広告素材のバロメーター!デジ画の日々 著作物=絶滅危惧種

著作物=絶滅危惧種

今朝ヤフートピックスにスクエニ社による他の著作物不正利用(著作権侵害の恐れ)についてのコメント欄を観ました。前回このブログで書いた私の案件に合致している事から改めて著作物について考えてみたいと思います。

上記に関するコメント解説者によれば著作物の権利の所在が増々曖昧になってきている要因の一つに「なあなあ」という言葉がありました。確かに日本人をはじめ著作権ビジネスに疎い国民性の国はまだまだ沢山あります。

皆さんご存知の通り取り分け中国や韓国を中心とした隣国での著作権侵害は多く見受けられる訳ですが、欧米のように早くから自らの権利を強く主張してそれを武器に使用許諾を結んでおけば例え訴訟になっても問題ないでしょうし、加害者側も裁判沙汰だけは避けたいと考えるのが普通です。

私が考えるにそれとは別にもっと深刻な問題が二つ思い当たりました。ひとつはアマチュア(一般人)と著作物との間の垣根が取り払われつつあるという事。もうひとつはデジタル技術の進歩です。

垣根について言えば、相当前になりますが日テレで以前放送されていた電波少年に出演していた物まねタレントの松村邦彦さんが、当コーナーの中で真夜中に半グレのようなグループに接触する突撃企画で危うくリンチされそうになるといった危険極まりない場面がありました。

その後局内でも問題視したのか突撃コーナーは縮小されたようですが、このようにある種の有名人が一般人と絡むというドキュメント企画は当時珍しかった事もありおもしろおかしく見ていた記憶があります。

あの時代の人気タレント(歌手や俳優)の多くは半ばホテルや事務所に隔離状態で世間と遊離させられていたと聞きますし、それが当人たちをより際立たせた高付加価値で特別なものとして捉えられていたのだと思います。

しかし最近では秋葉原を拠点とするメイド萌えブームが起こりそれ以前のおニャン子クラブやモー娘。を凌ぐほどの勢力を持ったAKB48集団が一斉風靡し始めるとファンとの距離が極端に短くなりました。先日の岩手県内会場での握手会では無差別に斬りつける障害事件が発生しその後異常なまでの警備体制が引かれるようになったのも記憶に新しいところです。

垣根を甘くするというビジネスモデルは実は非常に危険な行為という証しです。

一件ストックフォトとかけ離れたお話のようですが、ストックフォトビジネスは今やプロとアマチュアが気兼ねなく参加出来る、言わば垣根が非常に低い業界になった事から外国企業も加わって必然的に安値競争に陥ってしまいました。

そしてその垣根の低さを短時間で確立させてしまった主因がまさに日々進化するデジタル革命なのです。販売代理店はネットを介して世界中の制作者からタダで容易に高画質の画像データを思う存分入手出来るようになり、販売手法もネットオンリーでモロ楽ちんになりました。

同時発生的に登場したロイヤリティフリー画像は一度購入してしまえば特別な案件を除いて購入画像を何度でも自由に再利用可能とあって、特にセキュリティの甘い業者や個人ユーザーから同データの流出が続発する羽目となります。利用する側の著作物への意識が追いついていないのが現状だと考えます。

このままいくと孰れはストックフォトビジネスそのものが成り立たなくなってしまい崩壊してしまうかも知れません。著作物を生み出す者とそれを購入する側(一般人)との距離と垣根についていよいよ真剣に考える時期が来ているように感じるのですが、さて皆さんはどうお考えになりますか?

片方の都合だけで考えるならば、血を血で洗うイスラエルガザ紛争や混迷のウクライナ情勢、身勝手な自称「イスラム国」の過激思想、中国の脅しによる一方的な海洋進出と同じす。在るのは永遠に続く無惨な殺戮だけで平穏な世界秩序の未来に得るものは何ひとつありません。

次代の利益にも貢献しうる価値ある著作物(ここでは広告素材)の権利の見地を養い損得の枠を超えて絶滅から守っていきましょう。


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プロフィール

デジ画職人のいっつぁん

Author:デジ画職人のいっつぁん
フリーの3DCGイラストレーター兼プロ写真家です。今のところ殆ど無名ですが、家族共々どうにか食っていけてます。仕事は主にストックフォトで2009年より動画素材も手掛けてまさに三足のワラジと言ったところです。

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