ストックフォト業界の展望を読む

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平らに成らなかった時代『平成』>
本日から10日間、いよいよ世紀の大連休がスタートしました。中には「そんなの私には関係ありません仕事三昧に明け暮れます」「アルバイトは絶好の稼ぎどき」「何処も高値設定で道は混むし暇します」「こんなに休まされたら来月キツイわ」まあその影響やら過ごし方はそれぞれだと思います。いずれにせよ振り回された挙句疲れてぐったりでは正直身体にはよくありませんよね。

個人資金だって今やデフレ基調継続で多くがピーピーしている訳で優雅な憩いを満喫できる方々はそれでもごく少数でしょうからむしろこのタイミングで大金を使ってくれる立場の人は功労者に値します。そうやって餅は餅屋で日本が支えられているという事です。そんなGW明けの新元号『令和』の仕事始めとなるマインドの高まり具合を予測するとして兎に角は私が生業とするストックフォトを取り上げない訳にはいきません。

今を振り返る『平成という時代』はまさに不景気のオンパレードでした。サラリーマンを捨て2008年の3月に晴れてストックフォト作家として独立を果たした訳ですがその同年突如あの世界の金融界を震撼させるリーマンショックが9月に勃発、しかししばらくはさほどその不利益が自身に降りかかる事もなく安易に構えていたところに今度は東日本大震災が襲いかかりました。全てはそこからです。

新作を作っては撮ってはと盛んに預けるも収益の上下振幅は激しく一向に見て向上している実感がないままそれが2016年夏を境にこれまでの平均値を大きく下回る売上金に唖然となるどころか以降3年に及びその低迷は止め処なく益々底無し沼と言わんばかりのどん底へ埋没し続けています。先日などは何処ぞのニュース記事に新たに『平均年収186万円のアンダークラス』が出現とありました。私などはもはや他人事ではない状況に陥っています。


本当にこれで良いのかストックフォト>
現状を察するストックフォトの低迷といえばそんな過去の不運を切っ掛けに盛り上がったとされる低価格帯事業者(マイクロストック)の登場に寄るところは大きいです。広告の多くが紙媒体から費用対効果と利用効率の良いウェブ主体に移り、つまり不景気でお金が無いのなら安く売ればいいという新手のビジネスモデルと言えば聞こえがいいですが、長年続いたその聖域は一気に崩壊へと導かれていきました。

さてそれではそんなプロ作家を苦しめ続ける哀れなストックフォト業界は今後どう変貌していくと思われますか?趣味程度で満足されているアマチュアの方はそれなりに居て月に数千円〜数万円のギャラで十分なのかも知れませんが、これがようよう稼げるラインになって「プロとして食っていく」と決めた時、この変動幅は憂慮に値する筈です。そこで求める事はただ一つ、低価格販売の中止と生活基盤を支えうる収益のアップ改善でしょう。

※4月29日の記事より元2ちゃんねる創設者ひろゆき氏のコラム→マイクロストック事業とどこか重なります。

今朝方、あの大塚家具お家騒動に父娘和解のニュースが流れていましたが、現大塚家具社長の久美子氏の結果ブランドの安売りとなったミドルクラスユーザー拡大策はここ4年あまり改善の兆しはなく中国企業への資産譲渡に加えお得意様の喪失と資産損失は計り知れずイメージダウンに喘ぐ崖っぷちの後が無い最悪の状況そこに一筋の光が見えてきました、それが即ち親子の絆です。周囲のそのマインドが再燃すれば奇跡のV時回復もありえるように思えます。

ストックフォト業界もまさにそうあるべきで、本来の価値を取り戻すという使命感を今一度心に誓いそのいい循環から高い基準を以って市場を回すべきが新元号『令和時代』に相応しいのではないか。ムード的には何となくですが業界様々にプラス転換する雰囲気をふつふつと感じます。自動車産業もそうですが不景気に中古がバカ売れするも短期であれ何かの作用で上向けば新車ラッシュに湧くなんてこれまで当たり前に繰り返されてきました。


諦めるな!かつてのマインドを取り戻そう>
となるとその唯一マインドの高まりから安物は時間とともに徐々に廃れていき従来型の高級路線復活も決して夢ではないはずです。確かに今の市場全体の冷え込みが即良好に向かうとは思いませんが、まず望まれるのは何と言っても中小企業の復活です。縦横の歪(いびつ)な上下関係をなくす自主的及び法的取り組みから始めるべきで、開発に幾ら、流通に幾ら、窓口に幾ら、そして幾ら残ればグループの連携として納得いくのかを今一度、業界各位共々広範に精査して欲しいところです。

一つの良い流れが起り始めれば皆は必ずその良さに目覚めます。日本復活とGDP世界第2位の復権も合わせて叶う希望も見えてくるのです。ストックフォトの収益の全ては世間広くその高なるマインドと企業の収益あって初めて向上していくものであり、底値販売路線の継続は単なる業界の延命治療でしかありません。このままだと今後予想されるリーマン級の世界経済の撃沈により事切れて即死してしまうでしょう。いや、ストックフォト業界に限らずですが。

安い外国人労働者の雇用とロボット化の急速な促進、少子高齢化による国費の枯渇、労務差別が貧富格差を生むこの国のほころびを元に戻す事をもはや不可能と断言する専門家の言う「内需は死んだ」は早計です。まずは大企業と政治が過度な実入り度外視で真っ先に動いて起爆剤となりその有益な礎を築く事しかありません。

巨額を溜め込む内部保留を人件費という積極的な投資にしっかり活用し同時に政府機関は自らの聖域(組織の既得権や癒着体質)を一旦取っ払って必要な現場が真に正直かつ迅速に動く。国の撃沈を未然に防ぎつつ転じてストックフォト収益改善とはかなり大げさに聞こえるかも知れませんが、そこは今を担う現政権を軸とする与野党の結束並びに日本を取り巻く市場経済の健全化の行く末にまさに託されていると言えます。

何方かのコラムにありましたが、「元号が変わる時決まって不幸に見舞われる」と。概ね国民の内心『自分さえ良ければ』の思考を捨て去るくらいの気構えあって『皆んな幸せ世の中バラ色』に変わっていく、そこを信じたいです。


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