都心部の桜もそろそろ終わろうとしている時期のようですが、それでもこの桜前線はまだまだ北上し続けます。昨日の関東一円はあいにくの雨日の地域が多いとはいえ、そこ彼処で舞う桜吹雪は無機質な路面をむしろ鮮やかに演出してもくれ、そんな春のひとときに多くの方が心を癒されているのではないでしょうか。人出を見込んでお花見に乗じる商売人からすればそこはスカっと晴れて暖かいにこした事はありませんが、そんな方達は桜前線と共により美味しい場所へと移動してはしっかり稼いでいるに違いありません。もしかして北海道北端まで行っちゃってたりして。
ところで、皆さんも焼肉って好きだと思うのですが、結構近所の店まで足を伸ばして家族や友人、上司同僚など事あるごとにワイワイガヤガヤと焼肉パーティーに興じていると思います。上司の奢りや皆んなで割り勘、彼女の分も出すなど支払い方は色々ですが、しかし焼き肉って一食分としては結構割高感があると思いませんか?
高級肉専門店のように目が飛び出るほどお高い場所もあればランチタイム時に行くと1000円前後で十分満足出来るセットメニューが頂けるところもあり、人それぞれ行きつけのお店はあるのでしょうが、でもやっぱり焼肉店での出費は大きいというのが私の率直な感想です。
「されば家で焼肉をすればいいではないか。」いう事になる訳ですが、家電量販店やホームセンターには適当なサイズの焼肉用プレート機がそれなりの価格で売られている事は知っていても、家族皆んなで夕食に焼肉をしようとまでは希望しない場合があります。こちらが「今夜は焼肉にしようか」と提案しても家族の誰かが反対すればそれでおしまいになる事は日常茶飯事です。つまりいつまで経っても焼肉に在り付けない訳です。
お店の陳列棚に並んでいる焼肉プレート機も家族4〜6人用クラスの比較的大柄な製品ばかりが目立ち、食卓の隅にちょこんと置けるお一人様用のコンパクトな奴にはなかなかお目にかかれないというのが現状です。家族の同意を取り付けるべく普段から「焼肉いつやろうか。」などとそれとなく訴えてはいるのですが、元々うちの家族はそれほど焼肉に執着心が無いので外方を向かれる日々が続いていました。
「こうなったらなんとしても1人焼肉をやってやる!」と心に誓い、それではとばかりにネット通販という奥の手を使う事に。なんと言ってもアマゾンですよ。理想の出物を遂に発見しました。以下の画像をご覧ください。

山善(YAMAZEN)から販売されているパーソナルクッカーSHW−600G(SB)です。26センチ枠の超コンパクト設計に加え耐熱性ガラス蓋もセットになっているので煮物、餃子等の焼き物にも対応してくれます。勿論焼肉に最適化されている訳で、専用プレートとそれ以外の調理に最適な深底プレートの2つを使い分け出来る万能な優れものなのです。
お値段と言いますとこれが破格で¥3092(税込み)通常送料無料だった事も驚きでした。何しろメーカーさんの利益率まで心配してしまうほどの超お買い得商品なのです。先ほど改めて購入履歴をチェックしてみましたら、¥3118(税込み)通常送料無料とあり、やや変動はしていましたが、それでもお値打ち品には変わりありません。是非ご興味がありましたら試しに購入しては如何でしょうか。

まだ一度使っただけですが、すこぶるいい感じです。600Wという事で火力(電圧)が印象として物足りない数値ではありますが、いやいやどうしてしっかり焼いてくれました。一緒に野菜も細めに切って同時焼きしたのですが、肉より多少時間は掛かるもののこちらも十分許容範囲内で、正直満足度120%と評価しています。
煙が出難いとも書かれており実際に焼いてみると、濃い煙は生肉の投入直後だけで気になるほど出ていませんでした。いわゆるお部屋にも優しいってことですね。一般に売られている大型機同様にダイヤル調整器具を別途差し込むタイプなので火力(電圧)をその時々で微調整出来るのも有り難いところです。目盛りには確か80〜210℃と書かれてあったようなのですが、私の時は殆ど最大にしていたかも知れません。
何しろ一人焼肉は最高です。自宅に居ながらビールを片手に気軽に焼肉が楽しめるのですから時代は変わったな〜と改めて思います。TVのパラエティー番組を観ている中でここ最近良く登場するのが『お一人様云々製品』です。今日のグローバル社会に於ける急速な技術の進歩と国際流通が齎すより低価格品によるパーソナル化が増々促進されていくという証なのかも知れませんが、とにかく低予算で1人で色々出来るというのは有り難い限りです。
ビールもう一杯!プハー。
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