より深刻度を増す我が人類の運命は如何に③ 揺らめきギャラリー『みなも』正式公開!

揺らめきギャラリー・みなも 正式公開


来た〜!揺らめき第5章>
数えて一昨年の秋から撮影をスタートしました所謂『揺らめき』シリーズですが、今回がその最終章の第5弾となります。紅葉、梅、桜、新緑、そして『みなも』と続けざまに手持ちムービーという同手法を懲りもせず繰り返してきました。うまい落とし所があったかはさておきまして兎に角はあっという間に駆け抜けた総じて丸一年半、一応の達成感が心地いいです。

総クリップ数:144点 フルHD1920*1080ピクセル スローモーション

これまでの全体を通じて言えることは『スロー表現』に徹したところです。手持ちとなれば画面にどうしても要らぬガタつきがつきものですが、それをスローモーションに変換することである程度揺れが穏やかに抑えられ、一種落ち着いたアナログ感と共にノスタルジックな印象さえ漂ってきます。また逆光で起こるハローの眩(まばゆ)さはその緩やかな動きからどこか各クリップごと物語性すら伺わせ、洒落たBGMを加えるならよりその場のニュアンス乗じて見る者を別世界へと誘(いざな)うかのようです。

揺らぎといえばやはり『みなも』は外せません。水面の動きは千差万別であり同じ動きは一つと無く常に一期一会を演出してくれます。僅かな時間であってもその繰り返しをただじっと眺めているだけで何時しか心は自然とそのウェーブの狭間へと吸い込まれ、あたかも浮いているかの如く不意に無重力感覚にさえ襲われます。実に不思議ですね。

ロケはまずさざ波寄せる海から始まりその後視点は逆光眩しい湖へと向かいます。そしてまた緑に囲まれた池畔を巡ればそこに映る緑の草木に初夏の雲、時に鳥が佇みトンボが行き交う、のどかな中に生命の息吹も感じられると思います。風情漂う水辺をゆっくり移動する遠く人の姿についてはスローモーションならではの印象的な情景描写が際立ち実に清々しいです。

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力量と差別化人間力で生き抜く>
この一連の『揺らめきシリーズ全5タイトル』をさて、どのようなシチュエーションに活用されるでしょうか。まずは何と言ってもこれから訪れる『紅葉シーズン』ですが、あれからおよそ2年振りと言われればそれまでですが、しかし殆どのビジュアル素材は撮影から数年経っている場合は多く、その撮影地が思いの外変化しないのであれば別段違和感はありません。私一人とっても代理店に預け入れて仮に20年経ったそんな素材が今に至っても普通に売れている事実があり、ストックフォトという商売は新旧にあまり関係しません。必要に応じてユーザーが欲するシーンに的確に答えてナンボの世界なのです。

途中からデジタル素材化したことでアナログ劣化がなくなり常に高品質を保つものとなりました。ただ有り難い反面誰でも手軽に修正ないしは量産できることから必然と売値が下がって無論ライバルも増え極端な売上の低下を招いている現在においては多大なデメリットも少なくありません。そこの最後の砦(とりで)即ち『差別化』で乗り切ることが最良であるに越したことはないですが、同時に力量(付加価値=人間力)または可能な限り制作カテゴリー数(得意分野)を増やす以外ないと考えます。

今自分に出来ることは今後差別化できる新たな強みを発揮できる分野はあるか、ここしばらく蔓延る厄介な新型コロナウイルスの状況は当ストックフォト業界にも暗い影を落としています。今後も倒産する企業が徐々に増えると言われる中で、その生き残った少ない市場(マーケットユーザー)により多くお目にとまるための施策は重要です。ビジュアル制作者一個人として何ができるのか模索は更に過酷さを増していきます。


GDP-27.8%楽観と悲観>
先日日本の今年度4−6月期のGDPが年率計算でなんとマイナス27.8%で戦後最悪の下落幅を示しました。つまりは一年間の国民総生産の4分の1が失われたことを意味します。年収400万円が昇給どころか300万円まで下がったと同じです。ただでさえ非正規やパート社員は多く、運良く派遣切りに会わずともただでさえ毎月ギリギリでやりくりしている人にとってはその困窮度合いの高まりは避けられないでしょう。

政府の試算によると次期第2四半期(7−9月期)はそこから16%ほどは戻すとしているようですがその予想はかなり甘い気がします。依然特効薬はなくウイルスの拡散が若者からいよいよ中高年層に移り始めている訳で既に家族内感染も各地で散見されます。司令塔となる各企業のベテラン勢が軒並み罹患すれば事業そのものがうまく進まない訳なのでほどなく事業縮小なりリストラなり、また倒産廃業のリスクも合わせてそう簡単に払拭はできないでしょう。

専門家に言わせるとその景気浮揚の是非がおよそ2ヶ月後の10月とあり余談は許しません。ウイズコロナが功を奏して想像以上の回復に繋がれば別ですが、かつての金融危機(リーマンショック)とは専ら質が違うのが玉に瑕で当時経済に及ぼす負の影響は比較的小さく済みました。今の日経平均が23000円以上をつけている現状を鑑みるに多くのお金は投資に使われ言わば貯金に回っているようなもの、今後も市場に還元されることはなく如何に実態と乖離しているかがそこに読み取れます。

いくら強いとされるIT企業が潤ったとしてもそれだけで市場が全て回る訳ではありません。自身日本のピンチはまだ当分続くと見ています。となれば広告市場への影響は今後も更に凄まじさを増すでしょうしそこにぶら下がるビジュアル素材の売れる売れないはより明確になっていきます。私のようにほぼ100%代理店頼みであれば尚更でその代理店の知名度実績の優劣に関わるは必然であり、どの代理店が結果より多くのユーザーをものにし生き残ったかで勝敗は喫します。

斜に構えて先のマイナス27.8%を敢えて言い換えれば無駄な供給過多が需要(客数)を3割近く上回ったという対比でもあり逆説的な見方として同業他社を3割減らすべしの理屈になります。もしも全四半期で改善虚しく通期マイナスなら、悍(おぞ)ましいですが国内の全事業社数763万に対して倒産190万社(中小零細が内90%)全労働人口6000万に対して失業者1500万人となり最終的には最悪ここまで行き着くかと、いやはや何とも。


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