羨ましいだけでしょう。」「こいつは変わりもんさ。」と断罪されても仕方ありませんが、ことごとく起こる犯罪や事故災害の不幸の裏側で、つくづくこの国は平和だという事だけは言えます。

ただ、私自身もかつては同様に芸術とやらを真面目にやっていた時期がありましたので、肯定派の気持ちは十分解っているつもりです。なのでもしも私が何かそういった形で作品を発表する機会が今後あった場合、その辺をどう自分の中で消化しえるか、他者から真に好感が得られそれが何らかの役に立つものか、納得のいく答えを見いだせたなら殊の外もっと自由になれるのでしょうね。

人生とは、死ぬまでの暇つぶしである。って、誰かに聞いたな。

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写真家・CGクリエーター:石関ハジメ


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