携帯電話の利用料って

sumaho

今や猫も杓子もスマートフォンというご時世にあって、一度も見かけない日はまずありません。うちの娘も晴れて今年高校を卒業して今は専門学校に通っておりますが、彼女が日頃から持って歩くのが皆さんお馴染みのiPhoneなのですが、未だバイト探しに翻弄中であり100%親がかりの生活の中、当然ながら携帯電話(スマホ)の使用量は全額親まかせです。毎月の利用料金をチェックする事もなく飄々とパケットの大半を使い切っている始末なのです。

私たちといえば夫婦共々未だに二つ折りの携帯電話(ガラケー)をドコモでかれこれ5年以上も使い続けており、もっぱら家族間の通話と単発なメール送受信で済んでいるので正直スマホに変える必要がない状況です。特に私など現在のストックフォト稼業では殆どに於いて第三者が絡まず単独で仕事が進められる関係で、たまの知人からの電話もしくはメールを読む程度から月々の支払いが何と¥1000前後の今や究極の低出費で十分事足りています。

奥さんはそれでもこまごま使っているようで、月¥2000〜3000ほどにはなっているようですが、そんな訳で我が家は娘を除いて携帯端末に関して言えば電話会社に貢献しない残念な顧客なんでしょう。さて当の娘ですが、月のスマホのパケット容量は確か7か8GBだったでしょうか、観察していると毎日のようにスマホゲームにはまっているようで、気になるアイドル系のサイトとLINEの友達チェックが大半を占め、こちらからすればもっと為になる利用法はないものか全くもって頭が痛いところです。

そんなどうでもいい通信料になんだかんだで¥10000強を毎月請求されているのがどうも腑に落ちず、思わず書きたくなった次第です。その額は勿論私のPCにも繋がっている光通信料とプロバイダー代を合わせた合計金額な訳ですが、別途ガラケー代諸々が加算されて月額¥15000ほどを支払っている計算です。

皆さんはこの数字を見て「全然安いじゃん」とお思いの方は結構いると考えますが、それって本当に安いのでしょうか?私が思うに、世間は相当以前から携帯電話の料金の性質がよく分からぬままここまで利用し続けて来たという印象を持っています。

まだ携帯電話がない時代には当たり前のように電話ボックスが街中何処にでもありましたし、市内なら3分10円で電話が掛けられた時代が永くありました。途中デジタルの普及もあってポケベルも流行りましたがその役割は一挙に今の携帯電話に移り今日に至っています。かれこれ20数年経ち携帯電話の普及当初から比べればその利用料金は格段に下がったと言えるのですが、実体として本当に安くなったのでしょうか?

電話ボックスなら市内通話3分10円であるにも関わらず、ポケットに入れて持ち歩く携帯端末になると諸々最低でも月額¥4000以上掛かってしまいます。私のようにほとんど電話(通信全般)を利用しないものにとっては単なるぼったくりにしか映らないというのが実感です。

利益に直結するアイテムでもあるので仕事で利用している場合ならともかく、まだいっぱしに稼ぎも出来ない若者、特にうちの娘のように無職の身でありながら高額請求されるスマホの利用が活況を呈している世の中、いや売る側の姿勢に怒りさえ覚えるのです。新機種が出るたびに様々なサービスを展開しては、表向き安くなったかのように見せかけて更なるオプション料金が搾取されている事に、皆さんはもっと気づくべきかも知れません。

単なるケチなおっさんの戯言とむしろ非難される方が大半かとは思いますが、今のご自身の利用料金を客観的に改めて見た時、本当に心底そう非難できるでしょうか。自身の将来において殆ど意味をなさない通信料がまるで煙のように毎月消えていく事に疑問はないのか、今一度チェックする必要はあると思います。

中には毎月一人で¥50000〜¥60000ほども消費している話も良く聞きます。そういう利用者にとっては家族で分け合えて全部で月額¥30000はとっても安く感じるでしょうが、そこらがまさに数字のトリックと言えます。

私の考える電話代、それはまず基本料なしであり従量制にせよ通話料は極力電話ボックス並みに引き下げる事。メールやネット閲覧などデータ使用料はむしろ一般の光契約に1本化して別途プロバイダー料金以外は取らない、というぐらいが理想です。

一部を除いて現在これだけインフラが整備されている現状ですから、電話会社の料金体系の思い切った早急な見直しを是非進めて頂きたい。

でも、きっと鼻で笑っているな。

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